熊澤良尊の将棋駒三昧

只今、生涯2冊目の本「駒と歩む」。配本中。
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王位戦・続き

2009-08-01 06:43:49 | 文章
8月1日(土)、曇り。

今日から8月。
午後に、岐阜県から一人来客があります。


写真は昨日の王位戦。局後の風景です。
この写真の後、後盤側中央には坂田三吉さんのお孫さんご夫婦を内藤九段が招き入れて、検討会は45分程度続いたでしょうか。

名前は吉田洋子さんとおっしゃいます。3歳のときにお祖父さんが無くなったそうで、ご主人は、陶芸作家をされています。
小生も少し、お二人と別の場所で話をさせていただきました。

お孫さんが来られる話は、検分のときにチラッと聞いていたのですが、対局2日目のこの日、エレベーターでご一緒になったご夫婦を見て、勘が働いて、こちらからお訊ねすると、紛れも無くピタリ的中。
お祖父さんゆかりの品もいくつか残っているそうで、いずれ拝見したいものです。


有馬温泉は、鉄分の混じった「金泉」と呼ばれる茶色いお湯と、「銀泉」と呼ぶ透明なお湯の二つがありますが、やはり「金泉」が有馬らしくて良いです。
「中の坊瑞苑」のお風呂は、もちろんかけ流し。そして特に露天風呂は檜風呂で大変風情があり気に入っています。

検討会の後、その露天風呂で木村八段に会いましたので、お聞きしたかったことを少し質問しました。
「検分で2組のうち、源兵衛清安を選ばれた理由は、どういうところですか」
「古水無瀬も好きな駒ですが、駒の大きさ。それにゲン担ぎもありました」との事。どちらかというと、小ぶりの駒が好きなんだそうです。
それは、この前も聞いていましたので納得という次第。

それにしても、今期王位戦は、星が偏りました。
勝ち負けのはっきりする仕事。仕事とはいえ、敗者には大変厳しいものです。
次は、長崎・佐世保。深浦王位の故郷ですネ。

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