ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

ザキール・フセイン様にノックアウト!インド無限のリズムが炸裂!!

2008-10-28 15:58:49 | 音楽
初めて会ったその日から好きになっちゃった!なんてことは皆思っているでしょうが。

ザキール・フセイン大先生大好き~♡

その、ジョナサンリッチマンを凌ぐその純粋なまなざし。
その、魔法のような指使い。
その、単なるオバはんでも楽しめそうなエンターテイメント性。



コメントが、また素晴らしい!

『これまで「マスターズ・オブ・パーカッション」のメンバーは、編成を変えながら絶妙の音のコミュニケーションを生み出し、世界で称賛を得るアンサンブルを醸成しました。メンバーの編成は変わるため、このメンバーでは日本初演ですが、今回のような演奏では、演奏者は各自のスタイルに精通しているだけではなく、共演者の伝統音楽も知らなくてはなりません。お互いが理解しあうことによりアンサンブルは成立するのです。

 リズム奏者としての道は、学ぶことの尽きない素晴らしい経験の連続です。新しいアーティストと共演する度に、自分の演奏について新たな発見があります。ミッキー・ハートとの「ディーガ」、ジョン・マクラフリンとの「シャクティ」、タブラ・ビート・サイエンス、マスターズ・オブ・パーカッションとの共演はもちろん、渡辺香津美、金子飛鳥、レナード衛藤、鼓童など日本のアーティストとの共演や、尺八の音色にも感銘を受けています。素晴らしいアーティストとの共演を積み重ねることで、私のタブラの演奏の幅は広がり、どのような楽器の組み合わせも可能になったのだと思います。

 マスターズ・オブ・パーカッションはインドカルチャーの鳥瞰図として、その音楽の起源となった土地の人々の生活を映しだします。そして、音の旅が続くうち、様々な違いの先に本質的には共通するものがある、ということを感じられる。演奏の最後にそういう答えに辿り着くのではないでしょうか。』


生まれたときから天才の道を約束されているあんな大先生も、常に努力と旅をなされるんですね~。


終演後、ロビーでは何故か某音楽ライターがCDだか本だかを販売していて、結構売れていたみたいです。偉い人に便乗して商売なんて、まあインドっぽいが。

ともかく、どんな凡人をもインド音楽にのめり込むようにしてしまう音楽の神様なのでした。



中央線、映画の秋

2008-10-27 15:29:05 | 映画・読書
以前は、単館ロードショーを見に銀座、六本木、名画座求め三軒茶屋、目黒、亀有なんてとこまで電車で行ってましたが、もうすっかり出無精になってしまいました。

単館は、立川(ブックオフみたいで嫌な映画館だが)でかかるのを願い、渋谷などでやる音楽系の映画は、吉祥寺バウスシアター(ここは素晴らしい)でちょろっとやるのを見逃さないようにしています。あと名画座は早稲田松竹と飯田橋までなら時々行くのです。



先日は、「春婦傳」1965年(S40)を阿佐ヶ谷ラピュタ(これぞ名画座!)で見ました。

野川由美子をヒロインとした鈴木清順の女性映画三部作の一篇。
小沢昭一もチョイ役で出ていました。
第二次大戦下の中国大陸を舞台に、ひとりの兵士を全身全霊で愛した慰安婦の一途な姿を描く内容。
「従軍慰安婦」の問題が取り上げられるようになったのは、けっこう最近のようですが、これはそれより随分前の映画です。

とはいっても、メインは男と女の話し。

自分の体で男を《変えようとする》慰安婦の春美と、上官の命令に絶対服従という《変わらない》軍人精神の三上の間で、物語は進んでいく。
そして結末は、変わらない男と心中してしまうんです。昔の映画は、すっきりしないのが多いなぁー。



最近の映画で、すっきりした傑作をあげると、

「アクロスザユニバース」
これは、ビートルズ好きにはたまらない。とくに、60年代のポップアートやカウンターカルチャー好きには見逃せない1本です。
歌詞に緻密につながる内容、サイケデリックな映像等、出来すぎです。
また、おやじバンドが絶対真似できないような選曲がすばらしい!
ビートルズ好きのおやじが来てるかもと思いましたが、そういう人は音楽や映画には興味がないんでしょうね。館内は若い人でほぼ満席でした。

