俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五体俳句588「梅雨の月指先少し生臭い」(有馬英子)

2022-06-19 04:56:00 | 五体俳句

○五体俳句588・指先5・有馬英子01・2022-06-19(日)
○「梅雨の月指先少し生臭い」(有馬英子01)
○季語(梅雨の月・仲夏)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五体俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:梅雨真最中は身体全体が藻のような匂いを帯びる。それはとりわけ髪や指の先端に集ってくる。今はただ染まりながら待つしかない。

有馬英子(ありまえいこ)
○好きな一句「火を抱いて獣を抱いて山眠る」(『火を抱いて』2019)02
○季語(山眠る・三冬)(「→大井恒行の日日彼是」より引用)

【Profile】:1949年石川県金沢市出身、東京都品川区在住。「白(はく)」(→加藤光樹代表)同人。

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