俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句500「林檎剥く己れに刃向けながら」(丹間美智子)

2020-10-11 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句500・方向(空間)4・丹間美智子01・2020-10-11(日)
○「林檎剥く己れに刃向けながら」(丹間美智子01)
○季語(林檎・晩秋)(「俳句あるふぁ増刊わたしの一句(2012年1月号)」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(かきけこせそちつてにぬねのはひへほむめも)】

【鑑賞】:今日は「リンゴの唄」の日。林檎を剥くとき、ナイフの先端はおのれに向いてはいない。しかしナイフの刃は自分に向いていることを発見した句。ナイフと林檎の句に2013/9/18「→わが心のやうな林檎があるナイフのそば」(海藤抱壺)(方法140自由律16)がある。


丹間美智子(たんまみちこ)
○好きな一句「浴室に電話取次ぐ年の暮」(『鎌倉囃子』1991)02
○季語(年の暮・暮)(「→ふらんす堂」より引用)

【Profile】:1944年神奈川県出身。→加藤楸邨に師事。「寒雷」同人。鎌倉のカレー専門店「キャラウェイ」社長。

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