「イントゥーザワイルド」
これは、見る前から傑作と分かってました。内容が内容だし、ショーンペンだから。伝説の監督テレンス・マリックの“地獄の逃避行”とダブるところ大いにありでした。
世界を「何カ国も旅した」と言って自慢するのが旅じゃないぜ。そこのヒト、、、

「最高の人生の見つけ方」
インドのラジャスターンが舞台の“ダージリン急行”を再度見に行ったついでに見たのですが、なかなかスッキリする映画でした。イントゥーザワイルド同様、やりたいことやりまくって最後に悟るという単純明快なお話。
苦しんで悟るより、遊びまくって気付くこっちの方が、実際にはいいな~。でも癌は嫌だな~。

秘密のマイベストシュノーケリングスポット

2008-10-18 21:19:29 | 沖縄
さて、沖縄本番、初座間味です。高速船であっという間の50分。
コザでは雨に降られたけど、島では毎日かんかん照りでこの時期にしてはラッキーでした。
ダイビング客が多いせいか、どこか垢抜けた雰囲気がありましたが、所詮は離島、木陰のベンチで何もせず座っているオバァを見るとネジが緩んできます。


ここ最近は、

午前中シュノーケリング、
シャワーしてからゆっくりビール、
商店で買った弁当か食堂で昼食、
木陰で昼寝、
民宿戻って昼寝、
外で夕陽を見てから夕食、
冷蔵庫に半分水を凍らせて置いたペットボトルに泡盛を混入、月夜の港や浜でまったり酒盛り。

ってのがパーターンです。


座間味でよっかた所は、やはり海。
沖縄本島ではナンバー1でしょう。
透明度は高いし、古座間味ビーチは、入ってほんの数メートルで大小魚と珊瑚のリーフでした。イメージとしては、波照間のニシ浜を凝縮したような感じでしょうか。エントリーが簡単な割りには魚や珊瑚が豊富というところでは、西表の星砂海岸、黒島の仲本海岸、石垣島の米原ビーチと並びます。

渡し舟で行った無人島の安慶名敷島も最高でした。わずか40~50m沖に進むと、斜め30度に緩やかに落ち込むリーフが見られました。こんなの初めてでした。もうメチャクチャ幻想的で感激!感激!!感激!!!


因みに、心臓が止まりそうになるほど美しい・マイベストシュノーケリングスポットを3つ挙げると、

1. 石垣島御神崎の左側のアウトリーフ
2. 西表島中野ビーチのアウトリーフ
3. んー、決まらん。

沖縄は基地の街コザでハシゴ

2008-10-15 23:43:21 | 沖縄
10月の連休+αを使って、最後の夏を座間味でシュノーケルリング&月光浴で過ごしました。


初日だけは、音楽の街コザを再訪。

公園で低糖質のオリオンビールをグビっとやって、港の波布食堂でドカ飯(3人前の量だわ~)食ってからバスで1時間。
民宿にCheck Inし、先ずは沖縄独特の銭湯へ。
入り口のベンチに座っているオバァのザルにコインを投げ込んで入ると、いきなり浴槽と脱衣所がワンルームなのでした。

街を散歩すると、やはり寂れた風情を感じます。
5年前に入ったウッディーないい感じのアイリッシュBarの店舗が売りに出されてました。残念。

他の懐かしSpotの安否を確認しながら散策後、今どきなジャズカフェ「スコットラファロ」で一服。
薄暗く広々して寛げる店内には、ソファー席もあり、巨大スクリーンでジャズライブを上映中。
ドリンク類はオール350円!こじゃれていても太っ腹なのです。
こんなの中央線にあったら毎日通っちゃうのにね(あ~、昔西荻にあったけど)。

アーケード街を抜けて、ウイークデーの少し寂しい中の街社交街へ向かうつもりが、突然のどしゃ降りにあってしまいウロウロ。
出口付近にちょいとドラムセットの置いてあるロッキンロールな店を発見、雨宿りをすることにしました。
が、中に入るとだだっ広い店内のカウンター内に2人のおばさんと、お客の1人のおじさんが談笑中。
私、場違いな感じ。

