JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

ブロバス日記/『Slumdog Millionaire』

2010-07-29 07:49:47 | TVや映画のはなし
先週末、今年のハリケーンシーズンで2個目のTropical Storm「Bonnie」が、
ガチンコでマイアミに上陸した。

ローカルニュースではほぼずっとBonnieの動向を見守る番組を流していたし、
夫の会社や領事館からも「上陸に際しての注意」みたいなメールも届いてたし、
とうとうきたかっ!これはかなりヤバそうだっ!と気を引き締めていたのに・・・。

Bonnieったら、ぜんぜん大したことないまま、あっというまにマイアミを抜けて西へ。

相当な拍子抜けです。

いや、大きな被害が出なくてホントによかったんだけど、あまりにもショボかったもんで。

去年買っておいた停電用のランタンをクローゼットから引っ張り出して
「いよいよコイツのお出ましだぜっ!」
と気合を入れていた自分が少し恥ずかしい。

とはいえ、ハリケーンシーズンはまだあと数ヶ月続くのだ。
今年も何事もありませんように・・・。


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『Slumdog Millionaire』(2008年)


またしてもアカデミー賞受賞作である。

というか、ブロバスサイトで「次に観たい映画リスト」みたいなやつを作るにあたり、
じっくり考えるのが面倒だったため、とりあえず「Award Winning Movies」カテゴリーの
中から一気に登録したわけで、こんなのばっか届くのもそりゃ当然なのである。

説明するまでもないが、その年のアカデミー賞で作品賞を含め、最多8部門を受賞した
超がつくほどの話題作。
なんでまだ観てなかったんだろう、私。。。

で、「インドのスラム出身の貧しい青年が主人公」ということと「クイズ$ミリオネアが
からんでくるらしい」ということ以外、ほとんど何も知らずに観たわけですが。

すんごく面白かった!

なるほど、そうくるか!というストーリー展開もさることながら、主人公ジャマールたち
の過酷な幼少時代の描写には衝撃を受けっぱなし。
ムンバイのスラムったらもう、とんでもなくひどい環境なんだけど、そこで生まれ育った
子供たちのなんと瞳のキレイなことよ!
彼らのものすごいサバイバル方法にも感動します。

そして、ほんとに世界中で放映されてるんだね、『クイズ$ミリオネア』。

アメリカ版の『Who Wants to Be a Millionaire?』を初めて見た時には、司会をしてた
リージスがあまりにも日本版のみのもんたに似ていて、例の「ファイナルアンサー?」
のタメも同じだったので、かなりおかしかった覚えがある。

インド版(ていうかこの映画)の司会者も、なんとなく似たようなカンジのおじさんだ。
リージス&みのにも共通しているが、彼も「ものすごく腹黒そう」な雰囲気プンプンで
実際、純真なジャマールによからぬ企みをしかけたりする。

ふと気づくと、自分も一緒になって「頑張れ、ジャマール!」という気分になっていた
のは、あの「インド版みのもんた」の存在あってこそだと思う。


イギリス映画でありつつ、あのとってもハッピーなエンディングといい、最後にみんなで
何の脈絡もなく踊ってしまうところといい、限りなくインド映画テイスト。

やっぱ最後はみんなで踊らなきゃね!

いやー、よかったよかった!


ブロバス日記/『Up in the Air』

2010-07-21 12:31:00 | TVや映画のはなし
いやー、久々にきたね、『うぬぼれ刑事』。

“クドカン×長瀬の新ドラマ”と聞いて、無条件に「今期イチオシ!」と待ちに待っていた
だけに、喜びもひとしおです。
常連の森下愛子もちゃんと2話目から登場し(しかも筆談ママって!)、嬉しいかぎり。
これで<うぬぼれ5>に岡田クンがいれば完璧なのだが、まあ無理は言うまい。

いくつになっても、クドカンドラマのあの猛烈なくだらなさを愛している私であるが、
彼のドラマ特有の<しょーもない会話の高速キャッチボール>に最近耳がついていかなく
なったような・・・。

「え?コイツ今なんて言ったっ?」
と巻き戻し再生してばかりいる私。

あれ、ていうか、ディスク全盛時代の昨今でも「巻き戻し」って言うんだっけ?

