6月4日のお出かけ記録です。
6月3日の新聞で山犬嶽の記事が載っていたのを見て、4日の行先を決めた。体調に不安があるので、ハードな道程は避けたいところ、山犬嶽であれば手頃だと判断した。
専用駐車場は登山口の2km手前。舗装された道であれば2kmは楽勝と思いつつ出発したが、結構急な坂道で、結構こたえた。
途中にある樫原の棚田。小規模だが美しい風景。
2004年4月に棚田写真家宣言がなされ、立派なプレートが設置されていた。山犬嶽の登山口でも似たようなことを書いてあったが、当たり前のことを注意書きにしなければならないとは、訪れる人のマナーが問われるところだ。その多くが写真を撮るためであることを考えると、風景写真好きとしては、気持ちが暗くなってしまう。せめて自分は、風景維持のためにできることはしなければ。
山犬嶽の登山道は、植林地の中をとおっており、まっすぐ伸びた木の間を歩いていく。見上げる風景がいつもと違う。
登山口から約30分で苔の名所へ。この付近では雨が降っていないのか少し乾き気味。また天候がいいので、木々の間を抜けてくる陽の光が強い。次に来るときは雨の後など、天候があまり良くない時を狙ってみよう。
山犬嶽の頂上まで登ったが、1000メートルを超えない山なので、頂上からの展望は無し。早々に撤収して下山するが、あまりにいいペースで下山したため、途中迂回するつもりのルートを逃してしまった。
下山中に6パーティ30名以上の人にあった。若い女性や、年配の夫婦連れ、大学のサークルと思われる団体など。
やはり新聞の影響だろうか。
最後に棚田脇にある水車小屋を撮って終了。今回はザックの中にD800、D5300で歩きながらの風景を取っていたのだが、PLフィルターを使うために、ここではザックを下してD800で撮影。
じつは、ここに来る途中、勝浦の県道で後続車に追突された。軽い接触だったのが、下りてみると結構派手な傷になっていたので警察を呼んでもらって、記録だけしっかり取ってもらった。8日から車検に入る予定だったのだが、修理も兼ねることになった。見積りでは20万以上の修理費がかかるようだが、全額先方の保険で降りるので費用負担は無い。体にも支障がないので、大事にはならなかったが、やはり事故にあうというのは気分が沈むものである。