こりゃ、スナッックだ、、、、

なんとなくテーブル席に座るのも変なので、カウンターでビールをぐびぐび飲み、雨があがったのを見計らって
「チェックプリーズ~」
それから何故か話しかけられて、財布を握ったまましばしゆんたく、楽しいひと時を過ごせました。

小腹を満たすべく、ゲート近くの「カフェオーシャン」でビール&タコス。古いファミレスって感じでゆっくりできます。

次にラテン居酒屋「アルハンブラ」へ。
客の少ないここもほとんどスナック状態。お通しには、モズクの天ぷら。
カウンターに座っていたおばさんが、ピアノをバックに往年の名曲を歌って聞かせてくれました。

次に、「民謡クラブ姫」へ。
ここは店のお手伝いと着物を着た演奏者が接客するので、カウンターの中はいっぱいです。しかも客はわたし入れて3人。
しばらくすると、遅れてゴメンゴメンと大御所・我如古より子サン登場!
土産のスイカを、店員含めみんなでワイワイいただいた後、ライブは始まりました。

最後に、23時開店、ライブが始まるのが夜中の2時という「ジャンバラヤ」へ。
ここは大人の社交場。クラブのオネーチャンやオバハンを連れたオッちゃん達が、ノリノリロックンロールで踊りまくります。私は、オネーチャンを連れてないので1ステージ見て本日の深夜徘徊終了。

やばい、夜が明ける!!
明日は6時起きで泊港へ行かなければ。ああ、2時間しか寝れないワイ~。


またもやられた、というか全部自分の責任なんですが。

2008-10-08 08:11:25 | 海外
ジャイサルメールの城塞の中にあるレストランでランチ。
ここは、インド旅行記の定番・中谷美紀ちゃんの本にも出ていると思われる風通しのよいチベット料理屋。
ロンリープラネットでも、チベットレストランは褒められていたので、期待大です。
見晴らしの良いルーフトップは他に誰も客はおらず、貸し切り状態。若いチッベト人が注文を取りに来ます。
コユイ顔ばかりのインドにいると、モンゴル系の顔をみるとホッとします。

極暑のなか、冷えたキングフィッシャービールは極旨です。
料理のお味は・・・・・。

帰り際、「リトルチベット」とうい看板を発見。非常に繁盛している様子でした。ロンプラをよく見てみると、ほめているのはこちらの店だ。
しまった!食べたとこは「フリーチベット」という名前だった、、、

やはり、インドは手強い

2008-10-03 08:06:50 | 海外
ジャイサルメールはパキスタンの国境から100kmの位置。12世紀、広大な砂漠の中の岩山に、城塞都市が築かれました。

早起きしてホテルから歩いていける湖へ。ムスリムのおっちゃんが何やら餌を投げているので、よく見ると、ナマズがうじゃうじゃ。気持ち悪~。
でも、砂漠をバックにした湖の風景はごちゃごちゃの街とは違い、心なごみます。

その後、ホテル専属のオートリキシャマンを雇ってモルチャン(口琴)を買いに街へ。どうせならいいモノをと、ジャイサルメールの楽師の間で絶大な人気があると言われている、ロハール族のモーハン・ラル・ロハール製のモルチャンを探す。あまりに丁寧な作りのため、1日に3本しか作らないのだそうだ。

メモしていた、名前と場所を教えて、着いたところが市場。テント下で鉄を打ってます。
「モーハンは、寝てる、彼女がモーハンのお母さんだ」

「、、、」

「これがそのモルチャン、1本、100ルピーだと言っている」

そりゃ、モーハンが作ったにしては安すぎるが、普通のものなら50で買えるものだ。
見た目は、昨日街の土産屋で、チラリと見たのと変わらないシンプルな形。モーハンのものならそれなりの装飾なり作りが丁寧なはず。

売ってるのは、単なるオバハンに違いないと思うが、私は根っからのジャパニ。此処まで連れてきてもらったんだから友達用に1本購入。
しかも1ルピーも値切ることが出来ずに。
あわわわー。