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世界のトップは忙しい、グローバル化の深化?

2018年11月30日 | 日記

G20がアルゼンチンで始まった。
世界の主要国のメンバーの顔が見られる。
つい20日前には、パリに多くの首脳が集まった。
国連総会もあった。
その他、地域やテーマごとに首脳たちが顔合わせをしている。

法律でもそうだが、新しい法律ができるということは、実際は枠組みが
出来るだけ、総論中心で、実際はやってみなければわからないのである。
時の経過とともにいろんな事例が集積し、きめ細やかな対応になる。
また、予想外のことがおこると、制度改正となる。
こうして、実態に沿った運用が行われるようになる。

グローバル化も同じと思う。
各国の首脳が重層的に何回も集まり協議することで、各国の細かな違いが
分かってくる。
国家の代表である以上、基本は自国ファーストのはずである。
抽象的な綺麗ごとでは済むはずがない。
とはいっても、自国の権利や要求だけでは、衝突ばかりになってしまう。
どこかで折り合いをつける必要がある。
そういう繰り返しで、実態にあった関係、協力体制が徐々に出来上がるのである。

トランプのアメリカファーストからいろんな国で〇〇ファーストの動きが
でてきている。
これは進化の過程なのである。
具体的になればなるほど、きれいごと、一つのルールで規律するのは
難しくなる。

でも現実の世界とはそういうものである。

だから政治はおもしろい。つまり人間はおもしろいということだ。

各国の指導者たちには大いに頑張ってほしい。
複雑な利害が絡んでいるので、重要なのは交渉能力である。
見ている方は、そこが面白いところである。
(日本人は交渉ベタという。確かにそう思う。場数を踏んで、
交渉上手といかなくても、交渉はできると言われる程度にはなってほしいものである。)