羅臼町立春松幼稚園

みんなだいすき きらきらブログ

「うみにゴミをすてないで」 ポスターを配りました!

2020-11-26 19:31:35 | 日記

春松幼稚園で,代々受け継がれている「ゴミ拾い」

 

これまでの先輩方の姿を見ていた今年の年長すみれ組も,散歩や海遊びの時にゴミを見つけると,「ゴミ落ちてる!」と言って,拾い続けてきました。

 

4月から,子ども達が拾い続けた町内のゴミ,計60kg!

 

でも,残念なことに,拾っても拾っても,また落ちているんです・・・

 

そこで,自分たちで拾うだけではなく,

 

「羅臼の人たちに,『ゴミを捨てないで』と知らせよう!」ということになり,

 

子ども達で話し合いながらポスターを作りました。

 

 

 

そして,みんなで作ったポスターを貼ってもらうため,町内を回りました✨

 

 

 

まずは,役場です。

 

町長さんが受け取ってくださいました。

 

ポスターと

 

チラシ入りのティッシュです。

 

 

早速,役場に掲示していただきました😄

 

町長室で,ポスターについて町長さんとお話をさせていただきました。

 

未来の町長?

 

 

 

 

大地みらい信用金庫さんにも,掲示をお願いしました。

 

「ポスターを作ったので,貼ってください」

 

「ティッシュを持ってきたので,配ってください」

 

 

 

 

次に,郵便局に行きました。

 

ドキドキしながらも,頑張って渡すことができました。

 

郵便局長さんが,子ども達の思いを受け取ってくださいました。

 

 

 

 

続いて,羅臼漁業協同組合へ。

 

この日はあいにくの雨。

 

雨に当たりながらも,頑張って町内をまわる子ども達!

 

専務さんが,笑顔で受け取ってくださいました。

 

記念撮影 パシャリ✨

年末年始の「組合便り」にも,子ども達の活動を載せていただけることになりました!

 

 

 

 

そして最後は,海上保安署へ!

昨年度,海上保安庁の方が幼稚園に来て,「うみがめマリンの大冒険」という紙芝居を読んでくださいました。

その物語の内容が,子ども達がゴミ拾いを継続するモチベーションとなっています。

大切なことに気づかせてくれた海上保安の方へ,ポスターを持ってご報告。

 

子ども達:「海上保安かっこいい!」

 

これからも,一緒に,海の豊かさを守っていきましょう😄  SDGs14番!!!

 

 

今回の活動にご協力いただいたみなさま,本当にありがとうございました。

子ども達に付き添って安全確保やお世話をしてくださった保護者の方々,そして,園児の活動を応援してくださる全ての方に感謝します。

(環境生活課の吉田さん,企画振興課の加茂さん,いつもありがとうございます)

 

 

 

子ども達のポスターを目にした町民の皆さんが,「子ども達が頑張っているんだから,ゴミを捨てるのをやめよう」と思ってくださることを,強く強く願っています。

 

 

子ども達の思いが,皆さんに届きますように。

そして,子ども達がこれからもずっと,どこに行っても,今の思いを持ち続け,伝え続けていってくれますように。

 

 

 

さあ,来週は,園周辺の施設にポスターを届けに参ります!

 

 

 

 

(NT)

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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☆家庭教育学級☆

2020-11-13 08:33:31 | 日記

 先日、園だよりでも紹介しました「NPO法人 お助けネット」代表の中谷 道恵さんをお招きし,職員で研修を行いました

 事前に保護者の方から、ネットやゲームに関する悩みや質問をお聞きし、中谷先生にお答えして頂きましたので、ご報告致します。

 

Q:主にアニメのYouTubeを観ていますが、気が付くと下の関連動画から少々過激なものや大人向けの動画を観てしまってビックリしたことがあります。

 あと、時間もなかなか守れなくて、最後には叱ってしまいます。

 アドバイスを頂けたらと思います。

 

A:就学前の幼児の電子メディア使用は30分、テレビ視聴も入れると1時間が望ましいです。

 それ以上やってしまうと、人との関わりが弱くなり,この時期に経験させたいことが不足、依存症の恐れ、睡眠障害、学習への影響などが心配になってきます。

 関連動画を観てしまう心配があるのなら,ペアレンタルコントロールの設定をお勧めします。どう設定していいのかわからないなら、そのような講座を園で行ったりしてみてはどうでしょう。

 

 

Q:オンラインゲームに夢中です。

 ある程度の約束はしていますが親はどんなことに気をつけるべきですか?