巻き戻し・・・・・・・他の言い方がわかりません。


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『Up in the Air』(2009年)


私だって、くだらないドラマばっか見てるわけじゃないのだ。
大人のエスプリの利いたお洒落な映画だって、たまには見るのだ。

エスプリの意味はよく知らんけど。


ジョージ・クルーニーを久々に見て、Blu-Rayのクリアな画質で見る彼の老けっぷりに
若干引いたが、それでも<少年の心を持つお茶目な中年>役はまだまだイケるようだ。
あともう少し頑張ってから、その後はショーン・コネリーが辿っている「顔の濃い魅力的
な中年→顔の濃い魅力的な老人」への道を、心おきなく突き進んで欲しい。

この映画、『マイレージ、マイライフ』なんていう、どっかの航空会社のキャッチコピーと
しか思えない邦題がついただけあって、ざっくり言うと、マイレージ命の中年男を取り巻く
話である。

American AirlinesとHiltonグループが、がっつりタイアップしているので、映画自体が
まるでジョージ主演の豪華なFFP推進CMのようでもある。
「ステイタスが違うとこんなに扱いが違うわけね~・・・」と自らのマイラー平民っぷりを
思い知る映画、とも言えますが。

世間では<人間ドラマの傑作>と賞賛もされ、アカデミー賞にもノミネートされてたけど
正直ストーリー的には「ふーん」というカンジでした。
まあまあ面白かったけどね。


私の感想としては、

・ジョージがえらく老けてビックリ。

・ナタリー役の女優を「どっかで見たことある」と思いつつ最後まで見て、終わってから
 「あ!ベラ(Twilight)の友達じゃん!」と気づいた。まるで別人でビックリ。

・慣れ親しんでいるマイアミ空港とHiltonマイアミが出てきて、映画で見ると実際よりも
 だいぶ素敵なところに見えてビックリ。

まあ、そんな映画でした。

なんならAAの機内で観たかったかもしれません。

ブロバス日記/『District 9』

2010-07-12 21:52:34 | TVや映画のはなし
そうそう、Keysへの旅で予想してなかっただけに嬉しかったのが、野生動物との遭遇。

ボートツアーでイルカとウミガメを発見したことは書いたが、実はその後、Seven Mile
Bridgeのあたりでも、橋げたの辺りに一瞬プカっと浮かんできたウミガメを見た。

帰りにはほぼ同じ場所でマナティが漂っているのを見たし、あのへんはかなり色々出没
するスポットなのかもしれない。

Lower Keysには、<世界中でもKeysにしか生息していない鹿=Key Deer>の保護区がある。
そのせいで、いたるところに「鹿の飛び出し注意」のサインが立っているのだが、相手は
数百頭しか生息していないという絶滅危惧種だ。

(とか言っちゃっても、そうそう出てくることないんでしょ~?)

と高をくくっていた私らの前に、驚くべきことに今回2度もKey Deerが姿を現したのだ。

「わーーーーっ!!ほんとにいたーーーーっっっ!!」

とアセりまくった私たちは、またしてもシャッターチャンスを逃し、大変珍しい鹿ちゃんは
林の中に静かに消えていった。

思えば、イルカもウミガメもマナティも鹿も、ことごとく撮影に失敗している私たち。

100万年修行しても『earth』の撮影隊には入れてもらえないであろう。


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『District 9』(2009年)


以前TVで予告編を見た時から気にはなっていたのだが、その時の映像の印象が
『Independence Day』 + 『Starship Troopers』 ÷2
といったカンジだったので、まあまあお金のかかったB級エイリアン映画なんだろうと
思っていた。

その後、アカデミー賞でなんと作品賞にノミネートされたことを知り、
(え?あれが?どういうこと???)
と私の興味は一気に跳ね上がり、実はDVD化されるのを楽しみにしていたのだ。


