俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句527「花冷えや凾古びたる智恵子抄」(松嶋光秋)

2021-04-18 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句527・古い(時間)2・松嶋光秋01・2021-04-18(日)
○「花冷えや凾古びたる智恵子抄」(松嶋光秋01)
○季語(花冷え・晩春)(「『俳人年鑑』2004年版」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4索引5 →俳人一覧(うえくけこすせそてとにぬねのはひふへほみむめもゆ~)】

【鑑賞】:「凾(はこ)」入りの詩集『智恵子抄』(1941刊・高村光太郎)。何度も読み返した詩集。久々に古い凾から取り出して開くと、花冷えが書の中にも及んでいる。


松嶋光秋(まつしまこうしゅう)
○好きな一句「梅天の底抜けて降る船溜まり」02
○季語(梅天・仲夏)(「俳句界201303別冊「平成名句大鑑」」より引用)

【Profile】:1935年埼玉県出身。1996年東京都にて「都民文芸」創刊主宰。

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