総合診療医からの健康アドバイス

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熱中症のリスク

2024-04-11 10:28:29 | 医療情報

 皆様、こんにちは。総合診療医からの健康アドバイスの時間です。

 今日の沖縄は晴れ。予想最高気温は25度の夏日です。新聞報道によると、今日の零時時点での県内のダムの貯水率がちょっと増えて、54.1%だそうです。それでも節水します。最近、スーパーやコンビニに行っても、おじさんやおじいさんが多いように思います(自分もそうですが)。定年退職して家事を手伝っているのでしょうか。お互い頑張りましょう、おじさんたち。では、本題へ。

 

 今年もそろそろ夏がやってくる。

 

 海水浴やプールでの水遊びは子供たちにとっては最高の楽しみであろう。

 

 沖縄ではビーチパーティーが子供だけでなく大人にも人気である。

 

 ビーチサイドでのバーベキューのこと。

 

 好きな食材を焼いて食べる。

 

 よく冷えたビールやさんぴん茶が合う。

 

 そんな楽しい夏が、医学的には心配なことがある。

 

 熱中症である。

 

 全国で年間約5万人が熱中症で救急搬送されている。

 

 このうち搬送時にすでに死亡していたケースは59人、年間約1000人が重症例である。

 

 重症例のうちからは入院後に最終的に死亡しているケースもある。

 

 熱中症にならないようにするためにはどうすればよいか。

 

 何よりもそれは正しい知識を身につけること。

 

 特に、熱中症になりやすい高リスクの人に注意を向けること。

 

 高リスクの人とは、高齢者、3歳以下の乳幼児、アルコールや薬物依存症の人、昼間に屋外での作業をする人、そしてアスリートだ。

 

 高齢者は、口渇感を感じる機能が弱くなっていますので注意すべきである。

 

 活動する場所でも熱中症のリスクは異なります。

 

 郊外と比べると都会の方がリスクが高くなります。

 

 ヒートアイランド現象が関係しています。

 

 スポーツ競技の種類でもリスクは異なります。

 

 アメリカンフットボールはヘルメットやジャージ、パッドなどを装着するために熱を保持しやすくなり、熱中症のリスクを高めます。

 

 武道では防具を装備するために剣道が高リスクとなります。

 

 

 

 沖縄本島北部、本部町の渡久地港の風景です。

 

これを実践するだけで、楽しく食事をして、健康的に若々しく、やせることができます。高血圧や糖尿病も予防するので、コロナウイルスにもかかりにくくなると思います。「病気にならない食事の極意」よろしくお願いします。

 

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