熊澤良尊の将棋駒三昧

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兵士たちの戦争

2009-08-07 02:49:08 | 文章
8月7日(金)、天候不明、ただし雨は降っていないようです。

遠くの方で、「カナカナセミ」が鳴いています。
昨日は、「広島に原子爆弾が降らされた日」。
64年前のことです。

春日大社の「歴史サロン」の先生、堀井先生も広島の旧制高校時代、被爆されましたそうです。
何キロか離れていたので命は助かったのですが、右から爆風を受けたので、それが元で年が経つに連れて、だんだん右の耳、右の眼に不調が出てきて不自由だそうです。

堀井先生には、先日、水無瀬兼成の「将棋図」に書かれた漢文の序文の読み下しをお願いしたところ、1週間で、読み下しと現代文の訳が届きました。
いずれ、皆さんにも見ていただけると思います。

今、NHKでは「兵士たちの戦争」という45年前の戦争を振り返るテレビを放送しています。
同じ時間、他のチャンネルでは、安物のお笑い。落差が大きすぎます。

昨日は、「古水無瀬」を彫りました。
最近入手した花梨材で出来た古い「棚」の手入れもやりました。
大きさは、幅高さとも90センチぐらい、奥行き25センチ程度。3段に分かれていて、一番下が戸棚。上2段がストレートの棚です。
4~50年かもう少し経っている古いものですが、木の表面を全部削って新しくしています。
昨日は、戸棚の中まで一通り削りました。
使った道具は、主に幅「1寸程度の鑿」。「台鉋」代わりに使います。
使うのは刃先だけでなく、横の角ばったところもです。
台鉋は平面にしか使えませんが、鑿なら凹んだところも、曲線も自由自在です。
スルスルと、面白いように一皮剥けます。
堅木の削りには、これが大変能率的で綺麗に出来ます。

昨日の午後、九州のⅠさんから「将棋チェストの駒台の引き出し板」が届きました。
ちょっと一方の幅が広くて動きが悪いので、幅を削って縮めて欲しいとの事でした。
それが届いたので、確かめるとその通りでした。
すぐに削り直して、再塗装。塗装は3回ぐらい。3日間程度かけますので、しばらくお待ちいただくことになります。
Ⅰさんには、当方の不手際でお手数をかけました。

他にも、同様の不具合がある方が無いか気がかりです。
若しあれば、ご連絡ください。


王位戦、深浦王位が踏ん張って1-3になりました。
それで、小生も徳島に行くことになるかもしれません。


明日は、ちょっと昼食と息抜きをかねて、若狭辺りに出かけます。
目的の昼食は、小生の大好物です。
ここには1年に一度くらい、出かけます。

ルートはいつも、琵琶湖の西を途中から、比叡山の裾野を通って「途中町」「仰木」を抜けて鯖街道に入り北上、若狭、三方五湖辺りへ出ます。
帰りはどうするか。
まだ決めておりません。

では、また。






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