俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩俳句586「全身の色揚げ了り蛇の衣」(アーサー・ビナード)

2022-06-09 04:56:00 | 色彩俳句

○色彩俳句586・~色39・アーサー・ビナード01・2022-06-09(木)
○「全身の色揚げ了り蛇の衣」(アーサー・ビナード01)
○季語(蛇の衣・仲夏)(「→増殖する俳句歳時記」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:木の枝に残された蛇(へび)の衣(きぬ)。抜け殻ではあるが蛇の実体がそのまま垂下っている。「色(いろ)揚(あ)げ了(おわ)り」の解釈が難しい。

アーサー・ビナード
○好きな一句「六日午前八時ぞ蟬よ鳴きやむな」(NHKBS『俳句王国』2010.7.17)02
○季語(蟬・晩夏)

【Profile】:Arthur Binard。1967年アメリカ合衆国ミシガン州生まれの詩人・俳人・随筆家・翻訳家。広島市在住。妻は詩人の木坂涼。9条の会会員。

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