 

A:それは心配ですね。 

 幼児からオンラインゲームは好ましくありません。

 そのようなオンラインゲームは,利用規約に「対象年齢」が書いてあるはずです。

 脳や視覚に強烈な刺激を与えているため、これから学校のお勉強が頭に入ってこなくなる恐れがあります。

 学校のお勉強は、刺激が少ないと脳が判断してしまうからです。

 今からでも遅くありません。

 オンラインゲームをお友達とやっているのであれば、お母さん方同士で相談して一緒にやめさせることを考えましょう。

 そして子どもには、なぜダメなのかというこを落ち着いて真剣に伝えましょう。

 

 今年、コロナの影響で休業中にほとんどの時間をゲームをして過ごしたという、道内の小学校3年生の子がゲーム依存症になってしまい病院に行き、治療中です。

 このような事例が本当にあることを、皆さんに知って頂きたいと思います。

 

 

Q:これからの時代は、タブレットなど早いうちから与え慣れさせておいた方がいいのではないでしょうか?

 

A:今はタブレットを使って授業を進める教育となってきています。 

 しかし、幼児期からの先取りはほとんど必要ないと思います。

 その時期が来たら、子どもは大人と違い柔軟性もあり習得も早いですからすぐに覚え、すぐ慣れて使いこなせます。

 早いうちから、子ども専用のタブレットを与える必要はありませんね。

 

 

 

 

このようなお答えをして頂きました。

私たち大人もゲームのやりすぎは良くないことはもちろん知っていますよね

大人の事情でゲームをやっていてくれた方がいい時もあるでしょうし、今日は休みだから少しぐらいゲームの時間が長くなっても仕方ないな~と大目に見てしまうこともあると思います。

しかし、今回中谷先生のお話を聞くと、子どもに与える影響がこれだけあるのだと改めて気づかされました。

やはり、考えなければなりませんね

 

まずは、ゲーム、YouTube、テレビは1時間!!!

これをみんなのお約束にしませんか?

お話にもありましたように、

ペアレンタルコントロール

(ネットの接続について時間制限など、さまざまな機能制限が可能)

について、私も詳しくはありませんが勉強しますので一緒に設定してみませんか?

 

インターネットの社会で今後も生きていく子どもたち。

私たち大人が今出来ること、すべきこと

それは、『我が家のルールを決めるのは今!』です。

我が家では、こんなルールでやってます!など

是非、教えて下さい。他の家庭にも参考となるよう

園の方でも発信していきたいと思います。

 

(園長 T原)

 

 

 

 

 

 


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ひまわりぐみと段ボール遊び

2020-11-04 16:16:49 | 日記

🌻ひまわり組🌻です!

今回は段ボール遊びを紹介します。

 

ミニ運動会で使った段ボール箱。
ただ捨てるのはもったいない!
ある日、子ども達に、
「何かに使えないかな?」
と相談したところ、
遊びに使いたいということだったので遊ぶことにしました。
 

さてどうなるでしょう!?


段ボールって意外と強いね。
つなげてお家にできるかも?!


ガムテープを使うと壊れない!
おおきくなってきたよー‼
お家を作ろうという、友達と共通の目的が生まれると、グンと遊びが楽しくなりました。


ガムテープが手で切れない時はハサミを使うといい!と
子ども同士で教え合う姿もありました。


カーテンつけよう!
段ボールやガムテープ、そしてハサミという物の性質や扱い方を知りました。


トンネルできたよ~!

結果。
お家2件となんでも屋さんが生まれました。
素材に触れるだけでも様々な発見がありましたね!

