週末は写真家気分で

yamtoの週末お出かけ記録

神山町・東谷の滝 今更ながらの初訪瀑 その2

2011年10月11日 | 自然写真 滝

左岸から下三の滝を越えると、すぐ前方にまた滝が見えてくる。左岸の斜面は荒れてはいるものの、緩やかな斜面で少し歩きやすくなった。角度によって上段にある滝が見え隠れする。小滝のある小さな支流沢を越えて岩場に下りると、東谷下二の滝の正面にでる。
Photo

この滝も、単独では特徴のない普通の滝だが、奥に見える下一の滝や、その脇にある支流の小滝と合わせて見るといい雰囲気である。写真に撮ると、枝などに邪魔されて全景が見えない。つくづく人間の目というのは便利だと思う。
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少し戻り、先に超えた西側の支流沢との間にある小尾根を登って、滝を越える。

 

右の写真は支流沢の小滝。正面から見ると、倒れこんだ木に分断されて、さえない小滝だが、こうして上から見下ろすと違う雰囲気がある。

これだけみると結構落差があるように見えるが、実際には5m程度しかなく、もっとゆるやかに流れて見える小滝である。

撮った際には、私の靴が写りこんでいたので、その対比で滝も大きくは見えなかったのだが、トリミングして靴を消してしまうと、立派な滝に見えてくる。これも写真のマジックといえるだろう。

 

小尾根の荒れた斜面を登って行くと、正面は崖。崖に沿うように左に向かうと、下二の滝を越えて上段に出る。

岩だらけの流れをまたぐと下一の滝の正面である。

 

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下一の滝は下から見たときとは全く違う雰囲気に見える。

上部はカーテン状に落ちてくる水流が、途中斜めの段差に沿ってまとまり落ちてくる。壁状になった崖があったりして、滝の形に変化を与えてくれる。

先に滝壷を渡って、東側の支流を見に行く。東俣支流の滝と呼ばれる小滝は、この段から二つ見ることができる。どちらも単独では、見栄えのしない小滝である。先ほど、下二の滝の上に見えていた時にはいい感じに見えていたのだが・・・。

小滝を見てから本流に戻ってくる際、滝を左から見ると、また違う表情がある。

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岩場を少しよじ登ってみると、さらに上段に滝があるのが見えた。この谷で最大の滝、大滝だが、そんな風には見えない。桂さんのHPによれば、この滝を越えるには結構苦労するようなので、先に進むかどうか迷ってしまう。出発してから2時間近く経過しており、昼食を準備していないので、引き上げてもいいかという気になってしまった。

だが、ここまで来て最後を見逃すのももったいないので、上に進むことにする。先ほどの崖まで戻り、さらに西側支流まで進んで沢に沿って…というより沢の中を進むようにして支流の上流に向かう。少し行けば崖をこえて回りこめると桂さんのHPにある。ゴロゴロ転がる岩、崩れかけた斜面、倒木をくぐり、やっと崖の上側に出た。

コメント
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