山里ひぐらしの小径

木曽路の入り口、岐阜県中津川市から
人と自然とのかかわりをテーマに、山里、植物、離島など。

篠島の民宿

2009-12-17 | 
民宿「南風」のご主人、伊藤義夫さんです。
いい顔してます。
手はいかついけど顔はいかつくありません。

篠島には魅力的な民宿がたくさんあります。
「あきら」もおすすめです。ここは女将が60代ですけどふんわりした感じのとっても美人です。
だんなさんが一本釣りの漁師で、いい魚を釣ってきてくれます。
今はワカメの養殖の刈り取りの時期で忙しいのです。
ワカメの前は海苔をやっていました。
ここのだんなさんは島一番の働き者といううわさもあるすごい人で、奥さんもそれに合わせて働き者です。
昔はこの人たちだけでなく、島の人はみな超人的な仕事量をこなしていたのです。
海苔の時期にはずっと睡眠時間が3、4時間だったということ。
こういうお話を聞くと、今の時代に生まれてよかったとつくづく思います。
過酷な労働の時代を経て今の「あきら」ができるまでの物語は
『篠島 海こそすべて 15編の聞き書き』に一部始終詳しく書いてあります。

ご夫婦のウフフななれそめ、島の風習「宿」と「娘遊び」と「通い婚」のこと。
ご主人が無口だったのによくしゃべるようになっちゃったこととか。


もう一つのオススメは、民宿「妙子」です。
ここの女将も美人なやり手で、いいお料理を作ってくれます。
話も面白いし。
私たちが大勢でおしかけたところです。

さらにリッチな方へのオススメは真砂悠々庵。
ここは広々とした砂浜に面して、ザッバーン、ザッバーンと波音の聞こえる
リゾートホテル風リゾート旅館。各部屋に、海を見下ろすお風呂があって
宝くじでもあたったら絶対泊まりたいところです
(まあ、ボーナスのある人は、宝くじがはずれても泊まれると思います)
あるいは、遠くへは行くヒマとお金もないけど、近場でぜいたくしたい人にはぴったりです。
海から上る黄金の朝日が見えます。結構いつも混んでいるようです。

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