喜寿から始まる

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ちっとも役に立たないことばかりする・昨日の続き

2018年12月08日 | 日記

昨日のアメリカのFOIAに関する命令など実生活にはちっとも役に立たないこと。
本当はやらなきゃいけないことがほかに沢山ある。逃げているのかもしれない。

でも少々書いてみよう。
一つのつまらないことからいくつものことがわかることがある。
ランダムに思いつくまま。
日本じゃ訴訟の過程の細かな手続的事項につては、その都度こういう命令書という形で残さない。
あるいは残しても結論だけを調書にするだけ。
アメリカでは、経過、論点、理由付け、結論と簡潔ではあっても、全要件は整っている。
理由付けのところ、何故はしっかりと書く。
日本の場合は、理由はよく分からない、結論だけのことが多い。
結論から分かるでしょ、という感じである。
この命令、3点について、双方が会って(meet)話し合って(confer)
ディスカバリーの計画(plan)を作成して10日以内に提出するように、
できれば双方の合意文書がいいが、出来なければそれぞれのものを提出するようにと、
ここまで細かく書いてある。ちょっと驚きである。

次に、裁判所を騙そうとしたとして立腹している。実際にそう書いてある(hoodwink)。
またヒラリーの私用サーバー絡みの裁判はいくつもあった。
情報ごとに情報公開を求めるからである。
これはリビア・ベンガジのアメリカ領事館襲撃に関するもの。

この事件ではアメリカの領事が死亡した。そして襲撃の真相は隠されている。
オバマはならず者による突発的なもので予測できなかったとしている。一応これが公式見解。
しかし実際はテロによるもので、襲撃を防止することができたと思われている。
防止できなかったのはヒラリー率いる国務省の怠慢。公然の秘密というもの。

ヒラリーは私用サーバーから娘のチェルシーに送ったメールでテロと認めているのだ
。しかもチェルシーの仮名ダイアン・レイノルド宛てだ。
母娘のやり取りで仮名を使っていたのだ!見方によっては芝居がかっている。
判事は余程の怒りなのだと思う。
短い、アメリカの標準で、といっても10頁の命令書にわざわざ書いてある。
発覚当時はお笑いの恰好の話題だったが。

更には、命令書の最初は、オバマ大統領が就任後初日に決めたFOIA遵守の基準に関する書面が
全文引用されていることだ。
開かれた政府・新しい時代が高らかに宣言されている。
公開が優先、openness prevails. とある。Jan.21,2009

判事の怒りのほどが分かる。
いうこととしていることが全く逆だからだ。

個人的に、これだけではないのだが、説得力ある書面を書くには、大きな枠組はあっても、
理論構成、発展の仕方、取り上げる題材等は柔軟性があっていいと考えるようになったことだ。

他にもあるが今日はこの程度にしておく。

することがあるのに!