ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

おれたちゃ、車とばして、海の見える方へ、ヘイヘイヘイ

2012-05-27 16:03:33 | 南部
二度目の大家さんの大掛かりな草刈によって、草の中にばら撒いた種から芽が出ていた、向日葵、大根、蔓が草の中をしっかり這っていた、冬瓜、南瓜もきれいに消失してしまいました。あああ、、、宝探しのように野菜を見つけて遊ぶのが夢だったのに。

意気消沈、
免許取立ての息子のハンドルで、南部の海の見える方へセンチメンタルジャーニー。


「いよたん!」「じゅーたん!」
などと、意味不明の言葉しかしゃべらなかったボクちゃんも、
最近は「あー、しんどかった」連発とか
「とーたん!とーたん!」
と駆け寄って来て、つまづいてずっこけるなど、かなりしっかりしてきました。


那覇を通過、糸満の赤瓦古民家「茶処 真壁ちなー」で、そばをすすってから、ボガンボスのどんとや、違いの分る男・宮本亜門(私、趣味じゃないです)が通ったという奇蹟のカフェ「浜辺の茶屋」へ車を飛ばします。
エメラルドグリーンの海を目の前に、久々に美味しいコーヒーを!
新月の干潮で岩礁だらけ、、、


眺めのいいカフェが立ち並ぶ街道として、有名になっているこの界わい。その先駆けとなったこのカフェも、当時は「こんな南部の田舎の喫茶店に誰も客は来ないぞ」と言われ、海岸に面した店も「そんなとこに建てたらすぐなくなるよ」と言われてたそうです。
しかし、なんと言われても、誰もやってないことを信念を持って成し遂げたのです。最初の半年は、数えるくらいしか客は来なかったようですが、その後何かの力によって、様々な神様が集まって来て、今では有名老舗カフェ。
人がやらないことに、自分で判断して挑戦する。学ぶところは大きいです。

「カフェで海を眺めて、奥武島で天ぷら買って帰る」という、南部沖縄観光の定番、いいですよ~

夜の虫、ジャズを求めて南下

2012-05-20 18:03:13 | 那覇
やはり、読谷むらでは腹の虫がおさまりません。
幸い読谷は、南北に細長い沖縄の真ん中に位置していて、どこへ行くにも便利なところ。我が愛車・スバル赤レンガ(色)号をとばして週末、都会那覇へ。

おもしろくもない新都心・おもろまちのスーパーに車を置き、徒歩で街へ向かいましたが、はじめて歩く高低差のある安里辺りの住宅街はおもろかったです。

浮島通りのゲストハウスにチェックイン、ビール一杯100円(何杯飲んでも)の居酒屋で飲んだ後、ジャズのライブが聴けるバーに入りましたが、観光客相手の価格とありがちなハコバン、眠気だけが増して刺激なし。
求めるものは、那覇にはありませんでした。

宿でふて寝し、翌日桜坂劇場へ。物販コーナーにて久々に見るお洒落でサブカルチャーな品々に気分が高揚。「沖縄@高江@辺野古」を見るつもりが、時間を間違えていてやむなく「種まく旅人」を見る。が、案外良かったです。都会のお嬢さんが、田舎の有機の茶畑で働く事になってしまった話。

出演は、田中麗奈、陣内孝則
            

その後、浦添美術館で開催されている写真展「復帰40年の軌跡」の関連企画のシンポジウムで、昼寝(企画はいいんだが話が退屈じゃ駄目ね、若者少なかったのも問題、思い出展じゃないんだから)


赤レンガ号を購入したオートマックス(最初マジにチェーン店と思ってた)が近所にあったのを思い出し、車のメンテを依頼。
旧式の車なんで仕方ないが、何しろ、運転席側のワイパーが上がりきらない。雨の日は右前が良く見えないんで、左に平行移動して運転してる次第で非常に危険。

帰り道、くるくる回りに回って、高低差のある住宅街にある有名カフェ・ロギへ。



  

