スナフキンの手紙【シェムリアップ】

えー、同報でたくさんの人に送っています。
この前の旅で会った人もしばらくぶりの人も居ますが何やカヤと丸2年ほどご無沙汰している人が多いと思います。3年前にヨーロッパやアフリカに居た人の中には忘れている人も居るかも知れません。

久方ぶりに旅行に出まして今、カンボジアのシェムリに来ています。
本当は第一回目のメールはバンコックの夜の町の話にしようと思ったのですが、何やら最初に泊まった安宿のおやじが150円でアンコールワットのあるカンボジアのシェムリアップまで行かせてやるとの話に乗った結果、タイの観光は後回しになりました。

で、タイに着いた翌朝からピックアップトラックの荷台に15時間しがみつく事になり頭蓋骨大の石やココナッツやら自転車やら水牛やら警官やらいろんな物を踏み越え、途中、ゲリラの残党に襲われる事もなくオーバーヒート２回とタイヤのパンク１回だけでシェムに到着。

何にもない一面の水田地帯から登る赤い満月がそれはそれは美しゅうございました。

翌日筋肉痛でぶっ倒れました。
教訓。カンボジアの道は道ではない。

2002.11.24のメールより
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海外安全ＨＰ【外務省】　この辺はチェックしましょう

プノンペンの夜

しばしのアンコール見学の後に首都プノンペンまで船旅、１５０人ぐらい乗れるモーターボートでトンレサップ湖を突っ切る。全然優雅ではない、しかも＄２０オーバーと高い。

で、プノンペンでヴェトナムビザを取るためにしばし休養。キャピタル避けてサダに泊り。庭に不思議な草が生えている(写真)

買い物
日本から荷物を入れてきたダンボール(バックのつもり)が船旅で死んでしまったのでバックパック買いました。＄２２也、かなりしっかりしたもので日本で買えばたぶん２万ぐらいかな。(ちなみにロゴ的にはこのメーカー)
これで僕もどこから見てもバックパッカーです。

観光
●トゥールスレーン刑務所博物館-(ポルポト時代の虐殺刑務所)
●国立博物館-クメール遺跡の総本山
で、博物館で仏像を見ていると仏像の顔の裏にコブラが巣作っていました。博物館のおばちゃんに教えると、「ナーガ」(クメール世界の蛇の神様のこと)といって笑ってお終い。もうちっと違う反応しようよ。防犯グッズとしては一級品だけども、なんか不愉快　
2002.11.28のメールより
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トゥールスレーン刑務所博物館　イメージ
カンボジア国立博物館

ミスサイゴンなんていねーぞ【サイゴン】

はいはい、無事に陸路国境を越えてサイゴンにたどり着きました。
ビザは１ヶ月間有効ですが場合によっては長く若しくは短くなると思われます。

で、この国は激しくボル。アラブ人との戦いを思い出すほどにボリます。

ＥＲＡってタバコがあります。こいつをどんなに粘って買っても3000ドンでした。
ところが北から下ってきた、最近のヴェトナムに長い、奴は2000ドンで買っています。

で、有無を言わさず2000ドン渡してタバコをヒッタクルとそれでＯＫでした。ふーーー

で、本当の所はいくらなんだと思いましたところ3500ドンで２箱ってのが現地人の相場らしいです。

まあ旅行者ですんで2000ドンが相場でしょう、ところがどっこい2000ドンで買うから売れといっても
「いいやそれは5000ドンだ」ってところから交渉が始まるんですよ。

正直この国疲れる。
写真はサイゴン『ベトナム流クリスマス』

2002.11.30のメールより
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ヴェトナム現地情報

天然記念物は美味くないその①【サイゴン】

サイゴンを後にしてベトナムを北上、海岸沿いのリゾート地ニャチャンにきています。ベトナム戦争の前の国境線で言うところの１７度線より南。画面が出るまでたばこを一服でき、モニターをヤモリが横切る粋なカフェだ。

タイ、カンボジア、ベトナムと流れてきて各国の様子を一つ。
夕方も１７時を過ぎる頃になると地元のお父さんたちも当然リュックを背負っている僕らもビヤホールに行きます。ベトナムなんかはビールが２リットルで１００円ぐらいの粋な店が探せばあります。

天然記念物は美味くないその②【サイゴン】

そんなところで飲んでいると国によって結構違いがあって面白い。当然東南アジアなのでいろんな物売りが来ていろいろと売りつけて来る。
煙草はもちろん花、本、怪しげなサングラス。クリスマスツリー、宝くじにハンモック。