うーん・・・ひと言で言えば「けったいな映画を観ちゃったなー」という感想です。

なんだろうなー・・・どうしても他にぴったりな言葉が見つからないんだよなあ・・・。

じゃあ面白くなかったのか?と聞かれれば、いや断然面白かった!と答えるんだけど。


アイデアとか撮影手法は超斬新だし、舞台が南アフリカ共和国のヨハネスブルグで、
出演者もほぼ全員が南ア出身の無名俳優というのもいい。

20年前、不慮の事故で地球に辿り着いたものの、マザーシップに帰れなくなってしまった
エイリアンたち。
難民である彼らが、その姿ゆえに「Prawn(エビ野郎、みたいなカンジ?)」と呼ばれて
差別され、不潔な難民キャンプに押し込まれて暮らしているという設定が素晴らしく、
しかもそれが南アだなんて、「よくぞ思いつきましたね、監督!」と言いたい。

ただ、個人的には映像がね、ちょっとグロすぎたかなー、いろいろと。

主人公のヴィカスが陥る災難もなんかもうひどすぎて、特に彼がよく知っているハリウッド
スターとかじゃないだけに、やけにリアルに感じるのだ。
見てるほうまで超ブルーになるというか・・・。
まあ、それだけ彼の演技が真に迫っていたというべきなんだろうけど。

そんな中、エイリアンの造形は、微妙な気持ち悪さ加減が大変いいです(笑)。
今風に言うなら「キモかわいい」ってやつ?


ただし、この映画を鑑賞後にエビ料理は選ばないほうがいいでしょう。

つーか、しばらくは色々思い出しちゃって何も食べたくないとは思いますが。


ちなみに、この映画のプロデューサーのピーター・ジャクソン。
ソフトの特典映像でインタビューを見たんだけど、その激ヤセっぷりに私ゃ腰が抜けた。
あの人『The Lord of the Rings』の頃に比べて、30キロ以上痩せたらしい。
一瞬、ぜんぜん別人かと思ったよ・・・。

あまりにもビックリしたので、ここに写真を公開させてください。



先生っ! 次作は痩身ドキュメンタリー映画をぜひっ!

Key Westでまったりな休日(2)

2010-07-08 05:55:07 | 旅のはなし
さて、夕方早くにKey Westに着いた私たちは、早速ホテルにチェックイン。

今回はon the beachのリゾートを奮発したので、窓からの眺めもなかなかのもんである。


マイアミに住んでるくせにビーチから離れた街中に住んでる我が家としては、部屋から
海が見えるだけで十分ホリデーな気分になれるのだ。

やっぱ、島に来たからには海が見えないとねえ~♪

が、いつもながら冷静な夫は
「ふーん、partial ocean viewって、ほんと見事にパーシャルなんだね」
とか言い放ち、早速TVをつけている。

こんなリゾートにやって来て、いきなりTVかいっ!!
と、普段ならキツい一瞥をくれてやるところだが、この週末はちょうどW杯クォーター
ファイナルの真っ最中。
仕方ない、許してつかわそう。

ていうか、なんかヒドいことになってますね、ウルグアイvsガーナ。

とりあえず、PK戦まで見届けてから、リゾート内の散策をしつつ「猫の額」ほどの広さの
プライベートビーチを歩いたりしてみる。

せ、狭い・・・けど、まあいいか。


今晩のディナーは友人から教えてもらった『Seven Fish』というレストランへ。

ここで食べたスナッパーのタイカレー風ディッシュが、激ウマでびっくり!!
味つけといい、野菜やごはんとのバランスといい、ほんと絶妙。



わりに小食な私が「もう一皿食べてえ・・・」と思ったくらいである。
そうとうなもんだ。

去年の同じ時期にも同じように旅先でスナッパー料理を食べて美味さに感動した私。
もうこれからは「誕生日はスナッパー」で決まりだろうか。

デザートにKey Lime Cheesecakeまで食べ、ありえないほど満腹になってしまったので、
腹ごなしにKey Westのダウンタウンをそぞろ歩くことにする。
遅くなっても賑わっている夜のKey Westは、ただ歩いているだけでも相当楽しいのだ。

