ヤポネシアンレゲェ

新しい日常を追い求めるギター弾きホワイト教授のゆるゆる人生散歩日記。目指すは架空のリゾートミュージックアイランド。

人生に乾杯!

2010-01-28 12:10:57 | 映画・読書
81歳と70歳のボニー&クライド
年金だけでは食っていけず、借金取りに追われる身となった老夫婦が、高齢者に冷たい世間に怒りを覚え、次々と強盗を重ねていく。

ドナウ川を挟みブタとペストの国、ハンガリー。温泉とワインが名物だとか。

実にハートウォーミング!

勉強は嫌いじゃないけど、人に教えてもらうのは好きじゃないのね

2010-01-23 05:36:24 | 音楽
ザ・サウンド研究

他人が研究したものや当人が明かしたものを読んで「なるほどなぁ」と思うより、何度も音源を聞いてどうなってるのか想像力たくましく「こうに違いない」と、時には勘違いしていくのがベターだと思ってました。
勘違いや膨れ上がった妄想から新たな発明もあるんじゃないかと、、、

曲作りにおいても、自分で新しいギターのコードフォーム(総ては既出であろうが)を見つけた時の嬉しさって、音楽を頭で学んだ人にはないだろう、ざまぁみろ、と、、、


しかし、このごろ歳をとったせいか、書物やネットで調べるのがちょとした余生の楽しみになってきました。

ギターの音をとるのも、らくしてネットでほいほい。
きっかけはWILCOの最新アルバム(ラクダ)の1曲目のかっちょいいギターリフ。
単純な音ですが何度聞いても何故か合わせて弾けません。何も今さらギターコピーすることもないんですが、簡単そうなリフが弾けない悔しさったら。
最後にとうとう、PCを開いてコードを検索。
あったあった。
ありゃ~これ、変則チューニングでした。気づかなかったのね~。どうりでうまくいかないわけです。


以前、トム・バーラインのギターと同じ音色をとにかく出してみたいと思ってた時期がありましたが、全然うまくいきませんでした。解散直前のギターの音色は憧れでした。あの管楽器のような太くって甘くって色気のある音。
音質の悪いブートを何度も聞いて、最後には楽器屋の兄ちゃんにまでウォークマンで聞かせて、逆にとんでもないエフェクターを買わされそうになったり、、、

あの太い音はハムバッカーに違いないと言う人もいて、確かに78年のブートのジャケにはアンペグのクリスタルギターを弾く姿が写ってます。ただこのギター、ピックアップがカセット式でハムでもシングルでも取替え可能なんですね。しかもどのライブで使ってたかわからないし、真相は不明です。

自分でも、太い弦を使えば音も太くなるに違いないと色々試しました。ジャズ系の太弦(3弦が巻き巻きの)を張って、ジャズマスターのネックが横に曲がってしまったのには泣きましたけど。
会場の大きさとアンプの問題はかなりあるかとは思ってました。CBGBでトーキングヘッズのフェンダーアンプ借りたりしていた時代とは違いましたから。

最近になって調べてみると、リアのピックアップを使ってフロント側をピッキングしているとか、弦は.050 から .013で薄いピックを使用、チューニングはハーフステップかそれ以上下げているってかいてありました。
本当かねえ?

日本の音楽の映画

2010-01-13 21:29:22 | 映画・読書
もう一本は「こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!」
モーニングショーのみの上映で、気合を入れて早起き(といっても10時半から)して行きました。

こちらは、すばらしい内容。
戦後の映像と共に、苦難の連続だった姉妹の壮絶な半生に涙涙。
絶頂期にステージ上で起きたファンによる凶行、時代の流れによる低迷期、妹のガン闘病などを、あっけらかんと話すところはさすが、並じゃないよ。

70歳を超えた今も日本全国を精力的に活動し続けるこまどり姉妹、是非一度見てみたい!温泉センターで、派手な浴衣着てビール飲みながら。

アメリカの音楽の映画

2010-01-13 21:29:02 | 映画・読書
             我が家で生き続けるM.J.


週末に映画を2本。

苦労話はどこにでもあります。
成功していても苦労している人はしている。

一本は、Yahoo!で評判が良かったので、マイケル・ジャクソン「 THIS IS IT」を。
うかうかとハリウッド映画を見てしまって後悔することがたまにありますが、これも同じような気持ちになりました。
実現しなかったコンサートのリハの風景。いかにもアメリカンエンターテイメントっぽい独善的なようす。まるでスポーツの世界。というか、ショーってこういうもんだよな、、、
それにもまして、完璧主義者M.J.の未完成の映像を映画にしてしまうアメリカってとこは凄いところだね。

マイケルを好きでも嫌いでもない私には苦痛の111分でありました。


自分にお年玉

2010-01-02 19:39:55 | Weblog
年越しは、つる家(本当は鞍馬みたいな硬いの食いたかったが)のそばをすすりながら、DVDにとりためてあったNHK『よみがえるビートルズ:完全版』を鑑賞。
この番組のメインは、BBCの「THE BEATLES IN THE STUDIO」
リマスターの音で楽しめるってやつです。
ビートルズってダイジェストで見ると、なんとも高揚してくるんです。
その音楽性はもちろん、そのファッションやルックスや聴衆や周りのアーチィストとの係わりの変化を、進化していくサウンドと共に見てると自然にハイな気分にね。
曲の断片聴くだけで、そのアルバム全体が思い起こされ、グッと来ちゃうんです。それの連続で昇天であります。
今回映像も面白い事に気づき、アマゾンで即イエローサブマリンを購入。


さてさて、年は明けて、今年の映画始めは、バウスシアターで「母なる証明」
映画の冒頭、いきなりお母さんの原っぱでダンスシーン。こりゃ凄い映画が始まるぞと思ったら、その通りでした。
かなり恐いお話しです。
地味な色合いの作品でしたが、満席状態でした。チラシを良く見ると、息子役のウォンビンという男、韓国四天王の一人と。おばさん客が道理でいたわけです。

ほいほい、昼の日差しの温もりの残る家へ帰って、今年のビデオ始めは、友人から借りた裸のラリーズの「首吊りの舞踏会」
94年、京都大学西部講堂にて開催された村八分のボーカルチャー坊の追悼LIVEです。
ロックにおいて「謎」でありつずける<裸のラリーズ・水谷孝>が後半、グラサンをはずして演奏してます。ビデオを撮る人が必死にアップで撮ってる感じがなんともいえません。
正月に似合わない音ですが、時間のあるときでなきゃこんなの見ないモンね。常軌を逸した大音量のギターのフィードバック・ノイズがいくらステレオの音量を下げても耳に触ります。
でも、ラリーズこそ生で見るというか、生で体験しなきゃね。鼓膜が痛いの我慢して。


はてはて、年を越してから、お年玉を頂きました。
食う寝るのダラダラ正月生活を送ったおかげで、テレビに接触する機会に恵まれました。元日のある時、テレビのリモコンをいじっていたら、なんと!NHK衛星が映ることを発見。
テレビブロスの番組欄をみては、「面白そうな番組やってていいな~」といつも思ってたんです。
それがいつの間にか、見られる!!
BS世界のドキュメンタリーでクラウス・フォアマン(リボルバーのジャケの作者)の話等ビートルズ関連や、黒人ポピュラー音楽の歴史の特集、ETC、、、
こりゃ新年早々番組チェックで急がしいわい。