イヨ、サラバ

一日一生〜胃なし生活の記録〜

10年ぶり大腸内視鏡

2019年01月23日 | 術後9年~

昨日はうどんとバナナとプリンで過ごし
19時までに夕食を終えるところ
早めに18時にはもう食べるのをやめてお腹準備。
健康診断の時同様、何も食べられないとつまらない。
検査前に飲む下剤液を今日のうちに作っておいて
(モビプレップ経口腸管洗浄剤) 
寝る前に飲む下剤をコップ1杯の水で何とか飲んだ。
かすかに甘味があってなんとも美味しくない。
しばらくするともうお腹がグルグル。
朝を待たずして1回目のトイレへ。

翌朝4時に起きて朝の水コップ1杯を飲む。
続いて腸洗浄液。
5時開始の予定だが、早めの4時半過ぎにスタートした。
味はポカリがもうちょっと酸っぱくなった感じ。
コップ1杯を10~15分、なかなかしんどい。
1杯目15分、2杯目20分と段々飲むペースが落ちて
1L飲むのに1時間半かかってしまった。
それからお茶を500ml。
ここでギブアップ&タイムアップ。
出発の時間となり、残った腸洗浄液を持って病院へ。

内視鏡室でしばらく順番待ち。
名前を呼ばれて残った腸洗浄液を見せると
「念のためトイレ座ってもらって出たもの見せてください」と。
飲み切らないとやはり完全にきれいにはならないようだ。
とりあえずOKだろうということで着替えて順番を待つ。

名前を呼ばれて検査台へ。
腸の動きを抑える注射が痛かった。
左向きに台の上で横になると自分もモニターが見える。
内視鏡が腸内を進んでいくと、ところどころにカスが浮いていて
やっぱりまだ完全にはきれいになっていなかったみたい。
何度か先生が「ちょっとお腹張った感じがしますよ」と言うと
お腹の中からぐっと押されるような重い感じがする。
「お腹の手術しているとねぇ」と言っていたけれど
癒着があるってことかな。

ここで左肩がずんと重く痛くなった。
胃切除後のドレーンが入っているときも左肩が痛くなり
ドレーンが抜けたら痛みが取れた。
どなたかの胃がんブログで同じような経験を読んでいたので
ドレーンが神経を圧迫するか何かだったのだと思う。
と、そんなことを思い出す久しぶりの肩の痛み。
お腹の中が押されたことによるものだろう。
しばらくして内視鏡が進んでいくと痛みは消えた。

「入口まで来たかな」
何分かかっただろうか、ようやく盲腸まで到達。
あとは腸内を観察しながら直腸へ向けて戻っていく。
結果、特に異状なし。
「通常の食事をして結構ですよ」
嬉しいお言葉。
最後はガスを抜いてもらったのでお腹の張りもなく検査終了。

外科の診察へ。
異常なしということで特に何もないが
ではなぜ便潜血?と聞いてみると
「偽陽性ってこともありますからね」とのこと。
(陽性と判定されるが実際は陰性)
胃がないから食べたものの影響が直接出ることもあるそう。
何はともあれ、問題なしで一安心。

家に帰って昨日の夕食のおかずを食べる。
かぶと豚肉のとろ煮、
食べたかったから自分の分を取り分けておいた。
それとおかゆ。
あ~、やっぱり食べられるって幸せ。


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