関西リーグ入替戦

2013-01-19 | 地域リーグ・JFL


先週末の府県決勝・決勝戦は、獨協蹴鞠団が先制するも後半45+3分のラストプレーで高砂ミネイロが追い付き、両者譲らぬPK戦の末に1(9PK8)1のスコアで高砂が勝利した。高砂の府県決勝の戦績は1勝2PK勝1PK敗、決勝Tは2試合ともPK勝という薄氷の府県突破だった…って、なんという既視感(´∀`)

劇的な勝利を収めた高砂は関西2部昇格決定、敗れた獨協は京都紫光クラブとの入替戦に臨む。決勝のスコアどおり、獨協は高砂に劣らぬ好チーム。一方、紫光もOKFCという実力に不足ない相手とPK戦を含む強化試合を行い、また獨協と高砂の試合をしっかり偵察する等、準備万端怠りない。学生系の新しいチームが西播から這い上がるか、昨季アルテリーヴォと1部昇格を争って僅差で逃した関西きっての古豪が生き残るか…今季の関西社会人の締めくくり、この一戦は見逃せない。
なお、入替戦は45分ハーフ、90分で同点の場合は前後半10分ずつの延長戦を行う。
KSL入替戦要項

1/20(日)  西京極陸上競技場
・13:00 京都紫光クラブ - 獨協蹴鞠団
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府県決勝 準決勝

2012-12-25 | 地域リーグ・JFL
先日の府県決勝準決勝の試合結果は以下のとおり。
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● FCティアモ 1-3 獨協蹴鞠団 ○
△ 高砂ミネイロ 2(4PK3)2 三菱自動車京都 ▲
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ティアモは先制するも逆転負け、京都自工はシーソーゲームの末にPK戦で2本止められて敗れたとのこと。選手兼監督としてカマタマーレ讃岐の下松を獲得し、元Jや元JFLを含む強力な布陣を揃えたティアモでも1年での突破はならなかった。心底から府県決勝は怖いところだ。一方、勝ち上がった2チームはいずれも兵庫県勢で、これで兵庫から少なくとも1チームの関西リーグ入りが確定した。高砂だと近くのグラウンドは…カネカ高砂?日岡山? 獨協だと姫路球? 加古川とニコイチの開催が多くなりそうな予感がする。
なお、決勝と入替戦は年が明けて1月に行われる。来季の関西リーグを戦うラスト2チームは何処か、今季の掉尾を飾る絶対に見逃せない2試合となる。

<府県決勝 決勝>
1/13(日)  J-GREEN堺S1
・14:00 獨協蹴鞠団 - 高砂ミネイロ
<入替戦>
1/20(日)  西京極陸上競技場
・13:00 京都紫光クラブ - (府県決勝準優勝チーム)
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2012 KSLカップ3決・決勝+KSLアウォーズ

2012-12-24 | 地域リーグ・JFL


先日は長居第2でKSLカップ3位決定戦・決勝を観戦。
3位決定戦、阪南大クラブ-B.S.C HIRAの学生チーム対決は、阪南大クが試合を優位に進めながらバーに嫌われる等の不運もあって得点できず、典型的な「攻めながらも決め切れないうちに~」の展開。終盤にHIRAが先制し、そのまま逃げ切った。HIRAは学生応援にありがちな尻切れにならず十数人で替え歌連発。いいぞもっとやれ。
決勝はレイジェンド滋賀FC-奈良クラブ。記念品をいただいた義理で やや滋賀寄りで観戦する。奈良クの応援は20人あまり、滋賀サポは7~8人でいずれも意気軒昂、隣の長居スタから洩れる2万人の歓声をものともしない。試合は序盤こそ滋賀が集中して凌ぎチャンスを作るも、徐々に奈良クが押し込んで前半に2点を奪うと、地力の差を見せつけて後半も得点を重ねる。この試合をもって引退する三本菅が1列前でに上げ、同じく牧がゴールゲット、守護神・日野と蜂須賀も出場し、7-1の大勝でチームを去る4人の花道を飾った。滋賀も1点を返すも力及ばず。しかし、こちらも引退を決めている丸山が途中出場で意地を見せた。この時期まで楽しめる関西リーグがありがたくもあり、今季限りの選手を公式戦で見送れるチームが羨ましくもあり。

撤収作業の後、KSLアウォーズ参加のために南港へ。
今年は1部5位でチーム表彰が無いため、アルテリーヴォからはフロントのみ出席。アルテリーヴォ関連の表彰としては、辛うじて野本がベストイレブンに選出された。優勝のアミティエからベストイレブンに選出されたのは3人だが、そのうち守屋(アミティエ)は1部MVP・最多得点・最多アシストを総なめの4冠。なお、2部では岩田(滋賀)がベストイレブン・最多得点・Player of The Year(ファン選出の選手賞)と納得の3冠。来年はアルテリーヴォが表彰式の主役になれるように頑張ろう(`・ω・´)
試合写真のスライドショーは今年、アルテリーヴォを含む7チームや有志から素材の提供を受けて13分半にボリュームアップ。緑のユニの写真があればいいなぁ…程度に思ってたら、やたらとアルテリーヴォが目立ちまくりで顔が緩んでしょうがなかった。サポを写した素材を出したのも多分、ウチだけだったんだろうなぁ。
食事は去年から量的に改善され、パンとかペンネとか小麦粉ばかりだけど結構残ってた気がする。関西内外のサポが持ち寄った土産物もかつてない物量――てか物産展コーナーて。そんなこんなで、あっという間の2時間半。今年も楽しい催しだった。こういう企画が盛り上がるというのは、これはこれで完結して素敵なリーグだよなぁ。関係者の皆様ありがとうゴザイマス。

