関西リーグ観客数

2011-12-08 | 地域リーグ・JFL
2005~2011年度集計表(年度別)
2005~2011年度集計表(チーム別)
2011年度集計表(節毎)
※2005~2010年度集計表(節毎)は省略

関西リーグ観客数の集計表、俺にしては珍しく正確を期して数字を拾ったんで多分合ってると思う。
2005年度から順調に数字を伸ばして2007年度に9千人を超えた後、誤差の範囲で微減が続いていた観客数は今年、前年比で4割近く増やして初めて1万人の大台に乗った。また、7年間の通算では国立競技場のキャパを超える6万人に達した。ちなみに、通算5万人は今年の第1節(4/10 1200~)の太陽が丘/アスパ(計200人)、6万人は第13節(9/18 1200~)の加古川陸/鶴見/レイク(計1,050人)でそれぞれ達成。

年度毎の観客数を比べると、集客力がある1チームの増減が大きく影響する割に全体ではなだらかに推移していることに気付く。前年に1,700人以上を集めたMi-Oが去った年にはバンディや京都府勢が穴を埋め、バンディが1,300人以上減らすとアミティエとテクノネットが改組して各5百人以上増やすといった具合に、僅か年間112試合なのにしっかりと神の手が働いているのが面白い。
7年間の通算で最も多くの観客を集めているのはバンディ。神戸時代を通じて9,430人と2位以下を大きく引き離している。2位の紫光(5,397人)と3位のラランジャ(5,075人)の京都府勢はともに年平均700人以上をコンスタントに集めてきた。特に紫光は年間4桁集客を初めて達成(1,381人/2006年度)、最初の2年は関西最多で続く3年も関西2部最多と、まさに関西リーグの集客を牽引してきたチームと言える。

今年の観客増については、アルテリーヴォも多少は貢献したが、やはりバンディ・奈良ク・アミティエの精力的な普及活動に寄るところが大きい。バンディと奈良クは各1試合で1,000人を集客、活動範囲が広いアミティエはアウェーツアーを組むなどして全14試合中13試合で3桁集客という記録を打ち立てた。
今年の関西リーグの地元府県でのホームゲーム開催は全112試合中90試合、率にして80%に達した。一見当たり前に感じるが、つい数年前と比べれば格段の進歩と言える。一方で、奈良県:7/14(50%)・京都府:13/21(62%)と、府県によってバラつきが大きい。地元試合が最も少なかったのは奈良クで僅か3試合、奈良は和歌山なみに手頃なグラウンドが少ないので大変だと思う。
試合毎の観客数を数えると、今年は100人以上の試合が43試合と全試合数の4割近くにのぼった。2005年度の僅か13試合(最多220人)と比べたら、かなり観戦の敷居は低くなった気がする。ちなみに、1試合の最多観客数は2009年度にバンディが記録した1,300人。アルテリーヴォが過去最も多くの観客の前で戦ったのは2年前の天皇杯1回戦(1,122人)で、あれ以上の観客を集めて和歌山で関西リーグというのはまだちょっと想像がつかないな。

実際のところ、無料試合の「観客数」に精度は期待できないし、そんな数字を集計する意味を問われると困る…というか意味は無い。それでも記録は記録。それに、人が寄る所に関心が集まって関心が人を呼ぶ好循環で、関西リーグ――ひいてはアルテリーヴォが「観るスポーツ」として盛り上がってほしいと願う立場としては、その過程を記録で追いかけるのもまた楽しい。関西リーグは来年中にベルナベウを超えられるか?(`・ω・´)

アルテリーヴォも地道に普及活動中 (12/7読売新聞朝刊)、やはり購読紙は一択だな(´∀`)
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