「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「初咲き一輪」

2017年07月06日 | 季節の移ろい・出来事

                                   

今年もまたその季節がやってきた。
おふくろさんの居城であった部屋の、西日除けに植えたアサガオが見事に咲き始めた。
今朝、その初咲きの一輪が「ね~ 写して!」と言わんばかりに、ちょうど小生の目線の先に開いていた。

23年前。この家を新築するときの家族構成は、おふくろさんを含め一家5人であった。
それぞれの独立性を考え、家の間取りや部屋数をどのようにするか、家の向き・方角などなど悩みに悩んだ。
ローン返済という厳しい現実を見詰めながら、その時に出来るベストを目指した遠い昔がよみがえる。

ちょっと贅沢かなと思いつつも、2階に3部屋と納戸をこしらえた。
それぞれの部屋の主は就職や結婚でこの家を離れ、新築間もなく二つの部屋は空き部屋に。夫婦の寝室と納戸が現役として活躍している。もっとも、息子の部屋は、家族を連れてしょっちゅう里帰りする親子のために活用されている。
おふくろさんの部屋はもちろん1階。トイレに最も近く、一番利便性の高い位置ではあった。だがそこは西日が当たった。

そこで、あれこれ考え、手を変え品を変えて西日対策を施してきた。
最終的に落ち着いたのが、プランターに琉球アサガオを植える「花すだれ」構想で、今に至っている。
今では、琉球アサガオにゴーヤを混ぜたり、青く伸びるツル物を植えている。犬の散歩のおばさん達が「見事に伸びましたねー」などと声をかけてくれると、花のお陰で鼻を高くしている。

アサガオを愛でて喜んでいられるのは実に有り難いことだと感謝しなければならない。
九州各地の豪雨災害は目を覆うばかりの大惨事である。異常気象などといった言葉では片付けられない厳しい現実。
心からのお見舞いを申し上げるとともに、ささやかな気持ちを何かに替えて支援させて頂こうと思っている。

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