悲しみがもしも手に触れられるものだったなら
僕はたくさんの悲しみに囲まれて身動きがとれなくなってしまうだろう
あっちにもこっちにもあなたや僕の悲しみが
悲しみがもしも目に見えるものだったなら
僕は避けて通ろうとして一歩も前に進めなくなるだろう
あそこにもここにもあなたや僕の悲しみが
振り払っても目を閉じてもやっぱり悲しみが溢れてしまって
なくでなくなく
あなたを覆う悲しみが溶けてなくなるまで
舐め合おう
死が二人を別つまで
僕はたくさんの悲しみに囲まれて身動きがとれなくなってしまうだろう
あっちにもこっちにもあなたや僕の悲しみが
悲しみがもしも目に見えるものだったなら
僕は避けて通ろうとして一歩も前に進めなくなるだろう
あそこにもここにもあなたや僕の悲しみが
振り払っても目を閉じてもやっぱり悲しみが溢れてしまって
なくでなくなく
あなたを覆う悲しみが溶けてなくなるまで
舐め合おう
死が二人を別つまで