ラヴリーを探して・・・

ラヴリー:美しい、素晴らしい などの意

いかに楽(ラク)して楽しく遊ぶか。それが私のテーマ。

感涙のライヴ!

2005-08-30 | 音楽
この日を待っていた。

8年ほど前、ライヴを見て一目惚れしてしまった T.T こと谷口崇のライヴに、久々に行くことができた。

一目惚れと言っても、見た目とかではなく、ライヴそのものというか・・・上手く言葉では表現できないのがもどかしところだが、ただの感動ということではなく、歌やギター、グルーヴ、存在感、全てにしびれてしまったのだ。
簡単に言うと、こんな感じ。→

谷口崇/田辺マモル ツーマン・ライヴ・ツアー 『GO! GO! WEST 2005』の、金沢でのライヴに行ってきた。

場所は、もっきりや
20歳前後の頃の数年間、たまに行ったお店だ。
JAZZバー?JAZZ喫茶?と言うのだろうか・・・、まぁ、JAZZ・音楽好きが集まるお店。

久々に訪れた金沢の街は、相変わらず、しっとりとした情緒があり、相変わらず道が狭かった。

18:30開場。もっきりやの前に、すでに数名並んでいた。
中に入り、良い場所を確保。少し改装したような感じだったが、雰囲気はそのままだった。
ビールを飲みつつ、開演を待った。

この日は、金沢でのライヴということで、T.Tのプライベートな知人などもいて、なんとなく雰囲気が違うんじゃない?という感じだった。
こうなるだろうと予測はしていたが、さすがに遠慮するだろうと期待もしていた。

がしかし、父兄参観のような感じでライヴが始まった。

2人で数曲歌い、田辺マモルさんのライヴが始まった。
田辺さんの歌、ライヴは初めてだった。第一印象は、『フォーク!』だ。
昔よく聞いていた、友部正人さんを思い出した。

そういえば、ギターと歌だけのライヴを見たのは、友部さんのライヴ以来かもしれない。
何年前だろう・・・。

田辺さんの歌とMCは、独特の雰囲気で、なぜか和んでしまった。
良い味でてますねぇ。

谷口崇ライヴは、数分間の休憩のあと始まった。

1曲目は『ヨランダ』。私の一番(!?)好きな曲だ。
歌詞と、益々磨きがかかったハイトーン、ギターの上手さに、思わずうっとり。

父兄参観状態で、MCでは、意識しているのか、ぎこちない感じは少しあったものの、子供・赤ちゃん達は、疲れて退場していたこともあり、泣き声や叫び声でしらけてしまうことはなかった。

ぐいぐいとT.Tの歌とギターに引き込まれていった。
あの抑揚、グルーヴ感は、秀逸。スゴスギル・・・。

あの凄さは、CDでは伝えきれないだろう。
ギターと歌だけで、あのグルーヴを出せるのは、谷口崇しかいない!

私の隣で見ていた人は、あまりの凄さに涙が溢れてきたと言っていた。

今まで、数々の超一流と言われるミュージシャンのライヴを見てきたが、ギター1本で、あれだけしびれる歌とギターを弾くミュージシャンは、滅多にない。上手い人ならいっぱいいるが・・・。
(ちなみに、TT以外で私がしびれたミュージシャンは、神保彰(Dr.)と、Char(サイケデリックス)です。)

ライヴを、もっともっとやってほしいなぁ。
関東近郊や、主要都市だけでなく、もっといろんな地方で。

ライヴは、19:00に始まり、22:00に終了。
ライヴとしては長時間だったが、正直、もっともっと聴きたかった。
いつまでも感動していたかった。

ますます、谷口崇に惚れたライヴだった。

ライヴ終了後、店の外で、自ら物販しているTTの姿が、なんとなく可愛く見えた。
特にミーハーなファンでもないので、何もねだらずに、その場を静かに離れた。
ライヴの余韻を胸に。

その後、夜の金沢の街を素通りし、友人宅へと直行したのだった。
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