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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

○五感俳句471・嗅覚97・青木泰夫01・2020-03-26(木)

2020-03-26 04:56:00 | 五感俳句

○五感俳句471・嗅覚97・青木泰夫01・2020-03-26(木)
○「蓬の香強し童女の泣くを抱き」(青木泰夫01)
○季語(蓬の香・三春)(「俳句でつかう季語の植物図鑑(山川出版社)」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきけこしすせそちつにぬねのはひふへむめもや~)】

【鑑賞】:父娘は蓬摘みをしている。「童女を抱く」という表現は、どこか突き放したような客観性を帯びている。あまりの蓬の香の強さに染まりながら。


青木泰夫(あおきやすお)(1928~1988)
○好きな一句「梅の香の距離に腰かけ一病者」(「波」)02
○季語(梅の香・初春)
【Profile】:「馬酔木」の→水原秋櫻子に師事。神奈川県藤沢市にて俳誌「」主宰。

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