カンボジアなんかではクモとかなんかのサナギなどなどを焼き肉を食っているときに売りにきました。面白がってどうすんじゃい？こんなもんと売り子に聞いたらおもむろに僕の箸を奪って一匹の７センチぐらいのクモを焼き網に乗っけやがった．．．．．。

はい、もちろん食べました。食感が海老の様でおいしゅうございました。ただ、クモって眼がいっぱいあるのよ。食べるときに眼が合うのよ、それさえなければいけると思われる。１匹２０００リアル也。

天然記念物は美味くないその③【サイゴン】

ベトナムなんかだと上の売り子の他にベトナムジッポ（ベトナム戦争のころの米軍が使っていたジッポが骨董として土産になっている。偽物多し）やカブトガニ！ｅｔｃ。が加わるがおおむね同じ。

ベトナムの方が売り子にしても客引きにしても強引でしかもボル。さすが海岸線のおいしいところだけ切り取った国。それに比べると仏教国で比較的おおらかなカンボジアは海岸線をほとんどベトナムに持っていかれるだけあっておおらかと言うか呑気。東南アジアでただ一つ海を持たないラオスも仏教国で輪をかけて呑気らしい。

写真はニャチャン港の漁船

天然記念物は美味くないその④【サイゴン】

で、当然物を売り付けるだけでなくってただ貰おうとする人たちも酒場にはやって来ます。物乞いです。子どもを抱いたおばーちゃん。ネタは無いけれども笑顔で乗り切る子ども。それからカンボジアでは松葉杖の地雷の被害者。ベトナムでトロッコだか車椅子だかに乗っているダイオキシンの被害者。ここが国境線ではっきりと違う。そしてカンボジアには５０歳以上のおっさんたちが極端に少ない。

そんなこんなで国による酒場の違いなんかを楽しんでいます。

最後にカブトガニ君。こいつもかじって試ました。食うところがほとんど無い。パサパサしてうまくない。さすがに生きた化石。翌日、深夜のバスを降りたらしっかりと腹を壊しました．．．．．．．．。食いもんじゃない。

いっしょに食った子供たちは大丈夫であったのだろうか？

明日の朝のバスで歴史の町ホイヤンに行きます。１２／９ ９：２１
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カブトガニ博物館
ベトナム戦争証跡博物館
クメールルージュについて　カンボジアに年配者が居ない理由
タイの花売り　2005.6追加

ベトナムコーヒーを飲みながら【ニャチャン・フエ】

ども、あまりに暇なんでニャチャンって町でダイビングをしました。実はライセンスは持っていたりする。
奮発フンパツ。海パンでシュノーケルもできましたが、そこから北に周ったホイアン、フエでは寒くなってきた。ヤモリ君も元気が無い。長袖を買いました。

ベトナムコーヒーのタラリ、タラリと落ちるのが良い。

遺跡の町フエにて
2002.12.15のメールより
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ニャチャンのダイビングショップ

I JUST CALL TO SAY....【エアインディア】

写真はハノイの宿から『ハノイＡｉｒ』
今、ベトナムの首都ハノイに居ます。
先週から航空会社のエアインディアのバンコック支店に電話をしているんですが、リコンファームの電話が繋がりません。

２０回以上かけていますが怪しげなアナンスが流れるだけです。何度か繋がったんですが警備員のオッサンかなんかが電話をとり９時になったら掛け直せとそのまま電話を切られました。でも９時になっても誰もでないんだなこれが、、、これだからカレー味の飛行機は．．．．。

おまけにベトナムからの電話なんで１回電話を取られるごとに１ドル取られます。今泊まっているホテルは２ドル。高いです。

しょうがないので日本に国際電話をかけて予約を伸ばしました。そんなこんなで帰国が遅くなります。ハノイから中国に抜けてラオス。それからタイに戻ります。

ハノイは半袖では夜は寒いぞとそんな気候です。でも、椰子の木も生えて居るしバナナも売ってます。そんな中でクリスマスの準備をしています。何やらカフェが閉まるのでまたメールします。ハノイより

2002.12.20のメールより
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リコンファームが必要な航空会社
リコンファームをしてみる

A列車に乗ろう(前編)【ハノイ】

ハノイ、メっチャ寒い。
そんなクソ寒い中で屋台ビールです。
つまみはあぶったイカ、１杯何十円の世界ですがなかなか良いです。

先日そこらにいた日本人数人と連れ立って屋台蟹を食べに行ったところ、これは結構値段が張るので８人で１匹食べました。

８人の異国人たちが道端で真剣なじゃんけんをし、勝った奴は取り分の大きさをまじまじと見比べていたら隣のおっさんが１匹恵んでくれました。ベトナム悪い奴だけじゃないと分かりちょいと好きになる。
写真はフエの水上集落にて
***********後半へ続く***********
ハノイのレストラン一覧　グルナビご当地版
ハノイの水上人形劇　　 金丸良子研究室ＨＰ　

