遅くまで遊んでいたのと前々夜から少々寝不足だったことで今日は何も予定が無かったから目覚ましをかけずに好きなだけ寝ていた。 といっても、前夜の溜まったビールや何がしの液体も排出せずにはいられないからもうかつての膀胱力?のない老い故か8時間ほどで自動目覚ましが下腹から登ってきて寝床から這い出し、寒い寒いといいながらまた何かいい夢がみられないものかと温かみのなかにもぐりこんで目を覚ましたら午後の4時前だった。 することがあったのでモニターまえでキーボードをかちゃかちゃやっていたらもう暗くなっていた。
さて、晩飯は、、、とキッチンに降りて家人におはよう、と声をかけようとしたらそこには晩飯をせがむ猫だけで人の姿は何処にも見えない。 するとそのうち裏庭の自分のアトリエから出てきて雪が降ってたよ、外の空気を吸ってくればいい、と庭を指差すとそこは初雪が降ったあとだった。 それを知っていれば明るいうちだったら散歩に出てもいいと思っていたのだが久しぶりの居眠りを貪っていたからこうなのだ。 ただ芝生の間に飛び石状に置いてある石の上の白い雪を眺めただけだった。
まあ、いいか、まだいくらでもこういう機会はこれからあるんだから、と食事を済ませて8時のニュースを見ていたら色々この雪で不都合がでた地域のことがアメリカの外交機密文書が今度で3回目か Wikileak に流れた反響のことが報じられていた。 モニターの前にいてネットラジオでBBCワールドサービスでもヒラリー・クリントン長官が言っていた、政治的には正しいけれど切れ味の悪い言い訳もテレビニュースの画面では都合のいいところだけ編集されてでている。 世界のどこのニュースでもあちこちのニュースを聞いているとそれぞれの思惑と利害がからんでいることを知られて興味深い。 一般の我々にはこういうことが無い限りそれぞれ政府間で飛び交う、ここではアメリカに集まるものばかりだったけれど、そういうものに接する機会も無く、ああ、なるほど、いままで感じていたこともあながち間違いではなかったんだ、ということを確認することだけでも意義があると思う。
それについて台所で洗い物をしているときに同じくBBCワールドサービスの世界中から電話、メール、スカイプ、Twitter などを通じて英語でライブ討論する番組を聴いていて、もちろんこういう情報漏えいの波及効果は非西洋の危険地域にはこれが持たらす更なる被害者がでるという悪影響は否めなく、特に西洋、アラブ世界という二項対立的になりがちな時局ではこういうリーク(漏洩)でも結局西洋に利があるだけ、という意見にも一定の納得がいく。 いづれにせよ、ここでは中国、韓国、北朝鮮といったことには言及はなく中国や北朝鮮に関する情報漏えいもあれば興味深いのだがそれも漏洩するほうが事前に「検閲」をかけていたのだろうか。 日本に関しては60年以上の米偃武経済文化支配政策が功を奏して政府から国民まで幼児のままであるので少々の緊張状態にも感性は目の前しか働かないようだ。 と、こんなところで年寄りの呟きをもらしても仕方がない。
天気予報では今週の終わりにはマイナス10度以下になる、といっているのでそうなると日光、青空の晴天がつづくからその頃には近所の運河も氷の上を歩けるほどになっているかもしれない。 本来なら12月の10日頃にこういうことがあるのだが今年は例外的に早い、と予報官は言っていた。 今夜オランダで今期初めて公式野外スケート競技が行われたとも報じられていた。