ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

原因と結果を取り違えてる

2010-12-26 08:59:15 | 散歩
最近、周囲半径2メートルで流行りのジ・オンリーワンズ。
それにしても「ノー・ピース・フォー・ザ・ウィッキド」は、名曲ですね。何度も自分で歌ってみて心に染みてきました。単純だけれども妙な間合いの曲、そして皮肉っぽい歌詞。
歌い方や井手達は、ボブディラン、ルーリード、もしくはシドバレット、ケビンエアーズなどを引き合いに出されるピーターペレットですが、この曲作り(ジョンペリーも関わってるかな)に関しては絶妙で、他に比べるものがないです。
「邪悪な者(俺)には平和は訪れない、でもそういうのが好きなんだからいいじゃん」
と、ピーターペレットは歌ってます。
多分。
ロリーギャラガーやトンプソンツインズも同タイトルの別曲を演ってるようですが、やっぱりガイコツのようなだみ声のピーターさんが、このタイトルには一番お似合いです。


さて、話は変わりますが、
“邪悪”なもの

邪悪なものってのは、生きている限り、必ずいつかどこかで降ってきます。

そしてそれらは多くの場合、何の意味もなく何の必然性もなく私たちの頭の上に降りかかってきます。

ろくでもないオバハンに急にわめかれること、
点数稼ぎ警官にあらぬ疑いをかけられること、
馬鹿な若造に絡まれること、
愚劣な上司に罵倒されること等々。

それをヒトは、いい教訓であるのだとか、自分を高める為の試練だとか、システムの不備による結果だとか、合理的なこととして解釈して納得しようとする。

でも、それらは意味なく降ってくる。

梅田ハードレイン、、、意味はない。
むむむ。
「だって、あそこでライブやったとき晴れてたもん。」
いやそういう意味では、、、



ひそかに盛り上がってる THE ONLY ONES 熱

2010-12-18 15:38:00 | ロック
棚の奥から、オンリーワンズのCDを引っ張り出して聞きたくなりました。

その昔、飽きるほど聞き込んでいるので、新鮮さはないんですが、じっくり聞いてるとなんだか歌が無性に歌いたくなりまして、「Flaming torch」と「No Peace For The Wicked」をカバーしてみると、非常に心地よいので、他のやらなきゃならないことを差し置いて、歌詞もじっくり解き明かしながら何度も歌っちゃいました。

曲作りのセンスにしても歌詞にしてもその声質にしても、ルーリードやボブディランやシドバレットよりも、私はピーターペレットが一番だと思います。シンプルで絶妙にポップなコード進行、シニカルな詞、さめた色気のある声がずぶりと心臓をつかみます。何といってもバンド名がいいじゃありませんか。名を付けた時点で、孤高の道を歩んでいくことを約束してしまったかのようです。最初は、名前を「ピーター&ザペッツ」にしてたらしいけど、そのままにしてたら売れてたかもね。

大好きで良く聞いてた頃は、ある評論家兼ミュージシャンから
「ピーターに会ったけど、自分の子供の前でヘロイン打ってるよ」
と聞いていたので、まさかソロで来日、その数年後バンド再結成で立て続けに2度来日するなんて予想も出来ませんでした。
当時はyoutubeもなく、テレビ神奈川かなんかで流された「you've got to pay」「someone who care」の汚い映像のダビングビデオを何度も見てました。
そんな当時、NHKのFMラジオのサウンドストリートで「you've got to pay」が流れた時はびっくりしました。DJは確か仲井戸麗市さんでしたね。

西荻散歩のMY名物

2010-12-17 13:08:25 | 西荻
東京のオシャレ街紹介雑誌でも、最近は代官山や下北などを差し置いて「西荻」のようですが、ちっこい焼き菓子屋やパン屋、セレクトされた雑貨屋などイ・マ・ド・キなお店が増えております。私も、もし今[森ガール]だったら間違いなく西荻にフワフワ来ちゃいますね。
でも、小さい店って、一旦入ると中々買わずには出ずらいので、何か買うことになっちゃうんです。そして単価が高いので、二つ三つ購入すると軽く昼飯代位は飛んでしまう。
う~うん、商売うまいなぁ。
って訳で、焼き菓子屋などは何処も入店は一度きり、大好きな甘いおやつは、昔ながらのパン屋「アンセン」や和菓子屋の「喜田屋」へ何度も行ってしまうのでした。