やんばるへ行けば素敵なカフェが多いけど、観光客で溢れていて一人でくつろげない。吉祥寺にも素敵なカフェが多かったけど、女子で溢れていてくつろげない。
その点、ここは非常に良い。高台にある元お金持ちの古い住宅を改装したのか?いいロケーションです。器やちょっとした調度品等、細かいとこにも良いセンスが伺えます。きな粉バナナシェイクも美味かった。

途中、ラブホが立ち並ぶ地域を通るのが、少し恥ずかしい。と、ここの可愛らしいコースターを見て思ったの(何故か女子語)。



ああ、お金使っちゃった~
何だか、不在いにしている相方に報告書を書いてるみたいだな~

夜の虫、パンクを求め、急降下

2012-05-19 13:52:53 | 読谷
紅芋畑と豊かな海が自慢の読谷村へ引っ越して、2ヶ月余り。
そろそろ、街のネオンが恋しくなったネオンボーイズ(ワタシ)です。

決っしてテレビジョンの前身バンドじゃありまへん。でも、演奏そっちのけでジャンプしまくったり、ビールで髪立てたりのリチャードヘルの感覚が何だか懐かしく思えてきました。
そう、都会に出て、ヒトと出会って、何か今までと違う事を見つけ出すあの感覚。

那覇以外は、徒歩に適さない車社会の沖縄ですが、敢えて車を家に置き近所を徒歩で徘徊しました。いやいや、たんに散歩しました。
読谷村のメインストリートの6号を歩くと、ポツンポツンと観光客目当ての食べ物屋がありますが、そんな中で気になるのが「時代遅れの店」という店。
昼間、車で通りすがりで見ると、昭和レトロ風居酒屋な気もしますが、夜、歩きで近づいても正体不明。
やってるかどうかもよく分かりません。
想像の中で、ウエインカウンティのようなママがいることにしておきます。

そして、ホタル族が間違って吸い寄せられるこの光!


漢方薬系のレトログッズまみれの薬局は時々見掛けることがありますが、こないなフィフティーズ系の電飾のは初めて。


中にはジュークボックスもあったりして。ドラッグまみれの店主はジョニーサンダースというより、ティモシーリアリー先生。好みの色の幻覚が見れるよう薬を調合してくれます。


もちろん、スナックではないので入店はしてません。

お前はよ、まだまだ、あおいんだよ!

2012-05-17 07:23:12 | エコエコ
我が家の自然農菜園に大事件発生。

“連休で北部へ旅行の留守中、「ヨミタンひーたんファーム」に何者かが侵入、草刈をていねいに行ったうえ肥料がまかれていました!トタン板にいつも隠していた鎌の柄の上にも、ていねいにビニールがかぶされて、、、”

ただいま、この事件の犯人を調査中ですが、
耕さず、肥料・農薬を施さず、草・虫を敵としない「自然農法」改め、草・虫・人を敵としない「即興農法」へ移行したいと思います。ありがとう、大家さん。



ラディッシュは既に収穫しまして、お弁当に入ってますが、ついにミニとまとや豆がお目見え。ふふふ、自分で食うくらいの野菜なんて簡単に作れるんです。無農薬や減農薬の野菜として売っているものも、作り手の顔が見えない場合はまるで信用できませんから、自分のとこのは本当安心できます。


休日の過ごし方

2012-05-13 15:16:00 | 沖縄
今週末は、車ですぐのシーサイドドライブインで独りのんびり読書。


我が村、読谷のすぐ上っかわの恩納村へ入ると雰囲気ががらりと変わり、ハイビスカスが道路沿いに咲き乱れる完全なリゾート地。そんな中に時代に取り残されたレトロなこの店はあります。ジュークボックスやミニカーのコレクション、熱帯魚の水槽のある店内は広々してます。

海に面した窓もでかい!女子店員も皆さんかなりレトロ。かつての姿を想像しながらオーダーします。
これで海がなくてエレクトーンがあったら、西国分寺にかつて存在した一葉松(町田康のエッセイ参照)のよう。

(いまだ大事に保管してる、思い出の「一葉松」靴べら)

