60からのつれづれ日記

6回目の年男、現在は月20日ほど、午前中3時間ほどのパートでのんびりと仕事をさせてもらっています。

将棋を習う

2016-11-20 14:52:26 | 日記
盤面を見ると自分の陣地には王様1枚、確か持ち駒は角と歩の2枚。他もそれなりにハンディを
つけて駒数を落し、その中学1年生の少年が3人の小学生を相手に将棋の対戦をしています。
小学生はみんな将棋の経験者か将棋教室に通っている子供達。その盤上には普通に歩以下すべての
駒が並んでいる状態。対戦会場は道後のひめぎんホール・真珠の間。時は10月16日(日)
でした。

それぞれ手を進めて闘いが始まりますが、しばしば小学生は手を止めて熟考。そして次の
一手を打つと中学生は考える間もなく瞬時にその手に対し自分の手を進めます。するとすぐに
二人目の小学生の盤を見てこれまた即座に駒を動かす。さらに3人目の小学生が待っていて
そこも盤上をちらりと眺めてあっという間に駒を動かす。当方そばで見ていましたが、中学生は
まるで考えている風(考えている様子)がないのです。そして最後は中学生が3人に勝って
対局は終了。それで終わるのかなと思ったら、なんと中学生が駒を対戦中の途中、大きく局面が
変わったところまで並べ始めたのです。そしてなぜ負けたのか?「この時にこうやっていたら
こうなってこの駒を動かすとこうなるので、次は桂馬がこう出て銀がこう上がるとこちらが
不利になるから君の方に勝ちがあったと思うよ」と解説を始めたのです。

今しがた終えた将棋の手順を記憶しているのです!!これはプロの棋士なら当たり前のことで
NHKの将棋の番組などでその将棋の棋譜を初めから並べて、感想を言い合う場面を見ていて驚き
もしないのですが、目の前でいくら小学生相手とは言え中学1年がさらりとそれをやってのける
様子を見せられて軽いショック?!を受けました。

後で聞いて、この少年はネットで調べると確かに名前が載っていて全国レベルの大きな大会にも
出ていてそれなりの実力で優秀な成績を残しています。当然、小さい頃からやっていて英才なの
でしょう。それはさておき、この対局を見て何かに火?!がついたような……。小学生6年頃
までは将棋で遊んだような記憶は微かにあるものの、それから半世紀将棋の駒にも触ったことの
ない人間が何か刺激を受けたのは間違いありません。

そして何を血迷ったのか?よく言えば「善は急げ、思いついたら吉日」?!。悪く言えば
「軽はずみのおっちょこちょい」「年寄りの冷や水」とも言いますが…。そんなこんなで早速、
ネットで近辺の将棋教室を検索。唯一、松山市内に初心者から受講OKという講座を見つけ電話。
まずは見学をさして頂くことに。それが11月5日(土)のこと。教室は石手川沿い永木町に
ある「えひめ文化健康センター」で毎週土曜日の午後1時30分から3時30分までの講座と
なっています。初回の見学が良かったので取り敢えず12月までの講座を申し込む事に決定。
その後12日、昨日の19日と3回目を受講して来ました。とにかく駒の動かし方は知っているが
戦法や定石など全く知らない素人。これではいかんと図書館で将棋の本を借りて勉強。詰め将棋が
良いというのでそちらにも挑戦。時間があればパソコンの将棋ゲームで練習。こう書くと何か
必死さが漂いますが、言っても趣味の世界、趣味のレベル。ぼちぼちと頭の体操を兼ね、面白いと
思える間は楽しく遊びながら続けようかと思っています。




こちらでは9枚落ちでの対局が。


真珠の間で繰り広げられた子供将棋の大会。


同上。ゲーム機だけでなくアナログの遊びも忘れて欲しくないですね。


これが王が1枚での対局。右においてある角と歩が持ち駒でしょうか。これで対局が始まります。隣は終了したところです。


いざ、勉強?!意気込みだけはあっても睡眠薬になる可能性も…。積ん読だけにはしないようにしたいと思ってはいますが…。









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