俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句579「淡雪や折り曲げておく辞書の隅」(『優しき樹』2020)(青島玄武)

2022-04-17 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句579・折る(空間)2・青島玄武01・2020-04-17(日)
○「淡雪や折り曲げておく辞書の隅」(『優しき樹』2020)(青島玄武01)
○季語(淡雪・三春)(「→栗林のブログ」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5忌日祈念日俳句】【→俳人一覧(いいいたうえせそてとにぬねのふへほみむめゆ~)】【俳句結社索引

【鑑賞】:次元は「隅(空間)」でもいいのだが今回は「折る」。また後ほど引き直したい単語のある頁の隅を折り曲げておく。そのまま忘れてしまい折り目は辞書の中に深く眠る。

青島玄武(あおしまはるたつ)
○好きな一句「鯨幕パイナップルが振る舞はれ」(『優しき樹』2020)02
○季語(パイナップル・晩夏)(「引用同上)※「鯨幕」:葬儀の際などに使われる白黒の幕。

【Profile】:1975年熊本県熊本市出身在住。2002年作句開始。2003年→磯貝碧蹄館の「握手」に参加。後無所属。→ブログ「風雅な麻薬

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