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大分県の臼杵のお雛様は他とは全く違う!

2024年02月26日 | Weblog

九州に住んでいる私にとっては、大分県にある「臼杵」という場所は「臼杵の大仏」程度しか印象にありませんでした。

今回は臼杵の大仏を見に行こうということになり、行ってきました。

 

しかし、福岡からはかなり遠いです。

高速道路を通って200㎞弱、2時間以上もかかります。

そこで宿をとり、泊りがけで近隣の観光も行う目的です。

 

初日は臼杵の大仏を見て、市内で夕食を食べ、温泉に入って宿に泊まりました。

翌日は、臼杵市内の観光を行う予定で、市内に車をとめて歩き始めました。

 

さて、この記事では臼杵旅行を書くのではなく、旧真光寺で見た「うすきのお雛さま」についてご紹介したいと思います。

 

市内に車を停めて歩きだしましたが、見える範囲にほとんど人がいません。

人気ないんだね。

と、あまり期待が高まらないまま歩き始めましたが、細い路地を進むと「うすき雛めぐり」と書かれたのぼりを見つけました。

そうか、お雛様の季節だから臼杵でも雛飾りをしてるのか、と思っていました。

 

のぼりのある門から中を覗くと、たくさんのひな人形が見えてきました。

期待も高まります。

 

しかし、近くに行ってよく見ると今まで見た事もないようなひな人形が飾ってあります。

お内裏様とお雛様を対にして、和紙で折ったようなお雛様ではありませんか!!

「うすき雛」と書かれています。

 

「うすき雛」とは江戸時代に「質素倹約」のおかげで、町の人は「紙製のお雛様」しか飾ることが許されていなかったとのことです。

当時のお雛様は残っていないので、文献から「立ち雛」を参考に、現在の「うすき雛」が誕生したそうです。

 

とにかく初めて見たので、とても新鮮でした。

 

ここ旧真光寺では、お部屋の一部に飾ってありましたが、これがとても見事な雛飾りです。

 

さきほど、旧真光寺の門から覗いて見えた雛飾りがこちらです。

 

大きなお部屋の横幅いっぱいに「うすき雛」が飾られています。

 

どの「うすき雛」も、お内裏様とお雛様のセットで飾られていて、ほのぼのとします。

 

こちらは2階に飾られていたもの、奥行きを表現されていました。

 

小人数というか、小さなセットもあります。

数が少ないとひとつひとつがクローズアップされますね。

 

2階から降りてきて、先ほどの大広間にきました。

これだけの数があれば圧巻ですね。

 

ひとそれぞれに人生があるように、お雛様にもそのカップルごとに世界観があるようにみえました。

 

 

 

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