折節の移り変わるこそ

季節の移ろいの中に、感じたままを一日一日。

雨が降っても咲き続ける、バラの二番花

2015年07月03日 22時23分53秒 | 夏至

◇ 7月もかなり強い雨降りの日で始まりましたが、昨日と今日はほとんどどんよりとした曇り空ながら、雨は落ちては来ませんでした。

  でも明日からの週末、そして週明けはずっと傘マークが並んでいて、しかもはるか南の海上の台風9号の今後の進路が気になるところです。

  6月から咲き継いでいる庭のバラ、その二番花も一週間から10日くらいの間隔で、品種ごとに(株単位で)主客が移り変わってているような気がします。

  以前からこの時季のバラは害虫の食害を気にすることもなく、しっとりと咲くバラ本来の風情を楽しめると感じていましたが、今年はそれが一層際立っているようです。

 

                                                     2015年7月3日

□ 背丈よりも高い2m位のところに咲く二番花です。

 

□ 一番花の頃にベーサルシュートがあれよあれよと言う間に伸びてきて、

その先端に蕾をたくさんつけたもの、その開花が始まっています。

 

                                                   7月2日

□ ウィリアム・シェイクスピア2000

(William Shakespeare 2000 S 2000 D.Austin England)

 

                                                              6月30日

□ 少し前ですが、この二番花も豪華な感じさえしました。

 

□ ジュビリー・セレブレーション

(Jubilee Celebration S 2002 D.Austin England)

 

                                                         6月29日

□ この花もベーサルシュートの先端に蕾をつけて咲いたものです。

 

□ 午後7時過ぎで辺りが暗くなりかけた頃です。

花そのものがほんのり明かりが灯ったようにも見えました。

 

                                                    6月28日

□ 咲く時季によって微妙な色彩の違いが感じられるバラです。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

いつもの真紅ではなくて、濃い桃色が強く出ているような感じがしました。

 

□ これまであまり2番花が咲かなかった品種も、今年は好く咲きます。

 

□ アブラハム・ダービー

(Abraham Darby S 1985 D.Austin England)

大輪のアプリコット色は、やはり見応えがあります。

 

□ おとなしい感じのアプリコット色の二番花もよく咲いています。

 

                                                 7月3日

□ 途中、雨で台無しになった花もいくつかありましたが、よく咲きます。

 

□ アンブリッジ・ローズ

(Ambridge Rose S 1990 D.Austin England)

 

                                                     6月30日

□ ピンクともアプリコット色ともつかない微妙な中間色です。

 

□ イングリッシュ・ヘリテージ

(English Heritage S 1984 D.Austin England)

 

□ 真ん中がジュビリー・セレブレーションで、

向かって右がクイーン・オブ・スウェーデンです。

左上がイングリッシュ・ヘリテージ、かなり高い位置です。

 

                                                          7月3日

□ この白バラもベーサルシュートの先端にスプレー咲き、たくさんな花数です。

 

□ ドミニク・ロワゾー

(Dominique Loiseau S 2003 Delbard France)

 

□ クレマチス ヘラクレイフォリア系 サンダー

(Clematis heracleifolia 'Sander')

白いバラのそばで木立性のクレマチスの開花が始まっていました。

 

□ 地植えのクイーン・オブ・スウェーデン(ER)の株元、

ホスタの花芽がようやく上がって来ました。

 

□ カサブランカも超大輪のピンク、咲き続けています。

 

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その後(7月4日~5日)の二番花の様子を、少しだけ追加しました。

 

                                                 7月4日

□ 雨に濡れて蕾が緩み始めていました。

 

                                                     7月5日

□ ガートルード・ジェキル

(Gertrude Jekyll S 1986 D.Austin England)

 

□ 香りのとても素敵なバラ、二番花が始まりました。

左向こうにクレマチス「プリンセス・ダイアナ」が、点のように見えます。

 

                                                  7月4日

□ 雨に濡れていましたが、開花の始まり…。

 

                                                     7月5日

□ 冒頭でも載せていますが、雨にもかかわらず、しっかりとした二番花が咲き続けています。

 

