前回の読んでみたからおおよそ3か月。
仕事とお山遊びで忙しく読むペースがガクッと落ちてるくせに、
相変わらずコーチャンフォーに通ってしまう。
行けば行ったで、文庫になるのを待ってたのが文庫化されてたり、
新刊も面白そうなのが多いもんだからつい買ってしまう。
とは言え、積読本を増やしてばかりではイカンよなーってことで、
きょうは引きこもってコレを読んでみた。
久しぶりの米澤穂信さん。
太刀洗万智シリーズの第2弾。
「さよなら妖精」でなかなか強い印象を残した「太刀洗万智」の
その後を描いた6編からなるミステリ短編集。
ほんのわずかな手がかりから真実に辿り着く...
どの話も切ない結末だけど6編全てが面白いです。
して、次は当然コレ。
太刀洗万智シリーズの第3弾。
順番としてはコッチを先に読んだ方が良いのかもしれないけど。
太刀洗万智がフリージャーナリストになって初仕事の物語。
舞台はネパールのカトマンズ。
たまたま居合わせたカトマンズで起こった国を揺るがす大事件。
取材をしていくなかで起こった殺人事件に巻き込まれてしまう...
ドキュメンタリー(少々大袈裟かも)を読んだかのような感覚になり一気に読了。
序盤から散りばめられた伏線、それを回収しながらラストは...流石です。
っと言うことで、次作が待ち遠しいですね。