横ちゃんのきまま日記

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栄養素

2017年03月25日 | 日記
内海先生のFB投稿より

栄養素

昨今のニンゲンが食べているものは栄養的にカスであるといわれています。これは現代食品を語る上での基本であり、たとえばサプリメントをとる人々の多くの論拠にもなっています。確かにこの数字を見ればサプリメントを飲みたくなるのも道理というものでしょうし、ここにさらに農薬が混ぜられ(というより含有しているから栄養素が下がり)、ほかの毒も混ざっているとなれば人々が不健康になるのも当たり前のことといえるでしょう。

これは巧妙に作られてきた食品業界全体の甘い罠といえます。30品目というウソ、必要栄養素量というウソ、これらをまき散らすことで普遍的な利益が得られるように大衆を洗脳してきたわけです。さらにいえば一日三食主義も一つの洗脳であるといえます。食材について何も考えなければ、栄養はほとんどなく、体に悪そうな物質ばかり摂り込むことにもなりかねません。

現代の栄養士というのはどうしようもない存在だといっても過言ではありません。医学者は栄養の勉強をしないからどうしようもないのですが、栄養士は間違った栄養学を広めていくのでさらにどうしようもないといえるのです。サプリについては必要性を訴える人もいますが、本当に今必要なものは、添加物や農薬などない、普通の栄養素豊富な食べ物であり、さらにいえば産業構造そのものの変化ではないでしょうか?

サプリが必ず悪いとまではいいません。あまりに栄養欠乏の人は、一次的に集中的な補強ができるサプリは、意味があると思います。しかし一部の栄養素だけを補充するだけのサプリを、永続的に飲ませるのは栄養学的にもナンセンスな上、生物学的にもまったく理にかなっていません(往々にしてサプリ中毒)。有益な食を作るニンゲンたちに名誉と報酬が渡るようにシステムを変えることなくして、もはや日本が真の意味で独立することなどないと思う次第です。

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