26日に2回目の「かもめ」観てきました。その日は珍しく雨。
2日目に見た時より、後ろの席だったので、今回は全体をよく
見渡せました。でも、もちろん、ことちゃんが出ている場面は
全部、オペラグラスをあげてチェック!他の人が今回は
話していても、ことちゃんのそれを受け取る表情を特に注意して観てました。
怒ったり、拗ねたり、嫉妬したりとちゃんと演じ分けてました。
最初は気づかなかったのですが、2幕後半(2年後のシーン)で、髪型を
変えているそうです。トレープレフも作家としてちょっと認められて、
まともな生活を送れるようになるんですね(笑)
でも、この26日は、ことちゃんに、つらい試練が・・・。セリフが出てこなかったんです。
ソーリンのみきちぐさんとの会話のところです。「父と継母が・・・」「父と・・」と
3回繰り返し、ようやく次に繋げました。会場からも笑いがおきており、
ことちゃんも苦笑い。最後の舞台挨拶でも「舞台は生もの。怖さを知りました」
(ニュアンス的に)そういうことを言って、反省されてました。
まぁ、間違いは誰にでもあること。若いうちにいろいろ経験して、次への課題が
見つかれば良いと思います。でも「今日は足元のお悪い中・・・」ときちんと
観客に配慮した挨拶が出来てました。えらい!
そして、3回目、私のMY楽となります。30日です。この日もことちゃん、
1回セリフが詰まります。何か言いかけて、ごほんと咳払い。また言いかけて
ごほん、と。喉の調子がイマイチだったらしいです。でも他には大きなミスは
なかったですよ。
それに、3回観ましたが、出演者全員が、だんだんお芝居がこなれてきて、
作品のレベルが上がってきていたことが一番嬉しかったです。
私も見ていて、もっと退屈するかと思ったのですが、2回目・3回目は
時間の経つのが早く感じられました。チェーホフへの苦手意識も少しは
マシになった気がします。30日の舞台挨拶では、ことちゃんは「原作を
読み直して、また見てみてください」と言うようなことを言ってました。
私もこれを機に、ロシア文学に挑戦してみようかな、と思います。
シェークスピアとかは全然平気なんですけどね。ロシア文学の独特のあの
世界観に浸れるようになるまでは時間がかかると言うことがわかりました。
最後に今回、初めてお会いしてお話に付き合ってくださった方へ。
26日は、千葉から来られている優子さんと観劇前にランチで
楽しくおしゃべり。お土産までもらい、ありがとうございました。
30日は、観劇前にKさんと。宝塚在住という何ともうらやましい
環境に住んでおられます。東京への遠征もバリバリ行っておられ、すごいです。
世代も一緒でお話していて楽しかったです。そして、観劇後とお茶会のときは、
神奈川から来られているSさん。かわいいお嬢さんでした。気配りのできる
素敵な方でした。こうして、今回、初めてmixiのマイミクさんといろいろ
お会いできたのですが、ことちゃんを通じて、輪が広がっていくのは嬉しいですね。
皆さん、感じの良い方ばかりで、良かったです。
その他、お茶会でのテーブルが一緒だった、お2人の方(1人は神戸から、もう1人は
横浜から)で、私と同じ一人参加だったので、いろいろお話できました。
「ことちゃん」と言う、共通した趣味?があるので、どんなに話しても話は尽きません。
今回、お会いした皆さん、本当にありがとうございました。