Cカップな日々

旅人ってやっぱ馬鹿かも

デマはデマだったのか? ~If6was9~

2011-05-28 | Weblog
震災があった3月11日、千葉の市原で石油精製施設の火災が発生しました。
その中で、「コスモ石油千葉製油所の火災は劣化ウランに延焼し関東が危機となる恐れがあるので逃げて」もしくは、「有害な物質が混じるから雨にあたるな」等のチェーンメールが拡散し、その後、政府発表は「悪質なデマ」と発表され収束していった事を覚えているだろうか?

その後に出てきている噂を追加しておく。
そのチェーンメールの出所はどうやらこの辺りだったようだ。

コスモ石油の隣にあるチッソ石油化学に保管されている劣化ウランへの 延焼を懸念するコスモorチッソ石油化学の内部の人間が流した真実の情報であった可能性。

首相官邸ホームページ・下記pdf75ページ 
http://www.kantei.go.jp/saigai/pdf/201105231700genpatsu.pdf 

以下引用

3月11日22:50
核燃料物質施設である千葉県市原市のチッソ石油化学株式会社五井製造所より、隣接するコスモ石油千葉製油所における火災が、同事業所内の核燃料物質(劣化ウラン)の保管施設に延焼する恐れがあるとの連絡あり

3月12日02:16
地元消防による消火活動により、鎮火確認。劣化ウランは不燃物質であり、不燃性壁に囲まれた倉庫に保管されているが、倉庫の状況については未確認。

以上、引用終わり。

さて、3月11日のチェーンメールは悪質なデマだったのだろうか?
はたまた、結局延焼しなかったから後だしジャンケンで「悪質」としたのだろうか?

個人的には、情報はいずれも何らかの意図が存在し一つの情報を鵜呑みにするのは危険だと思っている。そして一番危険はのは、情報ソースが一つしかない状態で一方的な意図が盛り込まれたとして、それに対する反証が難しい状態が一番怖いと思っている。

例えばね
「君たちはバカだから情報を精査し、リスクを検討し、自らの行動を決定する事なんかできないだろうから、パニックになる要素は全て排除した事実出ない情報を流しているんですよ」
って言ってくれたら判りやすいんですっきりします。
 
 津波にしても地震にしても「危険なものは危険だ」とリスクを伝えるのが行政の勤めだと思いたいのですが、その勤めを果たさずに「安全だ」といい続ける事はデマと言わないのだろうか?
 何にせよ、今のように後だしジャンケンのオンパレードをしているとそのうち誰も言っている事を信じなくなり、デマが発生しやすい状態を醸し出しますよっと。
心配してしまうのです。はい
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