俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■五感俳句579「誰彼にひきあはされて花疲れ」(安部悌子)

2022-04-18 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句579・感情29疲労感1・安部悌子01・2020-04-18(月)
○「誰彼にひきあはされて花疲れ」(安部悌子01)
○季語(花疲れ・晩春)(「『俳人年鑑』2004年版(北溟社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえくけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:満開の花を観尽くした疲れならばよい。しかし掲句はお初にお目にかかる人だらけの花見。枝の桜を観る時間より挨拶の時間が多くなれば「人疲れ」である。

安部悌子(あべていこ)
○好きな一句「二時間に一本のバス花菖蒲」02
○季語(花菖蒲・仲夏)(引用同上)

【Profile】:1929年愛知県出身。岐阜市在住。「太陽」に拠る。

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