Cカップな日々

旅人ってやっぱ馬鹿かも

ルートを考えてみた

2007-10-20 | 旅人の話
例えば、ユーラシアをアジアからEUに抜けるとして
やはり目指す幾つかのポイントのうち誰もがあげるのがイスタンブルだろう。

ロシアから東欧に行くルートもあるにはあるが、草原しかない場所を電車に乗るにも限界がある。どうせなら様々な国や言葉や食い物を体感したいと思うのが旅の人である。

インドから西に向かうとして、アフガニスタンルートは国境とか封鎖されるのがイヤなので避けたいところ、、、って事でパキスタンからイランに入りトルコを目指すルートがタリバン政権(アフガン内戦)以降は一般的なルートになる。

で、今回事件があったイランのバムは「もう一度アラビア圏で行きたいと思うところ」ベスト3に上げられるような場所であり、パキスタンからイランに入った旅の人が最初に立ち寄って体をイランに慣らす場所に成るだろう。(国境の町には何もない&治安悪し)

数年前に4万人が死んだとされる大きな地震による被害は甚大だが、世界遺産でもあるアルゲ・バムの遺跡には一見の価値は有るだろう。

彼が最後に泊まっていたとされるアクバル・ツーリスト・ゲストハウスは地震後も英語が通じる安宿としてかなり多くの旅行者を受け入れてきたし、それなりに名前も知られた宿でもあるので選択肢として妥当だろう。

もし、俺だったら・・
最後にどこに泊まったかその場になってみないとわからないけど、やっぱり、ココまでは彼と同じルートを通ることになりそうだ。

幾ら考えても回避できない事もある。
今回の事件はたぶん俺も巻き込まれる類の事件なんだろうなぁって思う。
政治的な取引に利用されるとか、国内世論の意味のない誹謗にあう事なく無事に還って来れる事を・・

P.S.宿の主人がイラン当局から取調べを受けているとの事ですが恐らく対外的な演出の類だと思われる。宿泊者が麻薬を持っていたのが容疑

外務省によるイラン情報
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/iran/index.html 
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旅の動機 ルージュ⇒容易受傷的女人⇒情長路更長⇒Broken Hearted Woman 

2005-08-21 | 旅人の話
中島みゆきのうたで「ルージュ」というのがある。
1979年のアルバム「おかえりなさい」に収録されている。
お世辞にも日本で売れたとの話は聞かない。

この曲をメジャーにしたのが当時北京から香港に移住しその後ニューヨークへ留学した王靖雯(シャリー・ウォン)である。彼女はアルバム「coming home」を発表。この中の「容易受傷的女人」が香港で爆発的にヒットする。

王靖雯はこの1曲で香港のスターへと躍り出て、やがて世界のスターになる。
今、彼女は王菲と名前を変え活躍を拡げている。フェイ・ウォンの方が一般的かもしれん。

王靖雯を王菲と飛躍させた「ルージュ」はすぐさま北京語バージョンが生まれた。
元ミス香港の鄺美雲によって「容易受傷的女人」の名前のまま北京語で歌ったそれは台湾、シンガポール、本土でヒットを飛ばし華僑の中にメロディーを刻み込んだ。

台湾で「情長路更長」とタイトルと歌詞を代え発表される。
シンガポールではジェシカ・ジェイがと英語バージョン「Broken Hearted Woman」を発表 
これを受けタイではタイ語バージョンとイサーン語でカバーされる。
ベトナムでは北京語バージョンからベトナム語バージョンに波及している。参照

以下、カバーの一例:カッコなし歌手名「」曲名()国の順、一部不明
メースウィ「ダザーズィー・チョーペーネービー」エイ・チャン・メイ「カラオケ・ショー」(ミャンマー)、ヌー・クィン「Nguoi Tinh Mua Dong」(ベトナム)、「メガダンス」(カンボジア)、ヨンジャ・エヴジミキ「8:15」(トルコ)など「ルージュ」の公認カバー数は32存在し、それ以上のバージョンのカバーがなされていることは確かなようだ。

ここから先は噂である。
ベトナム語のそれがアメリカ本土のベトナムコミュニティーに飛び火しアメリカ本土でベトナム語バージョンがカバーされたらしい。
トルコ語バージョンがトルコでヒットしたらしい。
バルカン半島で、反戦歌としてアレンジされ包囲されたサラエボで歌われていたらしい。
などなど、トルコ語版の「8.15」のタイトルから戦争的な歌詞がのり、それが反戦に繋がったってのも理解が出来る。

内戦がまだくすぶっているユーゴスラビアに行ったことがある。
明確な理由はなかった。ただ単に危険を冒してみたいとの欲求もあっただろう。
テレビでやっている戦争の匂いをかいでみる経験値も欲しかった。
アンダーグラウンドって映画から受けた影響もでかかった。
多分、最後の後押しをしたのはこのサラエボで日本の歌のアレンジが歌われているって噂一緒に歌ってみたかったし、これがその歌のオリジナルだぜってやりたかったんだと思う。