買うつもりもないのにブティックを冷やかしたり、
ゲイバーの呼び込みの姉さんたちの見事なまでのdrag queenっぷりを観察したり、
『Sloppy Joe's』にもぐりこんで記念にコースターを失敬してきたり(←え?)、
気がつけば、Key Westの目抜き通りであるDuval Streetを端から端まで歩いてしまった。
そりゃ疲れるわけだよ。


(かのヘミングウェイが愛したバーとして有名な店。賑わいまくってます)


次の日は、また気持ちよく晴れて暑い1日。

「今日はとにかくビーチでのんびりしよう」と決めて、朝食後にすぐさまビーチへ行き、
べスポジを確保する。

あとはひたすら読書→飽きたら寝る→起きたら読書→飽きたらシュノーケリングという
グータラな1日であった。
ビーチで寝そべりながら飲むカクテルは格別なのだ。
ちょっとしたセレブ気分である。
たまにはいいっしょ。

ちなみに、この日の夕食はリゾート内のステーキハウスに行ったのだが、すべてが
so-soで特筆すべき料理はなかった。
ただ、担当のウェイター(ラッセル・クロウ似)が異様なほど慇懃無礼で、うちらが何を
言っても「Excellent!」とそのチョイスを大げさに褒めるので、あまりにもおかしくって
こっそり「エクセレントさん」と名づけた。

最後、「デザート要らないって言ったら、エクセレントさん何て言うかなあ」と密かに
楽しみにしていたら、さすがに「要りません」と言うと悲しそうな顔をしたものの、その後
「もうお腹いっぱいで」と付け足すと、すかさず満面の笑みで「Excellent!」と言われて
しまった。

エクセレントさん、あなたには完敗です。


さてさて、翌日はホテルをチェックアウトした後、名残惜しんで少しだけ観光。


アメリカ本土の最南端ポイントにたつ「Southernmost Point」の記念碑(?)。
観光客が写真を撮ろうと列をなすが、なんか皆さん必死で、やや殺気立ってます(怖)


私が日々お世話になっているUS1(国道1号線)の始点&終点はKey Westにあるのだ。
US1 Northは、ここから始まり3800kmも先のカナダ国境まで続く。
「でっかいどう北海道」(古っ)なんて目じゃないよ。


帰りもこのUS1をテクテク走り、途中休憩をはさみながらマイアミを目指す。
夫がゾンビじゃなかったんで、帰りは運転もおまかせでね。


あー、のんびりしたぜ。

いい年こいて、かなりな日焼けをこさえてしまったが、まあ楽しかったからよし(?)。

Key Westでまったりな休日(1)

2010-07-06 10:38:20 | 旅のはなし
今年のJuly 4th(Independence Day)weekendは夫の会社が4連休。

そりゃーどっか行かねば!とばかりに、2泊3日でKey Westへ行ってきました。

ついこの前Mexico行ったばかりでまた旅行だ。
日本の友人からは「お前は兼高かおるかっ!」という強いツッコミメールが届いたが
確かに返す言葉もない。
でも今回は近場だし、私の○○回目の誕生日でもあるし、どうか許してほしい。

フロリダ半島の先っちょに位置するKey Westは、<アメリカ合衆国本土の最南端>。
マイアミからは直行すれば4時間ほどのドライブである。
San Diego時代に<Miami&Keysの旅>を経験してるので、実は今回は2度目のKeysだ。

あの頃は、よもや数年後に住むことになるとは夢にも思わなかったよ、フロリダ。

人生とは不思議なものよのぅ・・・。


さて、初日。

途中のKey Largoに寄り道して<Glassbottom Boat Tour>とやらに参加してみようと
朝早くに我が家を出発する。

フロリダ半島からこぼれおちたパンくずのように、ボロボロと南西に向かって続くKeys。
その中でも、Key Largoは一番マイアミ寄りのかなり大きな島だ。
家から車でほんの1時間ちょい。
なんかほとんど近所じゃん!