お土産はフォルマ帝塚山のショコラケーキ、それと特製サーモボトルとDVD
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府県決勝予選終了

2012-12-19 | 地域リーグ・JFL
先週末の府県決勝予選第3節の結果、決勝Tに進出する4チームが出揃った。
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Aブロック:☆1位ティアモ(6/+7)、2位Atretico(3/-2)、3位紀北(0/-9)
Bブロック:☆1位高砂(4/+1)、2位JST(3/+2)、3位NEXT(2/-3)
Cブロック:☆1位三菱自工(3/+1)、2位阪パニ(3/0)、3位海南(3/-1)
Dブロック:☆1位獨協(3/+2)、2位守山侍(3/0)、3位マキシマ(3/-2)
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詳細は Kannsai-football.info 様の まとめwiki を参照のこと。
予選結果全体を概観すると、2勝して予選突破したのはAブロックのティアモのみ。高砂はPKで黒星が付いて勝ち点差1の滑り込み、残る2つの予選ブロックでは全チームが勝ち点3で並んだため90分負したチームが2つも決勝に進出した。例年1試合でも落としたら実質終了と評される府県決勝では異例の椿事と言えるだろう。もっとも、ティアモを一応の有力候補としつつ、大本命が不在の今大会らしい結果とも言えるかもしれない。
3-6というスコアを見る限り、紀北はノーガードの殴り合いの末に敗れた模様。県内では通じる正攻法のサッカーが関西レベルで通用しない現実は厳しい。海南はライバルと勝ち点で並んだものの得失点差で涙を飲んだ。それでも、両チームが和歌山県勢で最も関西リーグに近いことに変わりはない。

今大会の決勝T進出は兵庫2・大阪1・京都1。前回は大阪2・兵庫2、2年前が大阪2・兵庫1・和歌山1、3年前も大阪2・兵庫1・和歌山1と、最近ずっと大阪府勢と兵庫県勢が府県決勝上位を占めている。2年で3チームを関西に送り込んだ大阪からさらなる新手が昇格するか、逆に2年で3チームが準決勝で敗れている兵庫県勢が今季こそ勝ち抜けるか、それとも京都から久々に企業系チームが関西入りするか? 府県決勝で最も熾烈な準決勝2試合は12/24、神戸ユニバーで行われる。

12/24(祝)  神戸ユニバーメイン
・11:30 FCティアモ - 獨協蹴鞠団
・14:00 高砂ミネイロ - 三菱自動車京都
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府県決勝予選第2節

2012-12-11 | 地域リーグ・JFL
先週末の府県決勝予選第2節の結果と暫定順位は以下のとおり。
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Aブロック:○FCティアモ 6-0 紀北蹴球団●
Bブロック:○高砂ミネイロ 2-1 JST●
Cブロック:●海南FC 0-2 阪南パニックス○
Dブロック:●獨協蹴鞠団 1-2 守山侍2000○
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Aブロック:☆1位ティアモ(6/+7)、2位Atretico(0/-1)、3位紀北(0/-6)
ティアモが連勝で本命の底力を見せつけ、紀北とAtreticoの予選敗退が決定した。試合序盤は紀北のペース、しかし得点機をものにできず、ティアモのエンジンがかかってくると前半23分からの4分程で3失点を食らう。その後は集中した守りで持ち堪えたが実力の差は明らかで、終盤に追加点を奪われて力尽きた。試合の入りが悪いティアモに対して紀北が攻勢に出た分、いざ相手が攻撃のギアを上げると後手に回ってしまった感が強い。ティアモのスクール生による力がこもった応援も選手の力になったことだろう。なお、両チームで試合に出場したアルテリーヴォの元選手は、ティアモ:CB玉置蓮、紀北:DH中川・FW大島。

Bブロック:1位JST(3/+2)、2位高砂(3/+1)、3位NEXT(0/-3)
PK勝以上でJSTの予選突破が決まるBブロックは、20人そこそこの観衆では勿体ないほどの熱戦の末に高砂が勝ち切った。ポゼッションサッカーの高砂と縦への突破力があるJST、どちらもシュート意識が高く、中盤での競り合いも激しい良い試合だった。次節、高砂はPK負以上で予選突破、高砂が90分負するとJSTが得失点差で上回り、B.S.C NEXTも5点差以上で勝てばJSTを得失点差/総得点で上回る。

Cブロック:1位阪パニ(3/+2)、2位海南(3/-1)、3位三菱自工(0/-1)
勝てば予選突破の海南が惜敗。海南と阪パニが勝ち点3で並ぶが次節、阪パニが1点差負までなら予選突破、三菱自工は2点差以上勝つと得失点差で予選突破できる。そのため、海南は予選敗退が決まっている。

Dブロック:1位マキシマ(3/+1)、2位守山侍(3/0)、3位獨協(0/-1)
守山侍が逆転勝ちで望みを繋いだ。マキシマは次節PK負以上で予選突破、獨協は90分勝すればマキシマを得失点差/総得点で上回る。獨協1-0マキシマの場合のみ、3チームが勝ち点と得失点差で並び、総得点でマキシマと守山侍が並び、直接対決で守山侍が上回って予選突破となる。

今週末に行われる第3節の日程は以下のとおり。加古川陸の2試合は、ともに予選3チームとも突破の可能性を残す熱い戦い。現地からの実況を待つ。
12/16(日)  太陽が丘陸上競技場
・11:30 三菱自動車京都 - 阪南パニックス
・14:00 紀北蹴球団 - Atletico
12/16(日)  加古川陸上競技場
・11:30 獨協蹴鞠団 - FCマキシマ
・14:00 高砂ミネイロ - B.S.C NEXT
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