やまとそばは行くⅢ (竜化の滝編)

え～～っ！大変長らくお待たせ致しました。無事、お努めを果たし、晴れて自由の身になりました。前置きはさておき、溜まっておりますレポのUpをしたいと思っています。


※ご注意事項・・・過去記事へのリンク、さるや様のブログへのリンクなどが頻繁に出て参りますが、私の記事は、もう読んだよ・・・と言う方はどんどん飛ばして下さい。


※万が一、興味を持たれましたら、クリックして見て下さい。


では、スタートします。


今回の謎の打ち合わせに参加したのは３名。


もちろん一人は私。


そして、二人目は、私と永く連れ添っている、たけちゃん。


そして、三人目は、クーちゃん。※娘です。


最初の『やまとそばは行く！！！(八方ケ原：嶽山箒根神社編）』


は、私一人で実行しました。


二回目の『やまとそばは行くⅡ（小太郎ケ淵編）』


は、私と相棒のたけちゃんの二人で実行しました。


そして、今回は、クーちゃんを新たにメンバーに加え、三人で謎の打ち合わせ！　を実施したのでした。


従って、謎の打ち合わせは、『さるやさんの石救出大作戦・・・竜化の滝編』を実行する為の事前打ち合わせでした。


地図は持っていました。


しかし、詳細は謎でした。


そして、『さるやさんの石のありか』がついに発表になりました。


これで、三人揃えば怖い物はありません。


しかし、問題点が一つ。


それは、目的地まで、どうして行くか？です。


新車は買いました。



しかし、チャリンコの新車では、どう考えても無理です。


打ち合わせ当日の昼・・・。


ディーラーに行きました。


すると、以前に手配しておいた物件が届いているでは、ないですか？


しかし、ナンバープレートがありません。


スタッドレスタイヤも必要です。



私が、粘り強く交渉した結果、


『夕方までには仕上げましょう！』


との約束を取り付けました。


その約束通り、打ち合わせ当日の夜、GETできました。



これで、道具は揃いました。


後は、寒さ対策や、時間など細かい事を打ち合わせします。


●救出作戦、当日！！！


朝はばっちり目が覚めました。


それぞれに準備に掛かります。


そして、いざ出発です。



途中大きな混雑もなく、目的地の駐車場に着きました。


比較的、ゆっくり出たのですが・・・


駐車場には、我々の車だけです。
※ごみとちゃいます。私達の車です。


ここで車道歩きは危険です。



きちんとした遊歩道がありますので、ここを歩きましょう。



迷わない様、道標もあります。



そうすれば、この様な岩も見れます。


『材木岩』と命名されています。


柱状節理と呼ぶそうですが、立山など色々な所で見かけます。



私は写真を撮りながらゆっくり行きます。


すると、たけちゃんの声が・・・！


どうやらこの看板を見た様です。


私に先に行けと言います。


その心は・・・どうやら、私が先に、熊さんの餌になれ！と言う事らしいです。


また、きょろきょろ辺りを見回し、棒を探しています。


そんなやりとりを知ってか知らずか、ク～ちゃんは先へ行きます。



竜化の橋を渡ります。


だんだん緊張感があがってきます。


どっくん、どっくん！！


どく、どく、どく、どく！！！



この滝は？


風挙の滝と言う滝です。


前回来た時は、この滝を被写体にしていたカメラマンがいましたが・・・



葉っぱはもうほとんど散った様です。


落ち葉の絨毯の上を進んで行きます。



透き通る様な水・・・


この空間にいるだけで、癒される様な気がします。



そうこうしているうちに・・・


竜化の滝に着きました。


見事な滝、です。



竜化の滝(りゅうかのたき)と読みます。



※さて、ここが核心です。


どこかで見た様な写真です。



ほんとうは、　こうなっている　はずです。


おかしい！


どう考えても、おかしい！


我々、三人は困惑してしまいました。


※目印の石がない！！！


まずは、目立つこちら側・・・。


やはり、目印の石がない！！


誰かが先に来たのか？


それとも、とんでもない間違いをしたのか？


そんな時、『かすかな声が聞こえて来ます。』


良く見ると、何かあります。



そうです。


さるやさんの石です。


大きな目印石が吹き飛んで、さるやさんの石だけが残っていました。


これは奇跡、です。



風よけもなく、良く無事だったと思います。


すぐに身体を温め、クーちゃんのポケットで生気を取り戻します。



『まだ、一人いるよ！』


かすかな声が聞こえます。


その声のする方を見ます。


目印はまったくなく、枯れ葉が積もっているだけです。



その枯葉をどけてみました。



すると、その横のみぞの中に、さるやさんの石が・・・



うまく、凹みにはまり、滑落を免れた様です。


落ち葉もうまい風除けになった様です。


こうして、二人、いや二つのさるやさんの石を無事救出する事が出来ました。



さてっと、それでは戻りましょう。



帰りは、最後尾のたけちゃんを先頭に帰ります。


※と言う事で、最後はめでたし、めでたしで終わりました。


※目印がなかった時は、一瞬あせりました。


※また、溝に落ちた方のさるやさんの石、は少し、凍傷を負っている様にも見えました。


～Fin～



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