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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五感俳句434・聴覚107・上田操1・2019-06-03(月)

2019-06-03 04:56:00 | 五感俳句

●五感俳句434・聴覚107・上田操1・2019-06-03(月)
○「墓へゆく日傘のうちも波の音」(『円環』1997)(上田操1)
○季語(日傘・三夏)(→「e船団バックナンバー」より引用)【→五感俳句-索引1索引2索引3 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:この墓は海浜の近くにあるのだろう。日傘の中にまで波の音が入り込んでくる。そして潮の匂いも。

 

●上田操(うえだみさお)
○好きな一句「昼深き椿の幹のかたつむり」2
○季語(かたつむり・三夏)(「名句鑑賞辞典(角川書店2000)」より引用)

【Profile】:1942年大阪府出身。1966年→山口草堂に師事。「南風」「」同人。『直面』にて俳人協会新人賞受賞。

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