俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句502「花野にて紙を炎やせばよくねじれ」(原満三寿)

2020-10-25 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句502・捩れ(空間)3・原満三寿01・2020-10-25(日)
○「花野にて紙を炎やせばよくねじれ」(原満三寿01)
○季語(花野・三秋)(「二十世紀名句手帖⑦海と山のラビリンス」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(かきけこせそちつてにぬねのへほむめもや~)】

【鑑賞】:情景を察するにこんなことだろうか。花野の中ほどにある焼却のための穴。手紙を燃やしている。手紙の灰は捩れながら白く軽くなる。


原満三寿(はらまさじ)
○好きな一句「蜩の古書肆であさる蟬の殻」(『流体めぐり』2015)02
○季語(蜩・初秋)(「→句集『流体めぐり』深夜叢書社」より引用)※古書肆(こしょし):古書店

【Profile】:1940年北海道夕張市出身。埼玉県川口市在住。現代詩関係では第二次「あいなめ」「騒」を経て無所属。俳句関係では「海程」「炎帝」「ゴリラ」「DA句会」を経て無所属。

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