□ ヒースクリフ

(Heathcliff 2012 S 2008 D.Austin England)

 


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4 コメント

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雨にも負けない美しさですね (アンジェラ)
2015-07-05 21:38:22
折節さん、こんばんは。

 薔薇の二番花が雨にも負けない美しさですね~!!
どの薔薇も素敵で魅了されます。

お手入れの賜物なのでしょうね~
アンブリッジローズも素敵な色で惹かれます。

ヒースクリフの花色もいいですね~♪
実は今日私も庭のホスタの蕾に気づいた所なんです(*^_^*)同じ頃に咲くのですね~

カサブランカのピンクの色が又素敵です!!

 台風の進路が気になりますね。
反れてくれます様に~

オダマキの種は今緑色です、茶色になるまでもう少し待っていてくださいね(*^_^*)
返信する
特別の美しさ (りこぴん)
2015-07-05 22:00:06
折節さんのバラは特別ですね。
雨にも負けずそんなに美しく咲いている二番花ってそうないですよ。

我が家のバラは表フェンスのコーネリアだけは雨にも負けず咲いているんですが
後はボロボロです。

お揃いの ジュビリー・セレブレーション
ウチは今咲いてはいませんが
こうして見せていただいてやっぱりお迎えして良かったな~ってまた改めて思いました。
何度みても飽きない姿です。
ヒースクリフもぎっしり詰まった花弁がお見事~☆
どれも個性を失うことなくキレイに咲いていますね。

この時期少しバラ熱が冷め掛かっていましたが
私も早くバラの世話をしたくなりました。
返信する
夕方からまた雨になりました。 (折節)
2015-07-05 22:33:34
アンジェラさん、こんばんは。

午前中こそ雨が止んで庭仕事が進みましたが、夕方からまた雨になりました。
予定していた「庭のごそごそ」も、なかなか思い通りにはいかないものです。

バラの二番花も相当雨に痛めつけられていました。
もちろんそれなりに咲くのですが、雨に濡れてその重みで大きくしなったり、花首が折れてしまったり…。
細い枝に大輪の花を咲かせる品種には、つらい雨降りなのかもしれません。
それでも、アンブリッジ・ローズは挿し木苗とは思えない程の大輪の花です。
ヒースクリフも、一番花よりも二番花の方が見どころがあるような咲きっぷりですよ。

ホスタも咲いている株がありました。
これからあちこちのホスタの爽やかな花が楽しみです。
カサブランカは、今年は害虫の食害に遭ってまともに咲いたのはこれだけでした。
オダマキ、よろしくお願いしますね。
返信する
雨にも負けず (折節)
2015-07-05 22:49:03
りこぴんさん、こんばんは。

7月に入ってもよく降る雨です。
目が覚めたら雨が上がっていたので、今日こそはと朝から庭に出ていました。
でも夕方からはまた雨が降って来て、結局思い通りとは程遠い庭仕事になりました。
雨にぐっしょり濡れて終わってしまったり、傷みの激しかったバラの花殻摘みだけでも相当時間がかかりました。
黒星病の葉っぱを摘んだり、鉢植えの表土に落ちた枯葉を片付けたり、この時季やることは多いですよね。
アイスバーグは大雨の頃に二番花が咲き揃いましたが、写真をうまく撮れずにご紹介できませんでした。

お揃いのジュビリー・セレブレーションですが、二番花がとてもきれいに咲き続いています。
もうそろそろ花もお仕舞いですが、けさも中輪サイズの花が一輪また開花していました。
この花は条件さえよければ、もう惚れ惚れとするような花を咲かせてくれると思います。
何しろサーモン・ピンクという花色は、庭には他にないので、とても貴重、大切なバラなんですよね。

ヒースクリフは一番花がやや花が少なかったので、しっかりと咲いてくれた二番花に、うんうんとうなづいています。
二番花は一番花の真紅と違って、どこまでも濃いピンク、でも明るい花の色、こちらもいいなと思いました。
二番花が咲き終わると、バラ以外にあまり花のないこの時季の庭が途端に寂しくなります。。。

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