2週間ほど教室内のみで続いた段ボール遊び。
ある日、片付けの時間になると
「えー!もっと遊びたい!!」の声があがりました。
それに対して、
「中庭に持って行って遊べばいいじゃん!」と1つの提案がありました。
周りの子は、
「いいねー!」
「壊されるかも・・・」と
同じ気持ちな人ばかりではありません。
そこで、みんなの気持ちを聞く場を作りました。

 

あっちへ持って行くのはいいけど、
壊されるのが心配なんだね。
どうしようか、と
考えた結果。
張り紙を貼って
「壊さないでね」
という気持ちを知らせることにしたようです。
友達と気持ちを出し合って何かを決める経験ができました。


持っていくぞー!


みんなで運ぶよ~!

張り紙はこちら。


みんなへ
こわさないでね
やぶらないでね
ひまわりより

思いは伝わったかな?
友達に気持ちを伝えるためには文字という手段があることを知りました。


この遊びで経験したことは、1人で遊んでいては経験できなかったかもしれません。

仲間ととことん遊んだ子どもは”わがまま”にならないそうです。
自分の思いがが通ることや通らないことを繰り返し経験できるので
そこから自分の心と体を調整する力がついていくのだそうです。
それは今後の学校生活だけでなく大人になっても
生きていく力なのではないでしょうか。


ゲームやyoutubeなど
自分の思い通りになる世界に触れる機会も
それはそれで楽しいですが
友達と一緒にやったほうが面白い
という感性は育ててあげたいな、と思います。

(MY)


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すみれ組❤️色水大好き女子たちをご紹介

2020-11-03 18:51:05 | 日記

前回は,すみれ組の料理男子をご紹介しましたが,今回は,色水女子を紹介します!

 

 

 

6月,お母さんと一緒に植えたプランターの花。

 

 

 

夏,秋を通して咲き続けてくれ,今年は,色水作りを存分に楽しむことができました。

 

 

 

特にすみれ組の女の子達は,毎日のように色水作りを繰り返していましたよ!

 

 

 

はじめのうちは,花をすり潰すための力の入れ方や,水加減が分からず,先生と一緒に作っていた子達も,もうお手のもの! 「継続は力なり」です。

 

 

 

石鹸をすりおろして泡を作る遊びが始まると,泡と色水を合わせると色々な色に変化することを発見!

 

 

 

石鹸のパワーで,いろんな色の色水が作れるようになり,「色見本」を見ながら,『これは何色かな?』とチェック!

いろいろな色の名前があることを知りました😊

 

 

 

できた色水を写真で貼り出していくと,子ども達が自分で「色見本」を見ながら,色の名前をひらがなで書いてくれました。

 

 

 

友達の「新色」に刺激を受けたり,「どうやって作ったの?」と聞いて教え合ったりなど,「友達がいるから楽しい❤️」という気持ちもたくさん味わったことでしょう。

 

 

 

色水作りを通して,たくさんの経験をした子ども達。

この経験は,直接的には,

小学校「生活科」の【アサガオの色水作り】

小学校「図工」の【絵の具】につながっていくでしょう。

 

 

 

また,石鹸による色水の変化は,

「理科」の【酸性・アルカリ性】につながり,

 

色見本を見ながらひらがなを読んだり書いたりした経験は,

「国語」の【ひらがな】につながります。

 

 

 

すり鉢で花をつぶす力加減は,

とんかつ屋さんでゴマをするのに絶対役立つし(笑),

あ,もちろん「家庭科」【調理】でも。

 

水を入れる加減は,

「算数」【おおい すくない】【水のかさ】につながります。

 

 

 

幼稚園の遊びの中で,子ども達はいろいろな経験をし,

感覚的にいろいろなことを学び,

 

 

それが,小学校以上で理論的に学んでいくための基礎となっているのです。

 

 

 

↑  スポイトの使い方も,理科につながりますよね。

 

 

 

これからも,子ども達がたくさんの経験をしていけるよう,幼稚園の環境を整えていきたいと思います!!

 

 

 

 

 

ここからは,別の話になりますが,「園だより」でもお知らせした通り,保護者の方に「ネットに関する悩み,相談ごと」をお聞きし,専門の先生に伺って,保護者の皆さんにお知らせしたいと思います。お子さんに関するネットの相談がありましたら,ぜひ職員まで,お気軽にお知らせください✨

 

 

 

(NT)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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