週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

神山町・東谷の滝 今更ながらの初訪瀑 その3

2011年10月12日 | 自然写真 滝

20111010_135 支流沢を登り切った先は小滝とその先に崖。崖にそって沢は続いているが、今は枯れ、岩肌から染み出すように水が流れ落ちてくる。緑に覆われた崖を水が伝い落ちる様は美しい。それを写し取る技術がないのが残念である。皇子渓谷の苔滝も綺麗に撮れたためしがない。

緑の壁に沿うように左に進む。土手のように盛り上がった斜面を登り、崖をまわりこむと、目前に大滝が現れる。しばし絶句。下一の滝から垣間見たのとは全く違う姿だった。
20111010_150
 土手を登り切ると、滝の中ほどの高さのところに出てくる。崖をまわりこんだこともあって、その落差に驚いた。落差は20mと聞くが、それ以上に感じる。この位置だと16mmでも全景が入らない。取りあえず斜面を下って滝壺に下りる。
滝壷は浅いが、長靴で入れるほどではない。下一の滝口までの距離は15mほどか、岩場をこえて取りあえず滝の右岸にわたる。
ここでも先に、東俣の支流を見てみる。細い流れが岩を削る可愛い滝だが、大滝と一緒にはできないので、ここには載せない。

大滝に戻って、動画を含めいろいろな角度で撮影する。私的な感覚だが、那賀町のボタモチの滝・ホウデンの滝に匹敵するほどの名滝だと思える。
見上げると空をバックにできるのだが、残念ながら青空ではなかった。水量がほどほどなので、スローシャッターで流身を撮影。飛沫を撮る為に早いシャッタースピードでと、切り替えながら滝前をうろうろする。

Photo
20111010_161
 この滝だけで30分以上を使ってしまった。時間は12時半、そろそろ引き上げることにする。

 

右の写真は、右岸につきだした岩場から見下ろした、下一の滝。もう少し先まで行けるのだが、これ以上は自重。まともに見下ろすと、高所恐怖症の私は目を回すかも知れない。

 まっすぐ谷を下るつもりだったが、やはり時々カメラを取り出しては撮影してしまう。登りに見たときには気づかなかった絵が見える。
 最後の写真は、下三と下四の間にある流れを撮影したもの。綺麗にえぐられた岩のくぼみを、身をくねらせるように流れる水。流れを渡る際に見つけてしばし見入ってしまった。

車に戻ったのは1時15分。下りに要した時間は40分程度だった。
20111010_223

コメント (4)
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