気楽に山歩き

山歩きもHPも気楽に楽しむ日々を綴ります。話題は主に山歩き関連です。

静岡へ2024.0126-27(2日目):伊豆の韮山反射炉

2024年01月31日 | その他お出かけ

私は以前訪れていますが、

トシちゃんは見たことが無いから

行きたいということで、今回のチョイスです。

 

向かう頃の富士山はこんな感じ

 

そして、

到着すると奥に反射炉が目に入りますが、

まずは手前のガイダンスセンターを見学

映像ホールでその歴史など

分かりやすく説明しています。

そのあと展示物を見ていると、

ガイドの男性が寄ってきて、

いろいろ説明してくれました。

その流れでそのまま外の反射炉のことを

有り難くも細かくガイドしてくれます。

 

反射炉とはなんぞや?な感じですが、

大砲の製造工場ですね。

1857(安政4)年完成

 

連双2基4炉

(2つの炉で一組、交互に使用されました)

外に展示の大砲は銃刀法があるので

穴を塞ぐとかいろいろクリアしないと

こうして展示できないとか。

こちらは鉄製で、破壊力で破裂することもあり、

扱う人が命を落とすこともあったそうです。

こちらは青銅製でコストがかかります。

 

世界遺産にもいろいろありますが、

世界文化遺産で、説明やパンフレットによると、

「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」

ということで、この韮山だけで無く、

東北から九州までエリア8箇所がこの文化遺産なのだそうです。

他の場所の反射炉は部分的に残っているだけだそうで、

そのなかでも韮山反射炉はほぼそのままの状態ですから、

ここは貴重なのですね。

(当初は下田で基礎工事をはじめたのですが、

ペリー艦隊の水兵が敷地内に侵入したため、

秘密保持のため急遽この地に移されました。

目立たない場所だったため、壊されること無く

残ったということです)

 

 

でも保護するために何度か補修され、

はすかいに組まれた外側の鉄は保護のための後付け、

当初はありませんでした。

 

軍事力強化に迫られた幕末の海防体制の為、

オランダの技術を参考に、

反射炉(石炭などを燃料にし、

鋳物鉄を炉内の天井の反射熱で

千数百度の高温にして溶かす炉)が、

作られましたが、

その役割は7年ほどで閉鎖され、

その間に出来た大砲は4つ。

東京品川のお台場に運ばれたようですが、

実際に使われたのか、

それ以前の試し打ちで壊れたものか、

記録は無いということでした。

 

以上殆ど、丁寧に説明してくれるガイドさんからの

情報でした(^^ゞ

大変勉強になりました。

 

この後お花見しながら帰路につきます。

 

つづきます

 

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