神戸の路地裏にひっそりと暮らした。ただ春の夜の夢のごとし。
ネコノキオク
モンテ
【追記】2014年12月末、閉店しました。以下、ブログ記事は当時のまま記録として残します。
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MONTEE(モンテ)にて、お昼のコース。
○アミューズ(剣先イカ、ココナッツとジンジャーの泡)
剣先イカの加熱加減がよくてやわらかい。アミューズから手が込んでいます。イカの下にプチプチとした食感の穀物キヌア。
○前菜(ホタテ、レモンの泡、黒大根、青大根、ピスタチオのビネグレット)
泡好きなのか?今度の泡はレモン!手前のグリーンのソースはピスタチオ。
○パン 自家製。
神戸の、私が行ったことのあるフレンチは、たいてい店でパンを焼いており、おいしい。ここも同じく。
○スープ(菊芋のヴルーテ)
「ごぼう」っぽい風味をもつ不思議な芋。すごくおいしい。
菊芋は、はじめていただいた食材で、ネットでサラリと調べたところ、お食事の前半でいただく食材として、身体によさそう。
「菊芋に含まれるイヌリンにより、血糖値、糖化ヘモグロビン濃度を下げる、膵臓機能改善、肝機能の回復、などの効果が期待できる。」とあった。(長く生きているわりに、知らないことは、まだまだ多い)
○メイン1品 (鴨 or スズキ)
鴨はこんなかんじ。写真では隠れてしまいましたが、奥に野菜や焼きリンゴが盛られています。
鴨は、これくらい厚みがあるほうが、食べ応えがあってうれしい。ペッパーをたくさんまぶして焼いているため、ピリット感が強く、甘めのソースとバランスをとっている。鴨を甘い目のソースで食べたいかどうかが、好みの分かれるところか。
スズキのソテー ベルモットソース
アミューズからスープまでのていねいな調理からして、魚料理が美味しくない ハズはない!
「当然」というかんじで、おいしく料理されちゃった スズキ。
スズキの身は、「プリッと生き生き」という感じではなくて、ソースに身がドップリつかっているからか、フワフワ、ホロホロというかんじの食感です。ここも、好みの分かれるところかもしれません。
○デザート(2品から選択)
いちごのケーキ
手前:レモンシャーベットとミント 奥:いちごケーキ
ケーキの下に敷かれた赤色ソースは、いちご。生々しく!いちご。ものすごく!いちご。
うーん、すごい・・・(個人的 大絶賛) 今まで経験したことのない、おいしさ♪
フルーツのミルフィーユ仕立て。
数種類のベリーが浸かっている茶色の液体は、紅茶の風味。中央はチーズのようなクリーム。
どちらのデザートも、極めて甘さ控えめで、すっきりとしていながら、「デザートまでしっかり食べた」という満足感が大きい。
お飲み物は、紅茶、カプチーノ、エスプレッソなどから選択。
エスプレッソは、酸味が強めに出てしまっていたため、私の好みではなかった。カプチーノの泡で酸味が中和される分、カプチーノのほうは美味しかった。さいごまで「泡」使いがうまい?!
○プティフール(レモンのマカロン、生チョコ、アーモンド)
プティフールまで、しっかりおいしかったです。 また行けるとイイナ!
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昼のコース 4'200円
ぶどうジュース 893円
(5%のTAXを含む総額表示)
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MONTEE(モンテ)は2006年10月オープン。ずっと行きたいと思いつつ、いまごろになりました。
ふたりがけのテーブルが9つ。真っ白のテーブルクロスは、気持ちがいいです。生花のデコレーションは、なし。
コースメニューは こんなかんじ。 (この日は一部内容が変更されています。)
ランチは、もうひとつ。
「本日の前菜」というプレートには、4000円コースの「アミューズ、前菜、スープ」までがワンプレートに凝縮されているもよう(推測)。
「本日の主菜」は、コースの中のメイン(魚)と同じもよう(推測)。
【MONTEE モンテ】
住所:神戸市中央区山本通5丁目4-12
電話:078-361-7311
定休:月曜
URL:http://www3.plala.or.jp/montee/
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