王菲の容易受傷的女人をカセットに押し込み成田を飛び立ったが、ヨーロッパを廻っている最中にそんなもんはどうでもよくなってきた。

かつて新大陸からトマトの苗木をヨーロッパに持ち込んだ奴がいた。でも持ち込まれただけでは文化は育たない。農民は見たこともないトマトを育て市場に出荷した。八百屋は見たこともない野菜を苦労して売り込んだ。料理人は見たこともない素材を使いトマトソースを編み出し、パスタに絡めピザにぬった。
俺たちが出来るのは文化を創ることではない。
与えられた素材の中で努力するか諦めるか……
文化なんてもんはその選択肢の中で勝手に出来るものその土地でアレンジしたものはどんなものであれその土地のものであり、ルージュでも容易受傷的女人でもない。そんな気分になった。

容易受傷的女人をサラエボで何人かに聞いてもらった。
聞いたことがないとの話。
「聞いてくれてありがと、これは俺の旅の儀式だ。そんなもんはどうでもいい。とりあえずこの土地のビールと美味い飯が喰えるとこ教えてくれ」

今考えると流れるように旅をするようになったのはここからだった。
コメント (5)
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カンボジアの噂

2005-06-18 | 旅人の話
カンボジアのアンコール観光の拠点シェムリアップ
(最近の報道ではシエムレアプとの発音をしているようだが使い慣れた発音で書いとく、エンバシーも昔の発音のままだし、、)

ここで事件がありました。 警察が突入・制圧、男児1人死亡 カンボジアの学校人質

いったいどれだけの日本人観光客がアンコール観光をしているのか不明だがこんな噂を聞いたことがある。

■「去年一年間でシェムリアップで現地の人と結婚をした日本人女性が30人以上いる」

別に人の愛だ恋だに口を挟むのもどうかと思うが、この数字は異常に多いのではないか?
噂としては日本大使館が相当に苦労しているようだ、との語尾がついていた。
現地でボランティアでもしない限り観光でせいぜい3日か4日の滞在だと思う。
一瞬あれば愛は生まれるかも知らんが、30人以上の人間にその「一瞬」は来るのか?
当然一発で結婚なんて事はないと思うので、何回か愛を確かめるために行っているかもしらん。
度胸と勢いがないと結婚なんてもんはなかなかできるもんでもないとは思うが、イキヨイ良すぎ

この噂を聞いたのは2002年頃、
あと10年もするとシェムリアップのインターナショナルスクールはとんでも無いことになっている予感がする。
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カンボジアの噂2

2005-06-01 | 旅人の話
かなり暗い噂です。腹も立つ話なので読みたい人だけ
以上の理由により6月18日の記事だが、裏(6月1日の記事)にしておきます。

カンボジアでの学校占拠事件

犯人が捕まった映像を見ていて一つの噂を思い出した。
噂の出所は、カンボジアの首都プノンペンにあるキャピトル

プノンペンの老舗のバックパッカー宿である。
安く規模も大きなことからアテのないパッカーは大体ここを目指しプノンペンをうろつくことになる。

当然、人が集まれば情報も集まり、旅行者をネタにする連中も集まる。

そのキャピトルに名物情報ノートがある。
「俗物図鑑」
普通の国の情報ノートなら近くの美味しいお店の情報やら、日常会話のイロハやら、チケットを買わずに観光地に入る情報、この辺の詐欺の手口などなどが現地を旅した旅人によって書かれているので非常に役にたつ。何処の国に行っても一度くらいは目を通した方が旅の幅が広がるもんです。

が、キャピトルにはあまりにも幅の広い連中が沈没している。
一日マリファナを撒いている奴
ベットから何日も出てこない奴
しきりに女を買いにっと騒ぐ奴
銃を握り締めてニヤついてる奴
ありとあらゆる世界からアンダーグラウンドの奴らを集めてきたような、
日本で隣にいたらとりあえず関わりを持たない事を願うような連中がかなり居る。

そんな奴等も当然書き込みをしていく。
そんな理由で俗物図鑑はかなりディープな世界の書き込みを見ることができた。

そんな中の噂
■金さえ払えばカンボジアの死刑囚を銃殺することができる。

Israelis flock to China for death row organ transplants
こいつら並みに性質が悪い

噂の真意は知らないし、確かめるつもりもない。
俗物図鑑の初期のものは盗まれ最近の物は日本大使館により没収されたと聞く。

※キャピトルは只のホテル、悪いのは集まってくる客とその客をあてにするバイタクや現地のやつらと言っておこう
※カンボジアの夜のお店のエイズ感染率は9割程度との噂もあり、東南アジア近辺ではずば抜けて高いとの事。
頼むから日本に持ち込むなよ
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