勝利くんと環奈ちゃんがW主演する映画「ハルチカ」が楽しみすぎて
原作である 初野晴「退出ゲーム」を読みました。
学園部活青春とミステリが絶妙なバランスで描かれている良作で
映画がますます楽しみになった次第です。
で、ハルタとチカが青春を懸ける部活動は吹奏楽部なのですが
読んでいて、己の小学生時代の理不尽な気持ちが蘇ってきてしまい、どうにもならなくなったので
ここに書き記すことで発散したいと思います。
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私の通ったのは、4年生になると部活動に強制入部させられる小学校でした。
今頃の小学校は部活動は無く、スポーツなどは学校とは関係ない
スポーツクラブなどで行うようですが
私の子供時代はズブズブだったので、強制入部などという不条理がまかり通っておりました。
それでも、それなりに部活動の選択肢があれば、受け入れられますが
男子:サッカー部 バレー部 金管バンド※
女子:バレー部 金管バンド
生徒数は1学年100名程度で、4年生から6年生まで所属するので、約300人。
300人もいればもっと部活動の数も増やせるはずなのに、選択肢など無いに等しいものでした。
(※金管バンドというのは、吹奏楽と違い、金管楽器とパーカッションのみで構成し演奏を行います)
ここは記憶が曖昧なのですが
4年生になったとき、「バレー部も金管バンドも入部したくない」という私の意思は叶えられ
入部は免れました。何故だったんだろう。
ですが5年生になると、そういうわけにもいかなくなったようで
金管バンドに強制入部させられました。
ちょうどその年、赴任してきた音楽教師がいました。金管バンドの顧問もこの人物です。
この人物が、私の小学校時代の思い出を真っ黒なものにしました。
その1:
パーカッション担当の生徒を事ある毎に吊るしあげる
入部当時の試し演奏で、金管楽器が吹けなかった私はシンバルをやることになりました。
で、実際に部活動が始まってみると、顧問は金管楽器のパート練習のみにつき、パーカッションへは全く指導せず。
退部するまで、指導を受けたのは1回のみだったと記憶しています。
そのくせ、全体練習のときは、事ある毎にパーカッションの技術不足を指摘し
金管楽器の生徒の前で晒し者にされ、貶められました。
自主練習ばかりさせておいてこの仕打ち。理不尽ですね。
その2:
TPOをわきまえない
小学生の部活動ではありますが、地域のコンクールにも出場しました。
大体の場合、指揮者は顧問です。顧問=教師なので、きちんとしたスーツで指揮台に立ちます。
しかし、我が校の顧問は違いました。
先にステージ上でスタンバイしていた部員たちが見たものは
下品としかいいようのないゴールドのドレス(※シルエットはウェディングドレス)を
得意満面に身に纏い、指揮台まで歩いてくる顧問でした。
確かに服装は自由かもしれません。誰も咎めません。
だからといって、その場の雰囲気を壊すことは許されません。
案の定、顧問の下品なドレスにざわつき続ける客席。
悪目立ちとはこのことです。
客席の視線が痛かったです。こんな顧問に指導されている生徒なんだと思われることが辛かったです。
これは関係ないことですが、顧問はかなりのデブスで下品さに更に拍車をかけていました。
顔は別問題とは分かっていても、多感な年頃の生徒には生理的に受け付けられないものでした。
その3:
犯罪予告を生徒に公表する
1と2だけなら、まだ人間性の問題で済まされますが
これだけは教師として以前に、人として許されないことです。
「他校から借りたフリューゲルホルンをこのまま借りパクしよう」
と、部員たちに冗談抜きで言っていたことです。
借りパクなんて軽い言葉じゃ済まされません。窃盗です。
小学生が演奏するとはいえ、楽器です。フリューゲルホルンならどんなに安くても20万円はくだりません。
その後、本当に他校から借りパクしたのか、良心が働いて購入もしくは返却したのかは不明です。
この3つが重なり、私は5年生の終わりに退部を決めました。
とはいえ部活動参加は強制。簡単に認められません。
何度か担任と話し合いましたが、この担任もなかなかに酷かったので平行線、
春休み直前に、複数の教師と会議室で話し合い
「あの顧問がいる部活なんて絶対に嫌だ」という気持ちを曲げずに主張し続けたら
退部が許されました。
6年生の期間は部活をしていないということで
ありとあらゆる雑用を担任に押し付けられましたが
あんな部活に入っているよりずっとマシだと思えるものだったので、存外平気でした。
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吹奏楽部を舞台にした作品を読んで
