熊澤良尊の将棋駒三昧

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有馬での続き

2009-08-02 01:37:22 | 文章
いつも、内藤九段の話はいつも面白イのですが、今回の有馬の楽屋裏では「しみじみ」人生の深みを感じるものでした。

実は、昭和54年でしたか、小生が故藤内先生宅を訪ねて先生が愛蔵しておられた「駒」を取材した時、丁度一門による13回忌が行われた日と重なって、そのとき撮影した20枚ほどの写真が先ほど出てきたので、懐かしいとミニアルバムにして、一門の皆さん夫々に行き渡るように淡路九段を通じてお渡ししていたのですが、そのときのことに話が及びました。

師匠・藤内八段の思い出話、森安八段の事。それに、すぐ上のお兄さんのこと。
お兄さんとは「将棋」と「三橋美智也」と、共通の趣味が一致していて、仲の良かったこと。その仲が良かった兄が、最近亡くなって、さびしくなったこと。

将棋界では、初めて「王位」を獲得した頃の話。
28歳ほどだったそうですが、その頃の升田・大山・芹沢・森安秀光。みんな亡くなってしまったこと。
その話を聞きながら、小生もそんな話が通じる年齢になったのですネ。
「しみじみ」昔のことを思い出しました。

写真は、王位戦使用駒と、対局者両人の署名揮毫。
表題の「第五十期王位戦第三局」の文字は、深浦王位の筆跡。
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