A列車に乗ろう(後編)【ハノイ】

が、２３時を過ぎると公安が来て営業している屋台を片っ端から壊しに来ます。ほんまにテーブルとか壊してます。これだから社会主義の奴らは、、、と思いつつイスもテーブルも無しで立ち飲み。屋台のおばちゃんがビール樽だけ抱えて注いで回ってくれます。

タバコも2000ドンで買えるようになったので次の国へ

今日の夜行で北の少数民族の村、サパ行き。何やら６ドルもした寝台車に乗ります。

年越しは中国の雲南。坦々面でも食います。５千メートル級の山が目指す村の隣に居ます。雲南、さらに寒いのか？こっちは日焼けの皮がむけかけだと言うのに．．．寒いのか？

中古のスキーウエアを＄10にて購入しました。
非常食？赤犬だしなぁ～
2002.12.26のメールより
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ベトナムスイート　ベトナム文化の教室
ヴェトナム最新情報　カフェサイゴン
バックパッカー限定掲示板　

ベトナムの北、中国の南(前)【サパ】

サパにて「黒モン族の少女」
　
ほとんど中国との国境のあたり、サパとバクハに行ってきました。
この辺は少数民族の人がワラワラとその辺に歩いているおもろいところです。

で、毎週末近くの村から買出し＆売り込みに来るのがサパ、バクハという市場のあるところ。
それを目当てで観光に来るバックパッカー(雑貨を買いに来るＯＬなぞは見当たらない)
さらにそれを目当てでみやげ物を売りつけに来る少数民族が集まるのだす。

少数民族対バックパッカーというなんせお互い金が無い奴どうしの市場ですんで
双方あの手この手を使います。100均ショップで買ってきたデジタル腕時計をいかに高そうに見せるバックパッカーがいれば、手製の銀でないアクセサリーをいかにも銀だ！と売りつける少数民族の子供。凄惨な値引き交渉がそこココで始まるのです。

ベトナムの北、中国の南(中)【サパ】

しかし、ここサパの市場では少数民族の方が一枚も二枚も上手なのである。
なんせ少数民族の子供は日本語の交渉も出来れば英語、中国語、フランス語ぐらいまで活用して値段の交渉をするのだ。しかも買わないと泣き出す。怒る。

はっきり言って役者も違うし、客なれしているのである。
まあ、残念だけどここは怒っても仕方の無い事。なんせココは彼らの市場なんでそこにお邪魔しているのが我らバックを背負った人なのである。日本語も英語もフランス語もみんな彼らから学んだのでしょう。

なるべく邪魔者の介入が無い程度のちょっとした土産を買いほんの少しのお金を渡す。
俺って「大人になった」なぞと思っていると。「何々ちゃんからは＄1の物を買ったのに、私には半分しかお金くれない！」と怒り出す子が、、、、やっぱこの国疲れる
バクハにて「ハナモン族」

ベトナムの北、中国の南(後)【サパ】

その日の夜はサパ泊。
夜市場でこっそり耳を澄ましますと、、
隅っこから歌が聞こえます。この辺の民族の求愛で
男歌う　　女答える　→ＯＫ？or
となんとも牧歌的な歌が運がよければ聴かれます。
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翌日の日曜日はちょいと足を延ばしてバクハの市場へ

こっちの市場はまだあまり観光に毒されていないので外国語での土産物の売り込みはなし
サパよりももうちょっとのどかにお邪魔できます。
サパでガッカリした人はこちらもお試しあれ
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モン族の悲劇
モン族なＨＰ(英語)

棚田の道、天空の村(前)【元陽】

元陽という町にしばらくいます。
ここは棚田(中国では梯田)が有名で、主にハニ族という少数民族がすんごい歳月を重ねて創った棚田が見渡す限り広がっています。なにやら世界遺産にもなるとかならないとか、、

一見のも二見も価値があります。天候が不順のため結局１週間棚田を見るための滞在となりました。
で、町をふらふらしているとちょうどお正月(西暦の)だったため小学校で正月の踊りをやっているんで写真を撮りに来てくれとのオーダーがでかいカメラをぶら下げているとこんなこともあったりする。

2003.1.3のメールより
※写真は帰国後郵送いたしましたのでもしかすると哈尼(ハニ)族の小学校にあるかもです。
元陽にて「ハニ族の少女」
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電網写真館　雲南省の詳細情報
中国の少数民族　人民中国ＨＰ