暇つぶし日記

思いつくままに記してみよう

土曜だから取敢えず青空マーケットに行った

2017年04月01日 20時54分50秒 | 日常

 

2017年 4月 1日 (土)

昨日一昨日は20℃を越す春の暖かい天気が続いたけれど今日から4月に入って温度が下がり肌寒い曇り空でもあり、午前中には雨まで降っていた。 昨日の夜は久しぶりに夜更かしをして今朝起きるのが1時間遅れてしまいは抗癌剤を飲むのに半時間遅れてしまった。 だから朝食を終えた8時を廻ってもまだ眠気が残っているので寝床に戻り11まで眠った。 体調は少しづつ戻っているのでベッドにそのまま居続ける理由もなく、着替えをしてトイレを二つと浴室の掃除をした。 その後、卵かけごはんに振り掛け、味付け海苔、昆布茶で昼食を摂った。 

3時を廻って空からもう降らないだろうという気配を感じたので土曜だから取敢えず青空マーケットに行こうと思った。 買うべきものは何もない。 本屋を覗いてマーケットを眺め、ジャズカフェーで若者がライブを演っているならそれを見ようというのが大まかなプランだった。 オランダ語など殆ど読まないので偶に小説でも読もうと元日本学科の学生がアルバイトをしている本屋に入りもう10年以上前にライデン大学の新聞にエッセイを書いていた男が新刊をだしたというのでそれを眺めていた。 その男の小説は読んだことが無いのだがエッセイではうちの前を毎日通勤に乗って通うバスの中にいる人々を観察するその描写が皮肉と自己省察が混ざって面白かったことだけを覚えていてどんなものを書くのか興味が湧き買うことにしたのだった。 今の体調ではどちらかというと軽い方がいいのだが辛みがあればと選んだのだった。 金を払う時に今はオランダの読書週間だからサービスで人気作家の掌編を一冊呉れた。 そういえば何年か前にも読書週間で貰った掌編のことをここに載せたこともある。

https://blogs.yahoo.co.jp/vogelpoepjp/53465873.html

オランダ語のこういう小説を日本で読む人間などいないだろうから筋が分かってもどうということもないし、物忘れが激しい自分にこの時のように読んだ章ごとに要約を書いておこうと思う。  ブラブラと橋を渡って古レコード屋のピーターと立ち話をした。 月曜に病院で股の付け根を診てもらうことになっている、この歳になってテニスをやっているからかもしれないと言った。 今本屋で買ってきた本を見せて裏表紙の写真を見ると我々が立っているところから5mほど向うの景色に著者が後ろを向けて歩いて行くところが写っているので驚いた。 ピーターはこの男の詩集は読んだことはあるけれど小説はまだだ、うちにもLPを探しに何回か来たことがあると言った。 ピーターも昔この男が大学新聞に書いていたことを覚えていてこの男の性格ではいずれ大学を辞めることになるとは思っていたと言った。 

ジャズカフェに入ると客は沢山いたけれど真面目に聴くようなものは誰もい無さそうだった。 つまり小さな舞台の前のいくつかのテーブルにはだれも坐っていないということだ。 名前も知らないエレキベース、フェンダーストラトキャスターエレキギター、ドラムスのトリオだった。 酒が飲めないからつまらないのでここのところジンジャーエールを注文する。 ジャズというより普通のフュージョンで2曲ほど聴いたら第一セットは終わりだと言った。 普通は4時半ごろに始まるからそのつもりでくれば律儀に4時から始めたものと見える。 リーダーらしいギターにオランダ語で先生は誰だと訊いたら知らないドイツ人の名前を言った。 オランダ人だけどベルリンの音大に行ってドイツで組んだバンドだと言った。 ドイツとオランダを行ったり来たりして活動していると言った。 こっちの顔を見てベースは日本人だというのでその若い男と話した。 ボストンでジャズを学びヨーロッパに渡りこのメンバーと知り合い一緒にやっているのだという。 東京よりこっちのほうが住みやすいと言った。 自由だし音楽的刺激がある、物価が安いというのが魅力で出来ればこっちで活動したいと言った。 喰えるのかと訊けばまあまあという。 今日のギャラはいくらだと訊けば3人で450ユーロ、5万円ほどだ。 旅費は出るのかと訊けば知らないと言う。 自分は労働許可がないから契約はできずギターが差配するのだと言った。 2ステージ目が始まり技術はそこそこだけれど今までにどこかで聴いて来た70年代からの音楽に似ているのでそこを出てスーパーに廻って6時前に帰宅した。

10日ほど前に濠端に来ると陽当たりのいい水辺に水仙が開いているのでそれを撮ってここに載せた。 今日は橋を渡った反対側の濠端に咲くオレンジ色が中に印象的に襞を作っている水仙が沢山咲いているのでそれを撮った。 6時前の曇り空なので見栄えはパッとしない。 ほぼ毎日様々な花の写真を撮るけれど光がなければ綺麗な花と言えどもどこか冴えない。