久々に過去の記憶に触れましたが、やっぱり最悪な思い出です。
原作である 初野晴「退出ゲーム」を読みました。
学園部活青春とミステリが絶妙なバランスで描かれている良作で
映画がますます楽しみになった次第です。
で、ハルタとチカが青春を懸ける部活動は吹奏楽部なのですが
読んでいて、己の小学生時代の理不尽な気持ちが蘇ってきてしまい、どうにもならなくなったので
ここに書き記すことで発散したいと思います。
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私の通ったのは、4年生になると部活動に強制入部させられる小学校でした。
今頃の小学校は部活動は無く、スポーツなどは学校とは関係ない
スポーツクラブなどで行うようですが
私の子供時代はズブズブだったので、強制入部などという不条理がまかり通っておりました。
それでも、それなりに部活動の選択肢があれば、受け入れられますが
男子:サッカー部 バレー部 金管バンド※
女子:バレー部 金管バンド
生徒数は1学年100名程度で、4年生から6年生まで所属するので、約300人。
300人もいればもっと部活動の数も増やせるはずなのに、選択肢など無いに等しいものでした。
(※金管バンドというのは、吹奏楽と違い、金管楽器とパーカッションのみで構成し演奏を行います)
ここは記憶が曖昧なのですが
4年生になったとき、「バレー部も金管バンドも入部したくない」という私の意思は叶えられ
入部は免れました。何故だったんだろう。
ですが5年生になると、そういうわけにもいかなくなったようで
金管バンドに強制入部させられました。
ちょうどその年、赴任してきた音楽教師がいました。金管バンドの顧問もこの人物です。
この人物が、私の小学校時代の思い出を真っ黒なものにしました。
その1:
パーカッション担当の生徒を事ある毎に吊るしあげる
入部当時の試し演奏で、金管楽器が吹けなかった私はシンバルをやることになりました。
で、実際に部活動が始まってみると、顧問は金管楽器のパート練習のみにつき、パーカッションへは全く指導せず。
退部するまで、指導を受けたのは1回のみだったと記憶しています。
そのくせ、全体練習のときは、事ある毎にパーカッションの技術不足を指摘し
金管楽器の生徒の前で晒し者にされ、貶められました。
自主練習ばかりさせておいてこの仕打ち。理不尽ですね。
その2:
TPOをわきまえない
小学生の部活動ではありますが、地域のコンクールにも出場しました。
大体の場合、指揮者は顧問です。顧問=教師なので、きちんとしたスーツで指揮台に立ちます。
しかし、我が校の顧問は違いました。
先にステージ上でスタンバイしていた部員たちが見たものは
下品としかいいようのないゴールドのドレス(※シルエットはウェディングドレス)を
得意満面に身に纏い、指揮台まで歩いてくる顧問でした。
確かに服装は自由かもしれません。誰も咎めません。
だからといって、その場の雰囲気を壊すことは許されません。
案の定、顧問の下品なドレスにざわつき続ける客席。
悪目立ちとはこのことです。
客席の視線が痛かったです。こんな顧問に指導されている生徒なんだと思われることが辛かったです。
これは関係ないことですが、顧問はかなりのデブスで下品さに更に拍車をかけていました。
顔は別問題とは分かっていても、多感な年頃の生徒には生理的に受け付けられないものでした。
その3:
犯罪予告を生徒に公表する
1と2だけなら、まだ人間性の問題で済まされますが
これだけは教師として以前に、人として許されないことです。
「他校から借りたフリューゲルホルンをこのまま借りパクしよう」
と、部員たちに冗談抜きで言っていたことです。
借りパクなんて軽い言葉じゃ済まされません。窃盗です。
小学生が演奏するとはいえ、楽器です。フリューゲルホルンならどんなに安くても20万円はくだりません。
その後、本当に他校から借りパクしたのか、良心が働いて購入もしくは返却したのかは不明です。
この3つが重なり、私は5年生の終わりに退部を決めました。
とはいえ部活動参加は強制。簡単に認められません。
何度か担任と話し合いましたが、この担任もなかなかに酷かったので平行線、
春休み直前に、複数の教師と会議室で話し合い
「あの顧問がいる部活なんて絶対に嫌だ」という気持ちを曲げずに主張し続けたら
退部が許されました。
6年生の期間は部活をしていないということで
ありとあらゆる雑用を担任に押し付けられましたが
あんな部活に入っているよりずっとマシだと思えるものだったので、存外平気でした。
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吹奏楽部を舞台にした作品を読んで
久々に過去の記憶に触れましたが、やっぱり最悪な思い出です。