ぶらつくらずべりい

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水から出来ている

2022-04-12 07:17:00 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
君の眼に見られいるとき私はこまかき水の粒子に還る(安藤美保)

「見られいる」だけで、自分という存在が「水の粒子に還る」。

自らの存在が、小さな小さな水の粒子になる。
この把握が瑞々しい。
あまり、男性が感じることはないような感覚だと思う。




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