レモンティー210円(リプトンティーパックだけど)のナイスなトリップ。


さて、本日の夕日のお供は、「仕事をつくる」安藤忠雄。
ボクサーとしてデビュー後、建築家を目指し突進。大学に通う友達から、教科書を入手し4年で学ぶところを1年で習得。とにかく、独学と本能で世界に戦いを挑んだこの男のエネルギーは凄いです。
その「エネルギー問題」に対しても、「原発全廃、すぐに自然エネルギーにシフトすべき」との知識人達とは違う立場の意見を持っています。自分の利益だけを守ろうとするおっさんたちとはまったく違いますが。
朝日新聞ので横尾忠則の書評もおもろいね。

やんばるへ運転がんばるの巻

2012-05-06 12:23:33 | やんばる
北は盲目の旅芸人、津軽三味線弾きの高橋竹山。
南は奄美の路傍の石、盲目の竪琴弾きの里国隆。
そして、ここにもう一人、
沖縄の放浪親子(いつか車上生活者になるかも)の盲目のドライバー、ワ・タ・シ。

数日前から激しい目の痒みで、連日充血、目が開けられないんです。
目を閉じると砂が入ってるような違和感あるし、朝は目やにでべっとり、まぶたが開きません。毎年苦しんでいたスギ花粉症がなくってラッキーと思ってましたが、今頃何かの別の花粉アレルギーかも。

しかし黄金週刊、北部やんばるの村の雰囲気と宿調査の為に二泊でドライブ旅行に出掛けたのでありました。連休の混雑を避けるために、美ら海水族館へ至る西海岸路線を避け、地味な東海岸を北上。
一泊目は、辺野古にある「海と風の宿」。

車椅子で単身インドバナラシまで行くような宿主の前で、目が痒いなんて言ってられません。

二泊目は、沖縄本島最北端の村にある海の見える宿「朝日屋」。

ここは、東村の人気の森カフェ「山瓶」のオーナーが作っただけあって、自然に溶け合った手作りの建物が最高でした!


行きも帰りも寄ったが不在で入れなかった、沖縄最古の鉄筋コンクリート建築の大宜味村旧役場


沖縄最北の街に南米料理屋を発見。


さて、帰りのドライブのお供はスティービーワンダー。横揺れしながらスローに安全運転。

新しい恋人と海へ

2012-05-04 00:06:20 | エコエコ
生まれて初めての経験。
もうこれから雨の日も風の日も、いつまでもお前と一緒だぜ!
そう、沖縄へ来てやっとこさっとこ車を手に入れました。生まれて初めてのマイカー。スバルのサンバーディアスのレンガ色であります。
キャワいい丸目の寝ぼけ顔、フロントの自然なかたち、後部座席をフルフラットにすれば車中泊もオッケーなとこや、前後両座席をつなげて倒して昼寝出来ること等々、かなり気にいってます。

新しい恋人に、来る前から編集してたマイセレクトCDをプレゼント。一曲目は、サーティースフロアのファイアーエンジン!
Let me take you to the empty place in my fire engine!!!


今日は天気も良いので、近場へサザエさんでも採りに行こうかと思いましたが、潮の引きが今一。
場所を恩納村に変えて、もずくを採ろうかと思いましたが、もはや潮が満ちてきたので、諦めて海辺でお弁当。
すると、壁を塗る小手を使って海岸の砂の表面をかいている人を目撃。
ハマグリが採れるそう。
直ぐに真似して獲物を探します。かなり小ぶりですが、お汁の出汁に出来る位は採れました。


とにかくただでは帰りませんよ。
海は魚介類だけでなく、浜ほうれん草(これメチャ旨)などの野草も取れて、我が家の自給率を上げてくれます。

左上


海だけでなく、陸でも、、、

アパートの前のお家の路地で、おじさん達が籠の中の鳥に餌をあげてながめていました。聞いてみると、ここらで捕獲した雀だそう。今、炭を買いに行ってると。

焼き鳥!

昔、お祭りの屋台というと、傷痍軍人や見世物小屋や笑い袋に混じって、「スズメ焼き」ってあったげど、身がなくって骨がバリバリの感じだった。それが焼き鳥というものだと思い込んでいたので、長らく好きになれなかったんですが。