週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

神山町・東谷の滝 今更ながらの初訪瀑

2011年10月10日 | 自然写真 滝

昨日は、恩人の葬儀があって、出かけることができなかった。せっかくの連休、もったいないので今日はお出かけ。冬になる前に一度訪れたかった、神山町・東谷の滝へ。

R193で県境を越え、美馬市から神山町へ、そして那賀町方面へ。先日の台風の影響で、雲早トンネル手前から通行止めになっている為、那賀町へは通り抜けられないが、目的の東谷は少し手前。R193が県道253線に変わって間もなく、道路脇に目的の場所が現れる。
Photo_2
道沿いに見える東谷の滝。これは一番下の滝で、東谷下五の滝と呼ばれている。この道を走っていると、必ず目につくお手軽滝だが、好みの形の滝である。
車を道脇いっぱいに止め、スリングバックにD5000と16-85mmを入れ、長靴に履き替える。今回の新装備はベルボン ウルトレック45L 折りたたみ式の三脚である。持ち運び時のサイズが小さく、強度もあるので遠征用に使ってみようと買ったもの。今回が初めての使用である。もちろん桂さんのHPからのプリントアウトも忘れずに。
右岸側にある踏み跡を辿って登り始める。
最初は割と明確な踏み跡も、滝を越える頃にはほとんど見えなくなってしまう。前回、ここを登ったのは雪の中だったので気にならなかったが、ザレ・ガレのため先の踏み跡は消えてしまったようだ。杉林なので藪がないのはありがたいが、不安定な足場の斜面を歩きやすい部分を探して歩く。
谷は、小滝といっていいような段差の連続で、撮影しようとしたらいたるところがポイントになりそうなので、とりあえず先に進む。
下四の滝は、道路からでも部分的に見えているのだが、到達までにはかなりの高さを登ることになる。
Photo_4
前回冬のトライ時にはここまでで引き返したが、その際には部分的に凍結しており、水量もわずかだった様に記憶している。今日は水量ほどほどで、優美な姿を見せていくれている。落差は10m弱、形も特に特徴のない滝だが、渓谷の雰囲気の中で、いい気持になれる場所である。

左岸側から見上げると、奥に小滝が見える。これは別の沢が流れ込んでいるのだが、急峻な地形の為、流れはほとんど滝の形をなしている。

滝の少し下で左岸に渡り、荒れた斜面を這いのぼる。ここもザレ・ガレ場で、わずか数mの滝を越えるのにも一苦労する。下四の滝を越え、すぐ右岸へ渡る。桂さんのHPでは踏み跡があることになっているが、ほとんど消失している。岩場を越えるようにして、上に進むと間もなく下三の滝が見えてくる。

Photo_5 下三の滝と名付けられてはいるが、いくつもある小滝と変わらないように見える。見上げると、上にある下二の滝が見えてくることもあり、期待させる絵ではあるが、滝としての魅力は薄い。

余談だが、帰路で上から降りて来る際、目印としてして見落すかと思ったが、しっかり滝を認識できた。登りと下りでは見え方が違うようである。

滝の手前で再び左岸にわたり、また荒れた斜面をよじ登って滝を越える。すぐ上に連なった滝が見えてくる。今日の滝巡り、本番はこれからだ。

コメント
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