俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■色彩集俳句568「一碧に海凪ぎわたる今朝の春」(鞍悦子)

2022-02-04 04:55:00 | 色彩俳句

○色彩集俳句568・碧5・鞍悦子01・2022-02-04(金)
○「一碧に海凪ぎわたる今朝の春」(鞍悦子01)
○季語(今朝の春・初春)(「『俳句年鑑』2017年版(角川書店)」より引用)【→色彩俳句-索引1索引2索引3索引4索引5【→俳人一覧(いいいたうえけこすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】【→俳句結社索引

【鑑賞】:寒さが無いわけではない。しかし立春の日の海は静かに凪いでいる。グラデーションさえも無い一碧(いっぺき)の春の色である。

鞍悦子(くらえつこ)
○好きな一句「埋火やこころに母を独占し」02
○季語(埋火・三冬)(「二十世紀名句手帖①愛と死の夜想曲」より引用)

【Profile】:1936年愛知県出身、静岡県富士市在住。「」(1998年→本宮鼎三が静岡で創刊。師系→秋元不死男・→上田五千石。→三田きえ子主宰。)同人。

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