流行り廃り、入れ替わりが激しい一方で、30年も40年も変わらないものもいっぱいあります。

どう見ても平成の時代には見えない今の私の住みかですが、日当りが良く未だに暖房いらず。エントランスなど一昔の人用に作られていて、何だかちっこいのです。


そしてこのご近所には、植物を愛でる素晴らしい女性が住んでおります。一人はスカーフをかぶった妖精さん。フリマや高架下商店街等あちこちでよくお見かけする実在の人物。活動活発で、まだ500年は生きていきそうです。
もう一人は、この季節にしてブーゲンビリアを咲かせる達人。ここを通る時は、いつも立ち止まって植物を眺めてしまうんです。




ひそかに盛り上げてる スペシャルビュー熱

2010-12-10 08:20:46 | ロック
スペシャルビューの曲のカバー弾き語りライブ。
やっぱり、お一人様でやるのは嫌なようで、強力な助っ人が登場します。

で、出演メンバー:
Uemura Senya Vo&G(Jazzmaster)
Kiyooka Hideya G(Dell'ArteのHommage)

曲目は、

お医者さんごっこは誰にも止められない、永遠の名曲
「玉手箱」

輪廻転生パラダイス!決死の愛の宇宙旅行
「化石の魚」

村上春樹ノルウェーの森を散歩したら迷ってしまった
「他の誰か」

ドキドキしちゃうほど甘ーい
「夜のデザート」

他。
これは見逃す手はない。なにしろ5年ぶりですからね。


「そっとキコリレコードを救う夕べvol.2」

12月22日 (水曜日)19時~
チャージ\1,000(1d付)
高円寺円盤

スペシャルビューmyspace



エグザイル on Main St. American Tour 1972

2010-12-08 08:40:34 | 映画・読書
とりあえず爆音映画祭、ストーンズの映画を見ました。
「レディース・アンド・ジェントルメン」


私の中では、10本の指の中に入らないローリングストーンズ。

それはまだ中学生の時、学園祭で全校生徒を前にコピーバンドでエレキを弾いたのでした。
初期のストーンズに憧れていた私は、バンドデビューの初舞台に坊主頭に(愛知では中坊は5分刈りだった)通販で新調したベロのトレーナー姿。
拍手喝采の中演奏が終わって、手の届かなかった憧れの女子に
「U村君!ギターいいじゃん。でも、、、服の趣味悪いじゃんね~」
そう言われ、もうガックシ。ベイシティーローラーズかクイーンのヤツを買えばよかったと大後悔。
それ以降、そのトレーナーは裏返しでしか着ないのでした。

約5年後、東京に出て来て、ヘビメタとボスのエフェクターをやたら沢山繋げて使う人とキースもどきの中腰しぐさをする人が、3大なりたくないギターリスト。
で、自分の中での3大ギターリストは、トムバーライン、ジョンペリー(ジョーペリーでないよ)、ルーリード、みんな直立型。


映画は、「メインストリートのならず者」リリース後のアメリカツアーの様子。
首にも腰にも長ぁーいスカーフを付けて、ふりふりしております。音の方は「シャイン・ア・ライト」に敵いませんが、演奏はバンドっぽい緊張感がたっぷり、Midnight Rambler なんてホント興奮しちゃいました。
ゲストピアノはニッキーホプキンス。管楽器もいます。その頃まだいたミックテイラーはレスポールで弾きまくり。
一番の見所は、キースとミックの対面ワンマイク歌唱。
「汗まみれの二人のお顔がくっ付いたら、、、」とハラハラさせますが、絶妙に顔を近づけるお二人。

「おい、ミック寄りすぎだぜ」「ソーリー、キースもう一回」
そういう練習もしたのかな~?

この時期、命日といえばあの人を想い出す

2010-12-03 17:39:59 | ロック
毎年この時期になると、1980年に亡くなったジョンレノンが思い起こされますが、1980年の一大ニュースのジョンと言えば、私にとってジョン・ボーナムの死でした。
アメリカでは大ディスコブーム、イギリスではパンク、ニューウェイブのブームが巻き起こってるなか、ツェッペリンが『イン・スルー・ジ・アウト・ドア』で復活した翌年の事でした。

ドラマー・ジョンボーナム、寝ゲロで死亡!

なんか、とってもかっこ悪い死に方のような気がしてガッカリしました。
その年末に、ジョンレノンが銃弾に撃たれて亡くなり、まったくボーナムの方は話題から外れてしまったような感じでありました。


12月はけっこう大物ロックミュージシャンが亡く
なっているんですな。

12月4日   フランクザッパ

12月6日   ロイオービソン

12月8日   ジョンレノン

12月10日  オーティスレディング

12月22日  ジョーストラマー (クラッシュ)

12月26日  カーティスメイフィールド

12月28日  デニスウィルソン(ビーチボーイズ)