そんなKey Largoの一番のウリが<島の沖合いで生きたサンゴ礁が見れること>であり
観光客はそれを目当てに、こぞってボートに乗り込むのだ。
地球温暖化で世界中のサンゴ礁がどんどん死滅している昨今、アメリカ本土ではかなり
貴重な体験といえよう。

Glassbottom Boatとは、文字どおり「底がガラス張りになってるボート」のこと。

出港する時にはガラス越しに「透明度ゼロ」のバスクリン色の海水しか見えなかったので
(おいおい、コレ大丈夫かよ。。。)と不安いっぱいだったが、40分ほど沖に出ると
なるほど謳い文句どおり、サンゴ礁とそこを住処にするたくさんの魚たちがガラスの向こう
に現れたじゃないですか!


まさにパ~ラダ~イス♪ 
次から次へと見えてくる魚の名前をガイドさんが教えてくれますが、早口すぎてサッパリ
わかりません。
そんなことより、やや腹が減ってるせいか、どの魚もとても美味しそうに見えます。

と、船底から見るサンゴ礁も楽しかったが、それよりもなによりも強烈に嬉しかったのは
偶然にも船の窓からイルカを見たことだ。
生まれて初めて野生のイルカを間近で見て、私ら夫婦は大コーフン!

けど、サンゴ礁までの移動途中だったせいか、他の乗客はまったく窓の外を見ておらず
どうやらイルカを発見したのは私たちだけだったようだ。
その後、「あのイルカをもう一度!」とデッキから海を眺めまくっていたら、イルカには
遭遇しなかったものの、今度はウミガメを発見!
いやー、得したわ~♪

ちなみに、あまりにも一瞬のことだったため、イルカもウミガメも写真は撮れず・・(涙)

シロウトなんてそんなもんです。


約2時間のボートツアーを終えて、この日のランチは事前にネットでチェックしておいた
Key Largoの有名レストラン『Key Largo Conch House』にて。

Conchとはカリブ海名産のコンク貝のことで、この店の名物らしい「Conch Chowder」は
チャウダー好きの私としてはぜひともトライしたいところ。


美味い、美味いよ、コンクチャウダー! ただ、どのへんがコンクなのかは不明。


こちらは同じくオススメのFish Taco。意外とサッパリでペロリといけます。

さすがに有名店らしく大賑わいで、美味しいけど結構な観光地プライスだったように思う。


さて、腹もいっぱいになったことだし、とっととKey Largoを後にして先へ進もう。
が、ここで夫がヘビー級の睡魔に襲われ、あと2時間以上の道のりを残して運転不能に。

え?もう??

早くねぇ??

今にも白目をむきそうな夫にハンドルを預けられるはずもなく、すぐさま運転交代だ。
まさかの「Seven Mile Bridgeを自分で運転して渡る」ハメになってしまった。

いや、いいんですけどね、運転は。

ただね、景色がね・・・もっと・・・じっくり見れたらなあ、と・・・・(涙)

途中でちょっとした州立公園に立ち寄ったりもしたが、なにしろ睡魔にやられっぱなしの
夫がゾンビ状態だったため、「ダメだこりゃ」と早めにKey Westに向かうことにする。

どうやら、ボートツアーの際に飲んだ酔い止め薬が、彼にとって強烈だったらしい。
飲み慣れてないせいで、まさに「一服盛られた」状態になってしまったのであろう。

かわいそうに・・・(笑)

眠り姫のような夫を隣りに乗せて、私はちっこい島々をちんたらちんたら走り抜け、一路
最終目的地のKey Westを目指すのであった。


(つづく)


かの有名な「Seven Mile Bridge」。 渡りきった後に下車して撮影しました。 

長っ!!