山本ひろふみの一歩、一歩。

京都市会議員山本ひろふみ(伏見区選出・42歳)の日々の雑感、活動の報告等を綴ったブログです。

議員団他都市調査(1日目)。

2018-01-29 17:33:22 | 他都市調査
今日から2泊3日、民進党京都市会議員団としての他都市調査です。
朝、7:45分の新幹線に乗り込み、千葉県は柏市へ。

柏市でのテーマはオーラルフレイル予防対策について。
柏市では市内にある東京大学と協定を結び、フレイル予防が進められています。


ところで、最近、耳にするようになってきたフレイルという言葉。
日本語では「軽微な低下、虚弱」と訳される事が多いと思いますが、要するに元気な状態から突然介護が必要になるのではなく、徐々に身体機能が低下する結果として介護が必要になる状態になるのがほとんどです。


徐々に低下する機能を特に口に焦点をあてて取り組まれているのが柏市です。
口は第1の臓器とも言われ、身体機能の維持には重要な部分です。

口腔機能が低下すると食欲の低下により病気にかかるリスクが高くなったり、社会進出を阻害することも指摘されています。

柏市では市民有志からなるフレイルサポーターの養成や、フレイルチェックなど積極的に取り組まれています。

本格的に取り組まれているのは平成28年度からとの事ですのですぐに効果が現れると言うものではありませんが、長期的には一定の効果が期待できると思います。
京都市の健康長寿の取り組みにも生かしてまいります。


柏市での視察ののちは、神奈川県の大和市へ。
大和市文化創造拠点シリウスの視察です。


この施設は2016年11月に約147億円をかけて整備され、図書館、芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内子ども広場が併設されています。地上6階、地下1階の施設です。

指定管理者への委託料は年間7億円。市の予算の約1%が注ぎ込まれている事に、市長、市の力の入れようがわかります。


平日で7000人、週末には1万人を超える利用者があり、開館一年で300万人以上の方が利用されています。飲み物はどこでも人でいいと言う事。
約850席が準備されていますが、それでも足りない様子です。


自動貸出機。


一部、有料のスペースもあります。


子どもの本のコーナー。




ホールでコンサートを楽しむ際などに一時利用できる保育スペースもあります。


保健センターにあった健康セルフチェック機能を移転したところ、利用者は10倍に増えたそうです。
図書館を通じて、健康長寿にも資する取り組みです。

私たちが理想としている一つの図書館の姿がここにはありました。
大変勉強になりました。

明日は川崎市や新潟市で視察を予定しています。


それではまた。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

京都市会議員
山本ひろふみ事務所
〒612-0087
京都市伏見区深草紺屋町4-6 エトワール伏見1F
電話 (075)646-3966
FAX (075)643-6618
メール office@yamamoto-h.net
ウェブサイト http://www.yamamoto-h.net
Twitter 「yamamotohiro319」
Facebook 「yamamoto.hirofumi」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

最新の画像もっと見る

コメントを投稿